アメリカ国内線の乗り継ぎで通ることが多いのが、この記事で扱う中西部と南部です。シカゴ、ダラス、アトランタ、デンバー、ヒューストン——どれも巨大なハブ空港です。
ところがデンバー(DEN)とソルトレイクシティ(SLC)には、プライオリティ・パスで入れるラウンジがひとつもありません。オースティン(AUS)に至っては、対象施設そのものがゼロです。
その一方で、この地域にはアメリカで唯一「公式に温かい食事がある」と書かれたラウンジが5ヶ所あります。西海岸にも東海岸にも1ヶ所もなかったものです。
この記事では、中西部・南部24空港のプライオリティ・パス対象施設67ヶ所をすべて洗い出し、ラウンジ26ヶ所を30点満点で採点してランキングにしました。これでアメリカ編は完結です。
先に結論を5つ書きます。
・1位はニューオーリンズの「The Club MSY」(26点)。シャワー無料+1日17時間営業
・デンバー・ソルトレイクシティ・オースティンにはラウンジがゼロ。デンバーにあるのはレストランとゴルフシミュレーターです
・アトランタは世界一の乗降客数なのにラウンジは2つだけ。しかも両方コンコースFの同じ場所で、片方は改装工事中
・公式に「ホットビュッフェあり」と書かれた5ヶ所(シカゴ・オヘア2、ミネアポリス、シンシナティ、カンザスシティ)は、アメリカ全土でここだけ
・最下位はデトロイトのLufthansa Business Lounge(15点)。日曜は16:00〜19:00の3時間だけ
- まず全体像:中西部・南部24空港・67施設の内訳
- ランキングの採点方法:6つの軸を5点ずつ、30点満点
- 全26ラウンジの採点表
- 【1位】ニューオーリンズ The Club MSY(コンコースA)|26点
- 【2位】シカゴ・オヘア Air France Lounge(第5ターミナル)|26点
- 【3位】アトランタ The Club ATL(コンコースF)|25点
- 【4位】ダラス・フォートワース The Club DFW(ターミナルD)|25点
- 【5位】フェニックス Escape Lounges(第3ターミナル)|24点
- 【6位】ミネアポリス Escape Lounges(第1ターミナル)|24点
- 【7位】カンザスシティ Escape Lounges(コンコースA)|24点
- 【8位】コロンバス Escape Lounges(コンコースB)|24点
- 【9位〜18位】条件つきで使える10ヶ所
- 【9位】シカゴ・ミッドウェイ The Club MDW|23点
- 【10位】北西アーカンソー Escape Lounges|23点
- 【11位】シンシナティ The Club CVG(コンコースA)|23点
- 【12位】ミネアポリス Portal Lounge(第1ターミナル)|23点
- 【13位】タルサ Escape Lounges|23点
- 【14位】シンシナティ Escape Lounges(コンコースB)|22点
- 【15位】グランドラピッズ The Club GRR(コンコースA)|22点
- 【16位】シカゴ・オヘア Wingtips Lounge Chicago(第5ターミナル)|22点
- 【17位】アトランタ The Club ATL(3位の隣)|21点
- 【18位】クリーブランド The Club CLE(コンコースB)|21点
- 【19位〜26位】使う前に条件をよく見るべき8ヶ所
- 【19位】ヒューストン KLM Crown Lounge(ターミナルD)|19点
- 【20位】ミネアポリス PGA MSP Lounge(第1ターミナル)|18点
- 【21位】シカゴ・オヘア Swissport Lounge(第5ターミナル)|18点
- 【22位】コロラドスプリングス The Lounge Colorado Springs|17点
- 【23位】ダラス・フォートワース Plaza Premium Lounge(ターミナルE)|16点
- 【24位】セントルイス Wingtips Lounge(第2ターミナル)|16点
- 【25位】ヒューストン Air France Lounge(ターミナルD)|15点
- 【26位】デトロイト Lufthansa Business Lounge|15点
- 【この地域だけ】公式に「温かい食事あり」と書かれた5ヶ所
- 【要注意】デンバー・ソルトレイク・オースティンにラウンジはない
- ラウンジ以外の使い道:スパ17ヶ所、仮眠室8ヶ所
- 空港別クイックリファレンス
- 使う前に知っておきたい8つのこと
- まとめ:アメリカ編4本の総括
- よくある質問
- 参考にした公式ページ
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まず全体像:中西部・南部24空港・67施設の内訳
| 空港 | ラウンジ | レストラン | スパ | 仮眠室 | ゲーム等 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ダラス・フォートワース(DFW) | 2 | 1 | 4 | 2 | 2 | 11 |
