【2026年9月版】スーパー・ドラッグストアの株主優待 総合利回りランキング20|買物優待券の額面+配当で比較

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株主優待
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クレジットカードは20年以上・累計約30枚を実際に発行して使い比べ、投資歴は20年。日商簿記3級。空港ラウンジや割引きっぷといった旅の固定費から、日々の支払い、株主優待まで、公式の一次情報で確かめたことだけを書いています。

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スーパーとドラッグストアの株主優待は、そのほとんどが100円券を何枚もらえるかという形をしています。金額がはっきりしているぶん、利回りの計算もしやすいカテゴリです。この記事の数字は、すべて2026年9月11日の終値で計算しています。実際に買う前には、必ずそのときの株価で計算し直してください。

対象は、スーパーマーケットとドラッグストアの株主優待のうち「その会社の店舗で使えて、額面が円で決まっている買物優待券」がもらえる銘柄です。年間の優待券額面+年間の配当金を最低投資金額で割った「総合利回り」で20社を並べました。優待の中身は各社のIRページ・適時開示PDFという一次情報で1社ずつ裏取りしています。順位は長期保有の優遇を使い切った場合の数字です(最低株数のまま到達できる範囲まで)。通常条件の数字も表に併記しました。

先に結論を6つ書きます。
1位はユナイテッド・スーパーマーケットHD(3222・マルエツ/カスミ)で総合利回り9.02%。8万円台の投資に対して年6,000円分の優待券という、他社と桁が違う水準です
24社中8社が「継続保有」を条件にしています。買ってすぐの権利確定日では1円分ももらえない会社があり、外食の優待とはここが決定的に違います
優待券のほとんどは「1,000円の買物につき1枚(100円)」という使い方です。額面どおりに使い切るには、券の10倍の金額を買う必要があります
ヤオコーは2025年10月に持株会社化し、証券コードが8279からブルーゾーンHD(417A)に変わりました。優待は健在です
イオン本体(8267)は「1%キャッシュバック」で額面が決まっていないため、本編には入れず番外編にまとめました
長く持って額面が増えるのは、20社中ライフ1社だけです。ほかの19社は増額の区分そのものがないか、加算に株数の上積み(500株・900株・1,000株など)が必要なので、買ってすぐの数字と長期保有ありの数字が同じになります

はじめにお断りしておきます。この記事は公開されている数字を整理したもので、特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。筆者は投資助言の資格を持っていません。株価も配当予想も優待制度も日々変わります。最終的な判断はご自身でお願いします。

  1. この記事の計算ルール
  2. スーパー・ドラッグストア株主優待 総合利回りランキング20(長期保有あり・2026年9月11日時点)
  3. 【1位〜5位】数字が突出している5社
    1. 1位:ユナイテッド・スーパーマーケットHD(3222)総合利回り9.02%
    2. 2位:ヤマザワ(9993)総合利回り5.82%
    3. 3位:イオン九州(2653)総合利回り5.37%
    4. 4位:エコス(7520)総合利回り5.20%
    5. 5位:イズミ(8273)総合利回り5.09%
  4. 【6位〜10位】少額で買えるものと、額面が大きいもの
    1. 6位:イオン北海道(7512)総合利回り4.76%
    2. 7位:オークワ(8217)総合利回り4.51%
    3. 8位:ツルハHD(3391)総合利回り4.37%
    4. 9位:フジ(8278)総合利回り4.35%
    5. 10位:リテールパートナーズ(8167)総合利回り4.32%
  5. 【11位〜15位】配当が主役になってくるゾーン
    1. 11位:サンドラッグ(9989)総合利回り4.15%
    2. 12位:マミーマートHD(9823)総合利回り4.12%
    3. 13位:マックスバリュ東海(8198)総合利回り4.10%
    4. 14位:カワチ薬品(2664)総合利回り4.03%
    5. 15位:マツキヨココカラ&カンパニー(3088)総合利回り3.88%
  6. 【16位〜20位】条件をよく見てから買いたい5社
    1. 16位:ヤマナカ(8190)総合利回り3.85%
    2. 17位:ライフコーポレーション(8194)総合利回り3.75%(通常条件なら3.38%)
    3. 18位:サンエー(2659)総合利回り3.60%
    4. 19位:クリエイトSD HD(3148)総合利回り3.35%
    5. 20位:アークス(9948)総合利回り3.29%
  7. 利回りでは分からない「使い切れるかどうか」比較
  8. 「1年以上持っていないともらえない」銘柄がこれだけあります
  9. 【番外編】本編に入れなかった優待
  10. 上位20社に入らなかった銘柄
  11. このカテゴリの優待は「廃止」より「統合」と「条件の追加」で消える
  12. 買う時期の話:権利付最終日と、20社の権利確定月
    1. 権利確定日ではなく「権利付最終日」に持っている必要がある
    2. 20社の権利確定月カレンダー
  13. 今回の対象から外した銘柄と、その理由
  14. よくある質問
  15. まとめ
  16. 出典
  17. あわせて読みたい

この記事の計算ルール

数字の出どころをはっきりさせておきます。

項目 この記事での扱い
総合利回り (年間の優待券額面+年間の配当金)÷ 最低投資金額 × 100
基準日 2026年9月11日の株価・会社予想1株配当
株数 優待がもらえる最低の株数。100株が基本ですが、サンエーは200株からなので、その株数で計算
優待の金額 額面(券に書かれた金額)ベース。「〇〇円相当」と会社が明記しているものはその金額を採用
継続保有 保有期間が優待の前提条件になっている銘柄は、その条件を満たした場合の額面で計算し、表に条件を明記しました。制度変更が決まっている場合は変更後の内容で計算しています
長期保有 最低株数のまま到達できる長期優遇を使い切った額面で計算し、順位もその数字で並べました。株数の上積みが必要な優遇は使いません(イズミの900株以上、オークワの500株以上、リテールパートナーズの1,000株以上など)。このカテゴリで実際に増えるのはライフ1社だけです。通常条件の数字も表に併記しています
対象 その会社の店舗で使えて、かつ額面が円で決まっている買物優待券。返金率・割引率タイプや、他社のギフト券に交換する汎用ギフトは番外編へ
裏取り 優待の中身・条件は各社の公式IRページと適時開示PDF。株価と配当予想はみんかぶ

「総合利回り」を額面で計算することの限界
額面6,000円の優待券は、6,000円の現金と同じ価値ではありません。その店に行かなければ0円ですし、100円券という形である以上、6,000円分を使い切るには年間6万円をその店で買う必要があります。月あたり5,000円です。この記事では、額面での利回りを出したうえで、「実際に使い切れるか」を別の章で比較しています。利回りだけで選ばないでください。

スーパー・ドラッグストア株主優待 総合利回りランキング20(長期保有あり・2026年9月11日時点)