| アトランタ(ATL) | 2 | 1 | 5 | 3 | 0 | 11 |
| ヒューストン(IAH) | 2 | 2 | 1 | 1 | 0 | 6 |
| ミネアポリス(MSP) | 3 | 0 | 3 | 0 | 0 | 6 |
| デトロイト(DTW) | 1 | 1 | 1 | 0 | 2 | 5 |
| シカゴ・オヘア(ORD) | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| ヒューストン・ホビー(HOU) | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 3 |
| シカゴ・ミッドウェイ(MDW) | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
| シンシナティ(CVG) | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| クリーブランド(CLE) | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| デンバー(DEN) | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 ゴルフ |
2 |
| ソルトレイクシティ(SLC) | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 |
| その他12空港 フェニックス・カンザスシティ・コロンバス・タルサ・北西アーカンソー・グランドラピッズ・ニューオーリンズ・セントルイス・コロラドスプリングス・ナッシュビル・インディアナポリス・ツーソン |
9 | 2 | 0 | 1 | 0 | 12 |
| オースティン(AUS) | 対象施設なし(空港ページはあるが施設ゼロ) | 0 | ||||
| 合計 | 26 | 9 | 17 | 8 | 7 | 67 |
出典:プライオリティ・パス公式サイト 各空港ページ(2026年9月時点)
この地域の特徴は「スパ17ヶ所」です。西海岸8ヶ所、東海岸9ヶ所に対して圧倒的に多い。とくにアトランタに5ヶ所、ダラスに4ヶ所集中しています。ラウンジが少ないぶん、スパで利用回数を消化する設計になっている、と考えたほうが実態に合います。
ランキングの採点方法:6つの軸を5点ずつ、30点満点
西海岸編・東海岸編と同じ基準です。誰が採点しても同じ順位になるように、基準をすべて公開します。
| 軸 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 食事 | 公式(プライオリティ・パスまたは運営会社)に温かい料理の記載がある | 運営会社が「食事は無料」と明記(内容の記載なし) | 温かい料理の提供が第三者情報で確認できる | アラカルトのみ有料など、内容が限定的 | 記載なし |
| アルコール | 標準アルコールが追加料金なし | 一部のアルコールが有料 | アルコール自体に追加料金の記載 | ― | 記載なし |
| ドリンク | ソフトドリンクが追加料金なし | ― | ― | ― | 記載なし |
| 設備 | シャワーが追加料金なし | ― | シャワーはあるが有料 | シャワーなし。独自設備(静かなエリア・新聞など)の記載あり | シャワーなし。独自設備の記載もなし |
| 時間条件 | 1日18時間以上 | 15〜18時間 | 12〜15時間 | 8〜12時間 | 8時間未満 |
| 使いやすさ | 基礎3点(保安検査後にある)。加点:他コンコースからも行けると公式に明記。減点:国内線専用、入室お断りの時間帯が明示、営業が2分割、休業日がある、年齢制限、改装工事中 | ||||
同点だった場合のルール(上から順に適用)
①設備(シャワーが無料か) ②営業時間の実数(曜日で違う場合はいちばん短い曜日で比較) ③食事 ④使いやすさ
全26ラウンジの採点表
| 順位 | ラウンジ | 空港・場所 | 食 | 酒 | 飲 | 設 | 時 | 使 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | The Club MSY | ニューオーリンズ/コンコースA | 4 | 5 | 5 | 5 | 4 | 3 | 26 |
| 2 | Air France Lounge | シカゴ・オヘア/第5ターミナル | 5 | 5 | 5 | 5 | 4 | 2 | 26 |
| 3 | The Club ATL | アトランタ/コンコースF | 4 | 5 | 5 | 5 | 4 | 2 | 25 |
| 4 | The Club DFW | ダラス/ターミナルD | 4 | 5 | 5 | 3 | 5 | 3 | 25 |
| 5 | Escape Lounges | フェニックス/第3ターミナル | 5 | 5 | 5 | 2 | 4 | 3 | 24 |