順位 銘柄(コード) 主な屋号 最低投資額 年間優待 年間配当 優待利回り 配当利回り 総合利回り
長期保有あり
通常 保有条件
1 ユナイテッド・スーパーマーケットHD(3222) マルエツ・カスミ 84,300円 6,000円 1,600円 7.12% 1.90% 9.02% 9.02%
2 ヤマザワ(9993) ヤマザワ 115,100円 4,000円 2,700円 3.48% 2.35% 5.82% 5.82% 半年以上
3 イオン九州(2653) イオン・マックスバリュ 279,200円 10,000円 5,000円 3.58% 1.79% 5.37% 5.37%
4 エコス(7520) エコス・たいらや 249,900円 6,000円 7,000円 2.40% 2.80% 5.20% 5.20% 1年以上
5 イズミ(8273) ゆめタウン・ゆめマート 98,300円 2,000円 3,000円 2.03% 3.05% 5.09% 5.09%
6 イオン北海道(7512) イオン・マックスバリュ 86,100円 2,500円 1,600円 2.90% 1.86% 4.76% 4.76%
7 オークワ(8217) オークワ 79,800円 1,000円 2,600円 1.25% 3.26% 4.51% 4.51% 1年以上
8 ツルハHD(3391) ツルハドラッグ・ウエルシア 224,500円 5,000円 4,800円 2.23% 2.14% 4.37% 4.37%
9 フジ(8278) FUJI・マルナカ 206,700円 6,000円 3,000円 2.90% 1.45% 4.35% 4.35%
10 リテールパートナーズ(8167) マルキョウ・マルミヤ 139,000円 2,000円 4,000円 1.44% 2.88% 4.32% 4.32%
11 サンドラッグ(9989) サンドラッグ・ダイレックス 366,500円 2,000円 13,200円 0.55% 3.60% 4.15% 4.15%
12 マミーマートHD(9823) マミーマート・生鮮市場TOP 100,100円 2,000円 2,120円 2.00% 2.12% 4.12% 4.12% 1年以上
13 マックスバリュ東海(8198) マックスバリュ 329,500円 5,000円 8,500円 1.52% 2.58% 4.10% 4.10%
14 カワチ薬品(2664) カワチ薬品 372,500円 5,000円 10,000円 1.34% 2.68% 4.03% 4.03%
15 マツキヨココカラ&カンパニー(3088) マツモトキヨシ・ココカラ 247,350円 4,000円 5,600円 1.62% 2.26% 3.88% 3.88%
16 ヤマナカ(8190) ヤマナカ 52,000円 1,000円 1,000円 1.92% 1.92% 3.85% 3.85% 1年以上
17 ライフコーポレーション(8194) ライフ 266,600円 2,000円
3,000円
7,000円 1.13% 2.63% 3.75% 3.38% 1年以上
3年以上で増額
18 サンエー(2659) サンエー 667,000円
※200株
2,000円 22,000円 0.30% 3.30% 3.60% 3.60%
19 クリエイトSD HD(3148) クリエイト 331,000円 1,500円 9,600円 0.45% 2.90% 3.35% 3.35%
20 アークス(9948) ラルズ・ユニバース 370,500円 4,000円 8,200円 1.08% 2.21% 3.29% 3.29% 1年以上

出典:優待内容は各社IR公式ページ(各社の項で個別に記載)。株価・会社予想1株配当はみんかぶ2026年9月11日の終値時点。利回りは、これらの数値をもとに筆者が計算しています。サンドラッグのPB商品無料引換券は円の記載がないため、額面のある優待券2,000円のみを算入しました。

この表から見えること
1位と2位の差が3.2ポイントもあります。ユナイテッド・スーパーマーケットHDだけが9%台で、2位以下は5%台からの団子状態です
最低投資額が10万円を下回るのは5社(ヤマナカ5.2万円、オークワ8.0万円、ユナイテッド・スーパーマーケットHD8.4万円、イオン北海道8.6万円、イズミ9.8万円)。外食の優待に比べて、少額で買える銘柄が上位に集まっています
20社すべてに配当があります。無配の会社が上位に並んだ外食編とは対照的で、配当利回りだけで2%を超える会社が13社あります。優待がなくなっても配当が残るぶん、崩れ方がおだやかなカテゴリです
優待利回りが配当利回りを上回るのは7社だけ。このカテゴリの総合利回りは、半分以上が配当で作られています
長期保有で順位が動くのはライフ1社だけ(3年以上で2,000円→3,000円、18位→17位)。外食や家電のカテゴリと違って、このカテゴリは「長く持つほど増える」より「条件を満たすまで持ち続けられるか」が勝負になります

【1位〜5位】数字が突出している5社

1位:ユナイテッド・スーパーマーケットHD(3222)総合利回り9.02%

最低投資額 84,300円(100株)/年間優待 6,000円/年間配当 1,600円
優待利回り 7.12% + 配当利回り 1.90% = 総合利回り 9.02%

マルエツ・カスミ・いなげやを傘下に持つ会社です。8万円台の投資で年6,000円分という、このカテゴリでは突出した水準で、2位以下に3.2ポイントの差をつけています。

優待は100円値引券を1回につき30枚(3,000円分)、2月末と8月末の年2回で年間6,000円分。100株からこの枚数がもらえるのが効いています。

優待券と優待品は「どちらか一方」です。公式には「『株主様ご優待券(100円値引券)』または、ご希望の『ご優待品』のいずれかを贈呈いたします」と書かれています。優待品はカレーバラエティセット、信州本十割そば詰合せ、飛騨牛カレーなど12品目から1つを選ぶ形で、こちらには円の表示がありません。利回りで選ぶなら優待券一択です。

使えるのはマルエツ、カスミ、いなげや、イオンフードスタイルの各店舗(テナントを除く)。ただしマックスバリュエクスプレス東大和店・梅島店、マルエツ魚悦糀谷店、カスミ筑波大学店などは対象外と個別に指定されています。近所の店が除外リストに入っていないか、買う前に確認しておく価値はあります。

発送は2月末基準分が6月中旬、8月末基準分が12月中旬。現金との交換はできず、たばこ・商品券・ギフト券・印紙などには使えません。有効期限は「過ぎた場合は無効」とあるだけで、具体的な期間は公式に書かれていません。

出典:ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス「株主優待制度」

2位:ヤマザワ(9993)総合利回り5.82%

最低投資額 115,100円(100株)/年間優待 4,000円/年間配当 2,700円
優待利回り 3.48% + 配当利回り 2.35% = 総合利回り 5.82%

山形・宮城を地盤とするスーパーです。100円券20枚(2,000円分)が年2回で年間4,000円分。11万円台でこの額面は効率が良い部類です。

ただし半年以上の継続保有が条件です。公式の定義は「2月末日現在及び8月31日現在の両基準日において株主名簿に同一の株主番号で連続して記載又は記録され、かつ、1単元(100株)以上の当社株式を保有していること」。買ってすぐの権利確定日ではもらえません。

優待券のほかに、中間期は新米2kg、期末は全国共通ギフトカード1,000円分を選べます。ギフトカードは優待券(2,000円分)の半額なので、額面だけを見れば優待券が有利です。

使えない商品がかなり細かく決まっています。対象は株式会社ヤマザワおよびヤマザワ薬品(調剤薬局を除く)の直営売場で、たばこ、お花、地場野菜、お酒全品、雑誌、自販機商品、非課税ゴミ袋、ごみ証紙類、100円均一商品は除外。お酒が全品対象外という点は、他社にはあまりない条件です。また利用条件が「1,000円(税抜)以上」と税抜基準になっています。

有効期限は中間期分が翌年5月31日まで、期末分が同年11月30日まで。発送は中間期が11月中、期末が5月下旬です。

出典:ヤマザワ「株主優待制度」

3位:イオン九州(2653)総合利回り5.37%

最低投資額 279,200円(100株)/年間優待 10,000円/年間配当 5,000円
優待利回り 3.58% + 配当利回り 1.79% = 総合利回り 5.37%

年間10,000円相当は、この20社で最大の額面です。100円券50枚が年2回。公式の表にも「※年間10,000円相当」と明記されています。継続保有の条件はありません。

九州の会社ですが、券は全国で使えます。公式に挙げられている運営会社は、イオン九州・イオン北海道・イオンリテール・イオン琉球・マックスバリュ東海・フジ・イオンビッグ・マックスバリュ関東・イオン東北・マックスバリュ北陸・光洋・イオンマーケット・まいばすけっと。イオン、マックスバリュ、まいばすけっと、ザ・ビッグの直営売場で使えるので、九州在住でなくても消化できます。この記事のなかでは、使える範囲がもっとも広い部類です。

弱点は投資額が28万円弱と大きいこと。額面は最大でも、投資効率では1位に及びません。有効期限や発送時期は公式ページに記載がありません。

出典:イオン九州「株主優待制度」

4位:エコス(7520)総合利回り5.20%

最低投資額 249,900円(100株)/年間優待 6,000円/年間配当 7,000円
優待利回り 2.40% + 配当利回り 2.80% = 総合利回り 5.20%

関東を地盤とする「エコス」「たいらや」の運営会社です。優待は100円券60枚を1冊(6,000円分)、年1回。年1回でこの枚数は、このカテゴリでは多いほうです。

原則は1年以上の継続保有が条件ですが、公式に「2026年2月末日基準の株主優待に限り、1年以上の継続保有条件はありません」と明記されています。条件が一時的に外れる年がある珍しいケースです。

優待券のかわりにコシヒカリ4kgも選べます。米を選んだ場合の円換算は公式に書かれていないため、この記事では優待券の額面で計算しました。申込の案内は5月上旬に封書で届き、米の発送は9月下旬〜10月中旬です。

有効期限は翌年6月30日まで。エコスグループ全店で、1,000円(税込)ごとに1枚使えます。

出典:エコス「株主優待制度」

5位:イズミ(8273)総合利回り5.09%

最低投資額 98,300円(100株)/年間優待 2,000円/年間配当 3,000円
優待利回り 2.03% + 配当利回り 3.05% = 総合利回り 5.09%

「ゆめタウン」「ゆめマート」を展開する中国・四国・九州の会社です。10万円を切る投資額で、配当利回りが3%を超えているのが効いています。優待は100円券10枚(1,000円分)が年2回。

2026年3月に1株→3株の株式分割をしています。これに伴って優待の株数基準も見直され、2026年8月31日を基準日とする分から新基準になりました。新基準では100株以上=10枚(1,000円相当)で、分割前の100株(=分割後300株)は20枚のまま。分割後100株という新しい区分が追加された形です。1単元あたりの投資効率は分割前より良くなっています。

優待券のかわりにQUOカード500円も選べますが、額面は優待券(1,000円分)の半額です。使えるのはゆめタウン、ゆめマート、ユアーズ、デイリーマート、サンライフ、はなわ、ゆめマート熊本サニーの直営売場。たばこ、酒類、印紙、切手、商品券、各種チケット類、配達料には使えません。

有効期限は2月末基準分が同年11月30日、8月末基準分が翌年5月31日。発送は5月下旬と11月上旬です。長期保有の上乗せは分割後900株以上が対象なので、100株では届きません。

出典:イズミ「配当・株主優待」

【6位〜10位】少額で買えるものと、額面が大きいもの

6位:イオン北海道(7512)総合利回り4.76%

最低投資額 86,100円(100株)/年間優待 2,500円/年間配当 1,600円
優待利回り 2.90% + 配当利回り 1.86% = 総合利回り 4.76%

北海道でイオン・マックスバリュを運営する会社です。100円券25枚(2,500円分)を年1回、2月末基準。継続保有の条件はありません。

イオン九州と同じく、券は全国のイオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、まいばすけっと、ザ・ビッグ、ダイエー、KOHYO、ピーコックストア、マルナカ、フジの直営売場で使えます。北海道の会社ですが、道外に住んでいても問題なく消化できます。

併用のルールが公式に明記されている数少ない会社です。クレジットカード払いとの併用が可能で、他のクーポン・割引券とも併用できます。WAON POINT払いは、優待券を使ったあとの残額に充てられます。使えないのは酒類・タバコ・切手・印紙・ハガキ・商品券・プリペイドカード・処方箋医薬品で、ネットショップと専門店も対象外です。

有効期限は発行後1年間。500株以上の個人株主はイオンラウンジが利用できます。長期保有の上乗せ(イオンギフトカード)は3年超かつ500株以上が条件なので、100株では対象外です。

出典:イオン北海道「株主優待制度」

7位:オークワ(8217)総合利回り4.51%

最低投資額 79,800円(100株)/年間優待 1,000円/年間配当 2,600円
優待利回り 1.25% + 配当利回り 3.26% = 総合利回り 4.51%

和歌山を本拠に近畿・東海で店舗を展開する会社です。8万円を切る投資額と3.26%の配当利回りで、優待の額面は小さいものの上位に食い込みました。

2027年2月20日を基準日とする分から、制度が大きく変わります。変更点は2つです。
1年以上の継続保有が必須になります。公式の定義は「毎年2月20日、8月20日を基準日とする株主名簿に、同一株主番号で100株以上の保有が直近基準日から遡って連続して3回以上7回未満記録されている株主様」
・そのかわり100株の金額が500円分から1,000円分に上がります(3年以上・500株以上なら大幅増額)
この記事ではこれから買う人に適用される変更後の1,000円で計算しています。

基準日は2月20日で年1回、贈呈は毎年5月。8月20日は継続保有の回数を数えるためのチェックポイントで、贈呈の基準日ではありません。

優待の中身は住んでいる場所で自動的に決まります。和歌山県・奈良県・大阪府・三重県・愛知県・岐阜県に住んでいればオークワ商品券、それ以外の地域ならQUOカード。額面はどちらも同じです。2025年9月30日の開示で、地域外の株主向けがUCギフトカードからQUOカードに変わりました。

出典:オークワ「株主優待制度の変更に関するお知らせ」(2025年12月26日)

8位:ツルハHD(3391)総合利回り4.37%

最低投資額 224,500円(100株)/年間優待 5,000円/年間配当 4,800円
優待利回り 2.23% + 配当利回り 2.14% = 総合利回り 4.37%

この記事のなかでもっとも新しく制度が変わった銘柄です。2026年1月8日の開示で優待が全面的に刷新され、2026年2月末日現在の株主から適用されています。

変更の中身は、拡充と縮小が同時に起きています。
対象が500株以上から100株以上に引き下げられました。これが利回り面では一番大きい
・金額が2,500円/5,000円/10,000円から5,000円/10,000円/15,000円に引き上げ
・一方で株主優待カード(500株以上・5%割引)は廃止
長期保有特典(3年以上かつ500株以上)も廃止
・寄付の選択肢が新設(同額をむすびえへ寄付)