| 6 | Escape Lounges | ミネアポリス/第1ターミナル | 5 | 5 | 5 | 2 | 4 | 3 | 24 |
| 7 | Escape Lounges | カンザスシティ/コンコースA | 5 | 5 | 5 | 2 | 4 | 3 | 24 |
| 8 | Escape Lounges | コロンバス/コンコースB | 5 | 5 | 5 | 2 | 4 | 3 | 24 |
| 9 | The Club MDW | シカゴ・ミッドウェイ | 4 | 5 | 5 | 2 | 4 | 3 | 23 |
| 10 | Escape Lounges | 北西アーカンソー | 5 | 5 | 5 | 2 | 3 | 3 | 23 |
| 11 | The Club CVG | シンシナティ/コンコースA | 4 | 5 | 5 | 2 | 3 | 4 | 23 |
| 12 | Portal Lounge | ミネアポリス/第1ターミナル | 5 | 4 | 5 | 1 | 4 | 4 | 23 |
| 13 | Escape Lounges | タルサ | 5 | 5 | 5 | 1 | 4 | 3 | 23 |
| 14 | Escape Lounges | シンシナティ/コンコースB | 5 | 3 | 5 | 2 | 4 | 3 | 22 |
| 15 | The Club GRR | グランドラピッズ/コンコースA | 4 | 5 | 5 | 2 | 3 | 3 | 22 |
| 16 | Wingtips Lounge Chicago | シカゴ・オヘア/第5ターミナル | 5 | 5 | 5 | 1 | 3 | 3 | 22 |
| 17 | The Club ATL(隣) | アトランタ/コンコースF | 4 | 5 | 5 | 2 | 2 | 3 | 21 |
| 18 | The Club CLE | クリーブランド/コンコースB | 4 | 5 | 5 | 1 | 4 | 2 | 21 |
| 19 | KLM Crown Lounge | ヒューストン/ターミナルD | 1 | 5 | 5 | 1 | 4 | 3 | 19 |
| 20 | PGA MSP Lounge | ミネアポリス/第1ターミナル | 1 | 5 | 5 | 2 | 2 | 3 | 18 |
| 21 | Swissport Lounge | シカゴ・オヘア/第5ターミナル | 1 | 5 | 5 | 1 | 4 | 2 | 18 |
| 22 | The Lounge Colorado Springs | コロラドスプリングス | 1 | 5 | 5 | 1 | 3 | 2 | 17 |
| 23 | Plaza Premium Lounge | ダラス/ターミナルE | 1 | 3 | 5 | 1 | 3 | 3 | 16 |
| 24 | Wingtips Lounge | セントルイス/第2ターミナル | 2 | 5 | 5 | 1 | 1 | 2 | 16 |
| 25 | Air France Lounge | ヒューストン/ターミナルD | 1 | 5 | 5 | 1 | 1 | 2 | 15 |
| 26 | Lufthansa Business Lounge | デトロイト | 1 | 5 | 5 | 1 | 1 | 2 | 15 |
1位26点と最下位15点で11点差。西海岸(12点差)東海岸(13点差)より差は小さいものの、上位はEscape Lounges系が独占しています。5位から8位まで4つ連続でEscape Lounges。この地域にはEscape Loungesが7ヶ所あり、食事の水準が安定しているのが理由です。
【1位】ニューオーリンズ The Club MSY(コンコースA)|26点
食事4/アルコール5/ドリンク5/設備5/時間条件4/使いやすさ3=26点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | コンコースAの標識に従い、エレベーターで3階 |
| 営業時間 | 毎日 4:00〜21:00(17時間) |
| 最大滞在 | 2時間30分(出発の2時間30分前から入室可) |
| 食事 | 食事・ジュース・ソフトドリンク・アルコールが無料 |
| シャワー | あり・追加料金なし |
| 同伴者 | 人数制限なし |
| 対象 | 国際線・国内線どちらもOK |
ここが強い
The Club系でシャワーが無料のまま残っている、この地域で唯一のラウンジです。2026年7月1日にThe Clubがシャワーを有料化した5空港のリストにはダラス(DFW)が入っていますが、ニューオーリンズは対象外でした。朝4時から夜9時まで17時間開いていて、国内線でも使えます。
ここが弱い