きっかけは2025年12月1日のウエルシアHDとの経営統合です。全国47都道府県をカバーする体制になったことを受けての刷新で、優待券はツルハグループ各店とウエルシアグループ各店の両方で使えます。ドラッグストアの優待としては、使える店の広さが群を抜いています。

弱点は有効期限が発行から6か月と短いこと、そしておつりが出ないことです。公式に「額面以上にてご利用ください」と書かれています。保険調剤、タバコ、雑誌・書籍、補聴器、商品券、切手・印紙、宅配便料金、公共料金の収納代行には使えません。発送は5月下旬の株主総会終了後です。

出典:ツルハホールディングス「株主優待制度」

9位:フジ(8278)総合利回り4.35%

最低投資額 206,700円(100株)/年間優待 6,000円/年間配当 3,000円
優待利回り 2.90% + 配当利回り 1.45% = 総合利回り 4.35%

四国・中国地方でFUJI、マルナカ、BIGなどを展開する会社です。100株で年6,000円分は、20万円台の投資としては大きい部類です。

優待は3つのコースから1つを選ぶ形で、金額が異なります。

コース 100株の場合
Aコース:株主優待券 6,000円分
Bコース:フジネットショップポイント 3,000円相当
Cコース:地域特産品 3,000円相当

Aコースだけ倍の金額なので、利回りで選ぶならAコース一択です。

優待券はフジグループ直営店に加えて、全国のイオングループ店舗(イオン、イオンスタイル、マックスバリュ、まいばすけっと、ザ・ビッグ、ダイエー、グルメシティ、KOHYO、ピーコックストアなど)で使えます。ただしネットショップでは使えません

基準日は2月末日で年1回。2022年4月8日の開示で年2回から年1回に変更されています。有効期限は翌年6月30日まで、発送は6月下旬。8月末を基準日とする長期保有優待(新米)もありますが、こちらは300株以上かつ1年以上が条件です。

出典:フジ「株主優待制度」

10位:リテールパートナーズ(8167)総合利回り4.32%

最低投資額 139,000円(100株)/年間優待 2,000円/年間配当 4,000円
優待利回り 1.44% + 配当利回り 2.88% = 総合利回り 4.32%

九州・山口でマルキョウ、マルミヤストア、マルキュウを展開する会社です。優待は100円券10枚(1,000円分)が年2回で年間2,000円分。継続保有の条件はありません。

総合利回りの3分の2は配当です。優待の額面は控えめですが、配当利回り2.88%が下支えしています。

JCBギフトカードを選ぶBコースもありますが、1,000株以上の株主だけが対象で、同じ株数ならAコース(優待券5,000円分)よりBコース(3,000円分)のほうが少なくなります。100株の株主に選択肢はありません。

使えるのはマルキュウグループ(不動産事業部を除く)、マルミヤストアグループ、マルキョウの各店舗。有効期限は公式ページに記載がありません。長期保有の上乗せは3年以上かつ1,000株以上が条件です。

出典:リテールパートナーズ「株主優待情報」

【11位〜15位】配当が主役になってくるゾーン

11位:サンドラッグ(9989)総合利回り4.15%

最低投資額 366,500円(100株)/年間優待 2,000円/年間配当 13,200円
優待利回り 0.55% + 配当利回り 3.60% = 総合利回り 4.15%

配当利回り3.60%は、この20社で最高です。優待利回りは0.55%しかないので、実質的には高配当銘柄として見るべき1社になります。

優待は3月31日基準の年1回で、公式ページには2つが並記されています。ひとつは12種類のPB商品から1種類を選ぶ無料引換券、もうひとつは優待券2,000円分です。

PB商品の引換券には円の表示がありません。そのため、この記事では額面がはっきりしている優待券2,000円分だけを利回りに算入しました。実際にはPB商品も受け取れるのであれば、体感の利回りはもう少し高くなります。

使えるのはサンドラッグ、サンドラッグプラス、ドラッグトップス、ダイレックス、macの各店舗通信販売には対応していません。ダイレックスの店舗では一部商品が取り寄せ対応になります。有効期限と発送時期は公式ページに記載がありません。

出典:サンドラッグ「株式情報」

12位:マミーマートHD(9823)総合利回り4.12%

最低投資額 100,100円(100株)/年間優待 2,000円/年間配当 2,120円
優待利回り 2.00% + 配当利回り 2.12% = 総合利回り 4.12%

埼玉を地盤に「マミーマート」「生鮮市場TOP」を展開する会社です。ちょうど10万円で買えて、優待と配当がきれいに半々という構成になっています。

優待は100円券10枚(1,000円分)が3月末・9月末の年2回で年間2,000円分。マミーマート、生鮮市場TOP、マミープラスの全店舗で使えます。

100株〜499株の株主だけ、1年以上の継続保有が条件です。500株以上なら条件はありません。この区分限定の条件は2025年11月14日の開示で導入され、2026年3月31日現在の株主名簿から適用されています。なお、2025年4月〜2026年3月に新たに買った株主向けには、贈呈を前倒しする特例措置も設けられています。

発送時期・有効期限・除外店舗については公式に記載がありません。

出典:マミーマートホールディングス「株主優待制度」

13位:マックスバリュ東海(8198)総合利回り4.10%

最低投資額 329,500円(100株)/年間優待 5,000円/年間配当 8,500円
優待利回り 1.52% + 配当利回り 2.58% = 総合利回り 4.10%

静岡・愛知を中心にマックスバリュを展開する会社です。優待は100円券50枚綴り1冊(5,000円分)を年1回、2月末基準。

優待品コース(お米・お茶・お肉・お酒・しぐれ煮・食の備蓄)との選択制ですが、優待品コースには円の表示がなく、どちらが得かは公式の情報だけでは判断できません。なお何も指定しなければ優待券が送られてきますので、放っておけば額面のあるほうを受け取れます。

券はイオン北海道・イオン九州と同じく全国のイオン、マックスバリュ、まいばすけっと、ザ・ビッグ、ダイエー、KOHYO、ピーコックストア、マルナカ、フジの直営売場で使えます。ただし自社のマックスバリュエクスプレス大和つきみ野店は対象外という個別指定があります。テナント・専門店とネットショップも対象外です。

有効期限は発行翌年の6月30日まで。選択の案内ハガキは5月上旬に届きます。100株以上でイオンラウンジの会員番号が4月下旬に案内されます

出典:マックスバリュ東海「株主優待制度」

14位:カワチ薬品(2664)総合利回り4.03%

最低投資額 372,500円(100株)/年間優待 5,000円/年間配当 10,000円
優待利回り 1.34% + 配当利回り 2.68% = 総合利回り 4.03%

北関東を地盤とするドラッグストアです。優待は500円券10枚綴りで1冊(5,000円分)、年1回。このカテゴリでは珍しく500円券を採用しています。

権利確定日が3月15日です。3月末ではありません。このカテゴリで「月末以外」を基準日にしているのは、カワチ薬品(3月15日)、平和堂(2月20日・8月20日)、オークワ(2月20日)、ヤマナカ(3月20日)の4社だけです。月末だと思って買うと1か月待つことになります。

使い方は「券面額(500円)以上のお買上げ時に利用可能」。つまり500円以上の買物なら1枚使えるので、100円券より条件はゆるいことになります。ただしおつりは出ません。商品券・たばこ・雑誌・ハガキには使えず、調剤薬局は対象外です。

面白いのは使わなかった券の扱いで、未使用の1冊を8月末までに返送すると全国共通お米券5枚に交換できます。使い切れなさそうなときの逃げ道が用意されている珍しい制度です(お米券の円換算は公式に記載がないため、利回りには算入していません)。

有効期限は翌年6月末日まで、発送は6月中旬です。

出典:カワチ薬品「株主優待制度」

15位:マツキヨココカラ&カンパニー(3088)総合利回り3.88%

最低投資額 247,350円(100株)/年間優待 4,000円/年間配当 5,600円
優待利回り 1.62% + 配当利回り 2.26% = 総合利回り 3.88%

この20社で唯一、券ではなくポイントで配る会社です。マツキヨココカラポイントが1回2,000ポイント(2,000円分)、3月末・9月末の年2回で年間4,000円分。継続保有の条件はありません。

ポイントなので、券より使い勝手は良くなります。「1,000円につき1枚」といった枚数制限がなく、1円単位で消化できます。使えるのはマツモトキヨシとココカラファインの各グループ店舗、およびオンラインストア。この記事のなかではネット通販で使えることが公式に明記されている数少ない銘柄です。調剤薬局で処方される薬には使えません。

2026年5月13日の開示で拡充が決まり、2026年9月30日を基準日とする分から、1,000株以上を3年以上保有する株主は1回10,000円分(年20,000円分)に増えます。ただし100株の株主には関係がありません。

有効期限は公式に記載がありません。ポイントのかわりに同額を寄付することもできます。

出典:マツキヨココカラ&カンパニー「株主優待制度」

【16位〜20位】条件をよく見てから買いたい5社

16位:ヤマナカ(8190)総合利回り3.85%

最低投資額 52,000円(100株)/年間優待 1,000円/年間配当 1,000円
優待利回り 1.92% + 配当利回り 1.92% = 総合利回り 3.85%

名古屋を地盤とするスーパーです。最低投資額52,000円はこの20社で最安。金額の小ささで選ぶならこの銘柄になります。

優待は自社の「グラッチェプラスカード」に1,000円をチャージできる引換券で、年1回・3月20日基準。他社の電子マネーではなく、ヤマナカの店舗でしか使えません。お米1,000円分との選択制ですが、100株ならどちらも同額です。

継続保有が必須です。公式の定義は「毎年9月20日および3月20日の基準日において、連続3回以上同じ株主番号にて100株以上保有されていることが当社株主名簿に記録されている株主様」。実質1年以上の保有が必要で、買ってすぐの基準日ではもらえません。

発送は7月中旬頃、電子マネーへの引換期限は配布翌年の7月31日までと約1年あります。商品券・はがき・切手・印紙類など一部商品は利用が制限される場合があります。

出典:ヤマナカ「株主優待制度」

17位:ライフコーポレーション(8194)総合利回り3.75%(通常条件なら3.38%)

最低投資額 266,600円(100株)/年間優待 2,000円 → 3,000円(3年以上)/年間配当 7,000円
優待利回り 1.13% + 配当利回り 2.63% = 総合利回り 3.75%
長期保有の条件を満たさない場合は 3.38%

首都圏と近畿圏で「ライフ」を展開する大手です。優待制度そのものが2025年1月10日に新設されたばかりで、この20社ではもっとも歴史が浅い部類になります。

1年以上の継続保有がないと、何ももらえません。公式の定義は「毎年2月末日、8月末日時点の当社株主名簿に同一の株主番号で3回以上連続して記載または記録」。3年以上(7回以上連続)まで保有すると、100株でも2,000円分から3,000円分に増えます。この記事は到達できる上限で並べているので、3年以上の3,000円分で計算しました。1年以上3年未満なら2,000円分です。

優待はライフ商品券/ライフのPB商品詰合せセット/社会貢献活動団体への寄付の3択。PB詰合せと寄付の金額は公式に明記されていないため、この記事では商品券の額面で計算しました。

基準日は2月末日で年1回、発送は毎年8月上旬から下旬です。有効期限や使える店舗の範囲、おつりの有無は、開示資料にも公式ページにも書かれていません

出典:ライフコーポレーション「株式分割および株主優待制度の新設に関するお知らせ」(2025年1月10日)

18位:サンエー(2659)総合利回り3.60%

最低投資額 667,000円(200株)/年間優待 2,000円/年間配当 22,000円
優待利回り 0.30% + 配当利回り 3.30% = 総合利回り 3.60%

沖縄県で圧倒的なシェアを持つスーパーです。この20社で唯一、100株では優待がもらえません。公式の贈呈基準表は200株からで、100株の区分そのものが存在しません。

そのため最低投資額は66万7,000円と、20社で断トツに高くなります。優待は1,000円券2枚(2,000円分)の年1回なので、優待利回りは0.30%。実質的には配当利回り3.30%の銘柄です。

沖縄県外に住んでいる場合は、同額のVJAギフトカードが送られてきます。沖縄県内の株主は、サンエー全店(衣料・食品フロア、テナント各店)に加えて和風亭、かつ乃屋、どん家、タリーズコーヒーなどのレストラン全店でも使えます。県内在住かどうかで使い道が大きく変わる銘柄です。

有効期限と発送時期は公式ページに記載がありません。

出典:サンエー「株主優待制度」

19位:クリエイトSD HD(3148)総合利回り3.35%

最低投資額 331,000円(100株)/年間優待 1,500円/年間配当 9,600円
優待利回り 0.45% + 配当利回り 2.90% = 総合利回り 3.35%

神奈川を地盤とするドラッグストアです。優待は500円のお買物優待券3枚(1,500円分)を年1回、5月31日基準。このカテゴリで5月末が基準日なのはこの1社だけです。

代替の選択肢は、額面が180円少なくなります。対象店舗のない地域に住んでいる場合などは全国共通お米券3枚(1,320円分)を選べますが、お買物優待券の1,500円分より少額です。カタログギフトも用意されていますが、こちらは300株以上が対象です。

券面額以上の税込購入時に使う形で、調剤薬局では使えません。処方箋薬やタバコなど一部商品も対象外です。有効期限は発効日から1年間。発送時期は公式に記載がありません。

出典:クリエイトSDホールディングス「株主優待制度」

20位:アークス(9948)総合利回り3.29%

最低投資額 370,500円(100株)/年間優待 4,000円/年間配当 8,200円
優待利回り 1.08% + 配当利回り 2.21% = 総合利回り 3.29%

北海道・東北・北関東でラルズ、ユニバースなどを展開する会社です。2025年9月16日の開示で、2027年2月末日を基準日とする分から制度が変わります

オークワと同じく、拡充と条件の厳格化が同時に起きます。
1年以上の継続保有が必須に。定義は「毎年2月末日および8月末日現在の当社株主名簿において、同一株主番号で連続3回以上、かつ、そのすべての時点において100株以上の保有が記載または記録されている株主様」
・そのかわり100〜499株の商品券が2,000円分から4,000円分へ倍増
1,000株以上向けのカタログギフトは2026年2月末基準分で終了
この記事ではこれから買う人に適用される変更後の4,000円で計算しています。

優待はアークスグループ商品券/アップルジュース/青森県産りんご/VJAギフトカードから1つを選ぶ形。商品券が4,000円分に対しVJAギフトカードは3,000円分と、額面が異なります

商品券は北海道、東北および北関東地方に展開するアークスグループ各店で使えますが、カインズでは利用できませんと公式に明記されています。発送は2027年分が7月末の予定。有効期限は公式FAQにも記載がありません。

出典:アークス「株主優待制度」

利回りでは分からない「使い切れるかどうか」比較

ここでは使える店の広さ・1枚の使い方・有効期限・ネット通販・おつりを並べました。公式サイトに記載がないものは「記載なし」としています。

順位 銘柄 使える店 1枚の使い方 有効期限 ネット通販 おつり
1 U.S.M.H マルエツ・カスミ・いなげや・イオンフードスタイル
一部店舗は対象外
1,000円ごとに1枚 記載なし 記載なし ×(現金交換不可)
2 ヤマザワ ヤマザワ・ヤマザワ薬品
調剤薬局は除く
1,000円(税抜)ごとに1枚 約9〜12か月 記載なし 記載なし
3 イオン九州 全国のイオン・マックスバリュ・まいばすけっと等の直営売場 1,000円ごとに1枚 記載なし 記載なし 記載なし
4 エコス エコスグループ全店 1,000円ごとに1枚 翌年6月30日 記載なし 記載なし
5 イズミ ゆめタウン・ゆめマート・ユアーズほか直営売場 1,000円ごとに1枚 約9〜12か月 記載なし 記載なし
6 イオン北海道 全国のイオン・マックスバリュ・まいばすけっと等の直営売場 1,000円ごとに1枚 発行後1年 × 記載なし
他クーポンと併用可
7 オークワ オークワ
(対象6県以外はQUOカード)
記載なし 記載なし 記載なし 記載なし
8 ツルハHD ツルハグループ+ウエルシアグループ各店 記載なし 6か月 記載なし ×
9 フジ フジグループ+全国のイオングループ店舗 1,000円ごとに1枚 翌年6月30日 × 記載なし
10 リテールパートナーズ マルキュウ・マルミヤストア・マルキョウ 1,000円ごとに1枚 記載なし 記載なし 記載なし
11 サンドラッグ サンドラッグ・ダイレックス・mac ほか 記載なし 記載なし × 記載なし
12 マミーマートHD マミーマート・生鮮市場TOP・マミープラス全店 1,000円ごとに1枚 記載なし 記載なし 記載なし
13 マックスバリュ東海 全国のイオン系直営売場
自社1店舗は対象外
1,000円ごとに1枚 翌年6月30日 × 記載なし
14 カワチ薬品 カワチ薬品全店
調剤薬局は除く
500円以上の買物で1枚 翌年6月末 記載なし ×
15 マツキヨココカラ マツモトキヨシ・ココカラファイン各店 ポイントのため制限なし 記載なし ポイントのため該当せず
16 ヤマナカ ヤマナカ店舗のみ 電子マネーのため制限なし 翌年7月31日 記載なし 電子マネーのため該当せず
17 サンエー サンエー全店+レストラン全店
(沖縄県外在住はVJAギフトカード)
記載なし 記載なし 記載なし 記載なし
18 ライフ 記載なし 記載なし 記載なし 記載なし 記載なし
19 クリエイトSD HD クリエイト店舗
調剤薬局は除く
500円以上の買物で1枚 1年間 記載なし ×
20 アークス アークスグループ各店
カインズは対象外
記載なし 記載なし 記載なし 記載なし

使い切りやすさで選ぶなら、この3社です。
イオン九州(3位)とイオン北海道(6位)――券が全国のイオン・マックスバリュ・まいばすけっと・ザ・ビッグで使えます。地方の会社の株を買っても、自宅の近くで消化できる
ツルハHD(8位)――ウエルシアグループの店でも使えるため、ドラッグストアとしては網が最も広い。ただし期限6か月とおつりなしはきつい
マツキヨココカラ(15位)――ポイントなので1円単位で使えて、オンラインストアでも使える。券の不便さが最初から存在しません

逆に使い道が限られるのは、ヤマナカ(自社店舗のみ)と、使える店舗の範囲すら公式に書かれていないライフです。

「1年以上持っていないともらえない」銘柄がこれだけあります

このカテゴリの最大の特徴がここです。外食の優待は基準日に持っていればもらえるものが大半ですが、スーパー・ドラッグストアでは継続保有が優待の前提条件になっている会社が珍しくありません。しかも2026年から2027年にかけて、条件を新しく導入する会社が相次いでいます

銘柄 必要な保有期間 いつから 公式の定義
ヤマザワ(9993)
2位
半年以上 適用中 2月末日現在および8月31日現在の両基準日に同一株主番号で連続して記載
エコス(7520)
4位
1年以上 適用中
2026年2月末基準分に限り条件なし
100株以上を同一株主番号で1年以上継続保有
オークワ(8217)
7位
1年以上 2027年2月20日基準から 2月20日・8月20日を基準日とする株主名簿に同一株主番号で連続3回以上7回未満記録
マミーマートHD(9823)
12位
1年以上
※100〜499株のみ
2026年3月31日基準から 継続した株式保有年数が1年以上
ヤマナカ(8190)
16位
連続3回以上
(実質1年以上)
適用中 毎年9月20日および3月20日の基準日に連続3回以上、同じ株主番号で100株以上
ライフ(8194)
17位
1年以上
3年以上で増額
適用中 2月末日・8月末日時点の株主名簿に同一株主番号で3回以上連続して記載
アークス(9948)
20位
1年以上 2027年2月末基準から 2月末日および8月末日現在の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上、かつすべての時点で100株以上
ブルーゾーンHD(417A)
圏外
1年以上 適用中 3月31日および9月30日現在の株主名簿に同一株主番号で基準日を含めて3回以上連続して記載

「1年以上」の意味と、共通の落とし穴を確認しておきます。各社の条件は、いずれも「同一株主番号で基準日に連続3回以上記載されること」と定義されています。基準日は半年ごとなので、3回連続=実際には約1年間持ち続けることになります。「1年後に買えばいい」ではありません。

もう一点、条件の鍵になるのが「同一株主番号で」という部分です。貸株サービスを使っていると株主番号が変わり、連続保有のカウントが切れることがあります。金利目当ての貸株と、優待の継続保有条件は両立しにくいと考えてください。

オークワとアークスは、条件を厳しくすると同時に金額を倍に増やしています。1年持つ前提なら手取りは増える一方、短期で回す買い方は完全に締め出される形です。この2社に共通する変更理由として、アークスは開示で「より多くの方々に、当社株式を中長期にわたり継続的に保有いただくことを目的として」と説明しています。

【番外編】本編に入れなかった優待

額面が円で決まっていないもの、あるいはその会社の店舗で使える券ではないものは、同じ物差しで利回りを比べられないため本編から外しました。ただし優待としての価値がないという意味ではないので、中身を並べておきます。

銘柄 最低投資額 優待の中身 外した理由
イオン(8267) 133,250円 1%キャッシュバック(買物限度額100万円)。200株で2%、300株で3%、1,500株で4%。イオンラウンジも利用可 額面が円で決まっていないため。使う金額によって戻る額が変わる
クスリのアオキHD(3549) 400,000円 3%割引カードまたはノベルティカード2,000円相当を選択
大黒天物産(2791) 456,000円 大粒ピオーネ2,000円相当(岡山県名産のぶどう)。収穫量により別の優待品になる場合あり
ベルク(9974) 681,000円 お米2kg/自社商品詰め合わせ1,500円相当/JCBギフトカード1,000円/寄付から選択。2027年2月末基準から「ベルクペイ」2,500円が追加 その会社の店舗で使える券ではないため。他社でも使える汎用ギフトや現物が中心
バローHD(9956) 324,500円 Lu Vit(ルビット)カードへのチャージ1,000円(1年以上で1,500円)。JCB PREMO搭載で約70万店で使える
ダイイチ(7643) 172,600円 VJAギフトカード2,000円(2年以上で3,000円)
北雄ラッキー(2747) 313,000円 JCBギフトカード1,000円(200株以上で5,000円)

ベルクには、自社の店舗で使える買物優待券が存在しません。現在の選択肢はお米・自社商品詰め合わせ・JCBギフトカード・寄付の4つで、ここに買物券はありません。ただし2027年2月末を基準日とする分から「ベルクペイ」(自社の電子マネーカード)2,500円分が選択肢に加わります。同時に1年以上の継続保有が条件になり、全区分が増額されます。次回の更新では本編に入る可能性があります。

上位20社に入らなかった銘柄

額面が円で決まっているのに20位(3.29%)に届かなかった銘柄です。

銘柄 最低投資額 総合利回り 優待の中身
平和堂(8276)
平和堂・エール
267,800円 3.21% 惜しくも21位相当。100円券10枚(1,000円分)が2月20日・8月20日の年2回。デジタルギフト500円相当との選択制で、額面は優待券のほうが倍
ブルーゾーンHD(417A)
ヤオコー
189,900円 2.74% 1年以上保有で100円券20枚(2,000円分)、3月末基準の年1回。ヤオコー各店の直営売場で利用可。6月発送
スギHD(7649)
スギ薬局
126,400円 2.18% 優待券1,000円相当、またはスギポイント2,000ポイント(1,000円相当)。どちらを選んでも同額。2月末基準の年1回
ハローズ(2742)
ハローズ
390,000円 2.10% 500円券2枚(1,000円分)、2月末基準の年1回。500円ごとに1枚使える。店舗所在の市町村と隣接市町村以外に住む株主には同額のQUOカード

ヤオコーを探しても見つからないのは、会社の形が変わったからです。ヤオコー(8279)は2025年10月1日に持株会社体制へ移行し、上場しているのは持株会社のブルーゾーンホールディングス(417A)になりました。旧コードで検索すると「上場廃止」としか出ませんが、優待そのものは承継されていて、券は従来どおりヤオコーの店で使えます。

このカテゴリの優待は「廃止」より「統合」と「条件の追加」で消える

外食の優待は「株主間の公平性」を理由にした廃止が目立ちますが、スーパー・ドラッグストアで実際に起きているのは別のパターンです。業界再編による上場廃止と、継続保有条件の追加の2つが圧倒的に多い。

会社(コード) 時期 何が起きたか
いなげや(8182) 2024年11月28日 U.S.M.Hとの株式交換で完全子会社化し上場廃止。優待も終了。いなげやの店は現在、U.S.M.Hの優待券の対象店舗になっている
ヤオコー(8279) 2025年10月1日 持株会社体制へ移行し、ブルーゾーンHD(417A)として上場。優待は承継
ウエルシアHD(3141) 2025年12月1日 ツルハHDとの経営統合により上場廃止。ウエルシアの店は現在、ツルハHDの優待券の対象店舗になっている
ツルハHD(3391) 2026年1月8日開示 統合を機に優待を刷新。対象を500株→100株に引下げ、金額は増額。一方で株主優待カード(5%割引)と長期保有特典は廃止
アークス(9948) 2025年9月16日開示 2027年2月末基準から1年以上の継続保有を必須化。同時に商品券を倍増。1,000株以上向けのカタログギフトは2026年2月末分で終了
オークワ(8217) 2025年12月26日開示 2027年2月20日基準から1年以上の継続保有を必須化。同時に全区分を増額
ベルク(9974) 2025年11月25日開示 2027年2月末基準から1年以上の継続保有を必須化。同時に増額し、ベルクペイを追加
マミーマートHD(9823) 2025年11月14日開示 2026年3月末基準から、100〜499株の株主に限り1年以上の継続保有を必須化

この並びから読み取れることが2つあります。
優待そのものは、むしろ手厚くなっています。条件を追加した4社はいずれも同時に金額を増やしていて、「1年持てる人にはより多く」という方向にそろっています
消えるときは、業績ではなく資本の都合です。いなげやもウエルシアも、優待が惜しまれて廃止されたのではなく、統合によって株そのものがなくなりました。業界再編が続くかぎり、同じことは起こりえます

なお、コスモス薬品(3349)、Genky DrugStores(9267)、薬王堂ホールディングス(7679)、アルビス(7475)には、そもそも株主優待がありません。ドラッグストア大手のなかでも方針は分かれています。

買う時期の話:権利付最終日と、20社の権利確定月

権利確定日ではなく「権利付最終日」に持っている必要がある

「2月末が権利確定月」の銘柄は、2月末日に買えばいいわけではありません。権利付最終日(権利確定日の2営業日前)の取引終了時点で株主名簿に載る必要があります。1日勘違いすると優待はゼロです。

たとえば2026年2月末が基準日の銘柄なら、2月28日は土曜日なので最終営業日は2月27日(金)、その2営業日前にあたる2月25日(水)の取引終了時点で持っていることが条件になります。逆にいえば、翌2月26日(木)に売ってしまっても優待と配当は受け取れます。

20社の権利確定月カレンダー

このカテゴリは2月末に極端に集中しています。月ごとに並べると一目でわかります。

権利確定月 該当する銘柄(本文の順位) 社数
2月20日 オークワ(7位) 1
2月末 U.S.M.H(1位)/ヤマザワ(2位)/イオン九州(3位)/エコス(4位)/イズミ(5位)/イオン北海道(6位)/ツルハHD(8位)/フジ(9位)/リテールパートナーズ(10位)/マックスバリュ東海(13位)/ライフ(17位)/サンエー(18位)/アークス(20位) 13
3月15日 カワチ薬品(14位) 1
3月20日 ヤマナカ(16位) 1
3月末 サンドラッグ(11位)/マミーマートHD(12位)/マツキヨココカラ(15位) 3
5月末 クリエイトSD HD(19位) 1
8月末 U.S.M.H(1位)/ヤマザワ(2位)/イオン九州(3位)/イズミ(5位)/リテールパートナーズ(10位) 5
9月末 マミーマートHD(12位)/マツキヨココカラ(15位) 2

このカレンダーから分かること
2月末だけで13社。2月20日のオークワを足すと、20社中14社が2月に集中します。スーパーは2月決算の会社が多いためで、この1か月に資金がまとめて必要になります
年2回もらえるのは7社だけ(U.S.M.H・ヤマザワ・イオン九州・イズミ・リテールパートナーズ・マミーマートHD・マツキヨココカラ)。残る13社は年1回なので、取り逃すと次は1年後です
月末以外を基準日にしている会社が4社あります――オークワ(2月20日)、平和堂(2月20日・8月20日)、カワチ薬品(3月15日)、ヤマナカ(3月20日)。月末のつもりで買うと間に合いません

今回の対象から外した銘柄と、その理由

「買物優待券」で検索すると、スーパー・ドラッグストア以外の会社も多く出てきます。透明性のために、除外した主な銘柄と理由を書いておきます。

銘柄 本業 除外理由
パン・パシフィック・インターナショナルHD(7532) ディスカウントストア(ドン・キホーテ) スーパーマーケット・ドラッグストアとは業態が異なるため。次回以降の別カテゴリで扱います
コーナン商事(7516)・DCM(3050)・コメリ(8218)ほか ホームセンター
神戸物産(3038) 食品の製造・卸と業務スーパーのフランチャイズ本部 店舗の大半がフランチャイズ加盟店で、自社が運営する小売店ではないため
アインホールディングス(9627) 調剤薬局 本業が調剤薬局で、優待カードが使えるのもアインズ&トルペとFrancfranc。ドラッグストアの買物優待券とは性格が異なるため
イオンモール(8905)ほか 商業施設の開発・運営 小売業ではないため

よくある質問

Q. 総合利回りが一番高いユナイテッド・スーパーマーケットHDを買えばいいのですか?

A. 数字だけを見ればそうなりますが、年6,000円分を使い切るには年間6万円をマルエツ・カスミ・いなげや・イオンフードスタイルで買う必要があります。月あたり5,000円です。日常の買物圏内にこれらの店がなければ、額面どおりの価値にはなりません。また優待券と優待品は選択制で、両方はもらえない点にも注意してください。

Q. 優待券は1回の会計で何枚まで使えますか?

A. 枚数そのものに上限を設けている会社はほとんどありません。ただし「1,000円の買物につき1枚(100円)」という条件が付くため、実際には買物金額で使える枚数が決まります。3,500円の買物なら3枚(300円)です。例外はカワチ薬品とクリエイトSDで、こちらは500円以上の買物につき1枚(500円券)なので、少額の買物でも使いやすくなっています。

Q. 「1年以上の継続保有」が条件の銘柄は、いつ買えばいつから対象になりますか?

A. 基準日が2月末・8月末の会社を例にすると、2月末・8月末・翌年2月末の3回すべてで株主名簿に載っている必要があるので、買うのは最初の2月末の権利付最終日までです。ここを1回でも逃すと、受け取れるのは1年後ろにずれます。3月に買った場合、最初の1回目としてカウントされるのはその年の8月末なので、実際に優待が届くのは翌々年の夏——買ってから1年半近く先になります。

Q. 優待券はネット通販でも使えますか?

A. ほとんど使えません。ネットショップでの利用を公式に認めているのはマツキヨココカラ&カンパニー(オンラインストアで利用可)だけです。イオン北海道、フジ、マックスバリュ東海、サンドラッグは公式に「ネットショップでは利用できない」と明記しています。残りの会社は記載自体がありません。

Q. 優待券の有効期限はどのくらいありますか?

A. 公式に明記されている銘柄では、ヤマナカ(翌年7月31日まで)とカワチ薬品(翌年6月末まで)が約1年で長いほうです。エコス、フジ、マックスバリュ東海も翌年6月30日まで。逆に最も短いのはツルハHDの6か月で、5月下旬に届いて11月には失効します。なお有効期限を公式に書いていない会社が20社中8社あります。

Q. 100株買えば必ず優待がもらえますか?

A. いいえ。サンエー(2659)は200株以上が条件で、公式の贈呈基準表に100株の区分そのものがありません。また継続保有が条件の8社は、100株持っていても期間を満たすまでもらえません。

Q. イオンの株主優待がランキングに入っていないのはなぜですか?

A. イオン(8267)の優待が「買った金額の1%をキャッシュバック」という形で、額面が円で決まっていないためです。100万円買えば1万円戻りますが、10万円しか買わなければ1,000円です。同じ物差しで他社と並べられないので番外編にしました。同じ理由でクスリのアオキHD(3%割引カード)も外しています。

Q. ヤオコーの株主優待はなくなったのですか?

A. なくなっていません。ヤオコーは2025年10月1日に持株会社体制へ移行し、上場しているのはブルーゾーンホールディングス(417A)になりました。旧コードの8279で検索すると「上場廃止」と表示されますが、優待は承継されていて、1年以上保有・100株でヤオコー各店の直営売場で使える100円券20枚(2,000円分)がもらえます。総合利回りは2.74%で、この記事では21位以下の圏外表に入れています。

Q. 長く持つと優待が増える銘柄はありますか?

A. 100株のままで増えるのはライフ(8194)だけです。1年以上で2,000円分、3年以上(基準日7回以上連続)で3,000円分になります。ほかにも長期保有の上乗せを用意している会社はありますが、イズミは900株以上、イオン北海道とオークワは500株以上、フジは300株以上、リテールパートナーズとマツキヨココカラは1,000株以上が条件で、最低株数の株主は対象外です。この記事の順位は、最低株数のまま到達できる範囲で計算しています。

まとめ

2026年9月11日時点で、その会社の店舗で使えて額面が円で決まっている買物優待券がもらえる銘柄を、年間優待額面+年間配当÷最低投資金額で並べ直した結果です。

目的別に選ぶなら
とにかく数字が高いもの:ユナイテッド・スーパーマーケットHD(8万円台で年6,000円分・9.02%)。ただしマルエツ・カスミ圏に住んでいることが前提
少額から始めたい:ヤマナカ(5.2万円)、オークワ(8.0万円)、イオン北海道(8.6万円)、イズミ(9.8万円)
優待の絶対額が大きい:イオン九州(年10,000円分)、エコス・フジ・U.S.M.H(いずれも年6,000円分)
どこに住んでいても使える:イオン九州・イオン北海道・マックスバリュ東海(全国のイオン系で使える)、ツルハHD(ツルハ+ウエルシア)
券の面倒くささが苦手:マツキヨココカラ(ポイントなので1円単位、オンラインでも使える)

順位は長期保有の優遇を使い切った場合の数字です。といっても、最低株数のまま額面が増えるのはライフ(3年以上で2,000円→3,000円)だけ。このカテゴリでは「長く持つほど得」よりも、継続保有が必須の8社で条件を満たし続けられるかのほうが効いてきます。

数字で候補を絞ったら、次は「使い切れるかどうか」の比較表で使える店と有効期限を見て、継続保有の条件に当てはまらないかを確かめ、最後に権利確定月のカレンダーでいつ買えばいいかを決める——この4ステップが、この記事のいちばん使いやすい読み方だと思います。

出典

優待の内容・条件は、以下の各社公式ページおよび適時開示で確認しました(2026年9月11日時点)。株価・会社予想1株配当はみんかぶ。利回りは、これらの数値をもとに筆者が計算しています。

U.S.M.H
ヤマザワ
イオン九州
エコス
イズミ
イオン北海道
オークワ
ツルハHD
フジ
リテールパートナーズ
サンドラッグ
マミーマートHD
マックスバリュ東海
カワチ薬品
マツキヨココカラ&カンパニー
ヤマナカ
サンエー
ライフコーポレーション
クリエイトSD HD
アークス
平和堂
ブルーゾーンHD
ハローズ
ベルク
バローHD

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