現在、改装工事を行っています。公式に「THE LOUNGE IS CURRENTLY UNDERGOING REFURBISHMENT WORKS UNTIL FURTHER NOTICE(当面の間、改装工事中)」と英語で記載があります。工事中も営業は続けるとされていますが、スペースの都合で入室が制限される可能性があると明記されています。
最大滞在2時間30分も、この地域では短いほうです。
【2位】シカゴ・オヘア Air France Lounge(第5ターミナル)|26点
食事5/アルコール5/ドリンク5/設備5/時間条件4/使いやすさ2=26点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 国際線第5ターミナル。免税店の先、ゲートM17の近く |
| 営業時間 | 毎日 5:00〜20:00(15時間) |
| 最大滞在 | 3時間 |
| 食事 | ホットビュッフェ・コールドビュッフェ・軽食・温かい飲み物すべて「あり」(公式データ) |
| アルコール | 無料 |
| シャワー | あり・追加料金なし |
| その他 | 荷物預かり、テレビ、Wi-Fi |
| 服装規定 | スマートカジュアル(シャツと靴の着用が必要) |
ここが強い
プライオリティ・パス公式の設備データで、ホットビュッフェに「あり」が付いている数少ないラウンジです。この記事のシリーズで西海岸17ラウンジ・東海岸28ラウンジを調べましたが、追加料金なしのラウンジでホットビュッフェが公式に記載されているのは、この地域の5ヶ所だけでした。そのうえシャワーも無料、荷物預かりもあります。設備だけ見れば文句なしです。
ここが弱い
公式に「毎日正午から午後5時までの間は、入室をお断りしております」と書かれています。営業は5:00〜20:00ですが、実際に入れるのは5:00〜12:00と17:00〜20:00の合計10時間だけ。「制限される場合がある」ではなく「お断りする」と断定されている点に注意してください。
【3位】アトランタ The Club ATL(コンコースF)|25点
食事4/アルコール5/ドリンク5/設備5/時間条件4/使いやすさ2=25点
コンコースFのメザニン階、チャペルの隣。毎日6:00〜22:00(16時間)、最大滞在2時間30分。食事とアルコールは無料で、シャワーも追加料金なしです。
公式に2つの注意が書かれています。
・「毎日13:00〜22:00は定期的に入室制限が行われる場合があります」——営業時間16時間のうち9時間が制限対象
・「改装工事を行なっているため、待ち時間が長くなったり、座席数に制限が生じる場合がございます」
アトランタは世界一の乗降客数を誇る空港です。そこにプライオリティ・パスのラウンジが2つしかなく、しかも両方が同じコンコースFのメザニン階に並んでいるという構造自体に無理があります。混雑を前提に、Minute Suites(3ヶ所・24時間)やスパ(5ヶ所)への切り替えを用意しておいてください。
【4位】ダラス・フォートワース The Club DFW(ターミナルD)|25点
食事4/アルコール5/ドリンク5/設備3/時間条件5/使いやすさ3=25点
ターミナルDのメザニン階、ゲート27の近く。毎日4:00〜22:30(18時間30分)で、この地域で最長です。最大滞在3時間、食事とアルコールは無料。
弱点はシャワーが有料になったこと。2026年7月1日からのThe Club系シャワー有料化で、ダラスも対象に入りました。また他のターミナルから来る場合はスカイリンク(ターミナル間電車)での移動が必要と公式に案内されています。
【5位】フェニックス Escape Lounges(第3ターミナル)|24点
食事5/アルコール5/ドリンク5/設備2/時間条件4/使いやすさ3=24点
毎日4:30〜22:00(17時間30分)。運営はEscape Loungesで、シェフが作る出来たての料理が無料。アルコールも無料です。シャワーはありません。
フェニックスはアメリカ西部の乗り継ぎ拠点ですが、プライオリティ・パスの対象施設はこの1ヶ所だけ。逆に言えば迷う必要がありません。食事と飲み物の提供は閉店30分前で終わります。
【6位】ミネアポリス Escape Lounges(第1ターミナル)|24点
食事5/アルコール5/ドリンク5/設備2/時間条件4/使いやすさ3=24点
MSPモール内の中2階、コンコースEへ向かう入口の上。毎日4:00〜21:00(17時間)。Escape Loungesの基準どおり、シェフの温かい料理とアルコールが無料。シャワーなし。服装規定はスマートカジュアルで、短パンは仕立ての良いものに限られます。
ミネアポリスにはラウンジが3つあり、この地域ではシカゴ・オヘアと並んで最多です。食事重視ならここ、場所の便利さならPortal Lounge(12位)という使い分けになります。
【7位】カンザスシティ Escape Lounges(コンコースA)|24点
食事5/アルコール5/ドリンク5/設備2/時間条件4/使いやすさ3=24点
ゲートA5の近く。毎日4:30〜21:00(16時間30分)、最大滞在3時間。公式データでホットビュッフェ・コールドビュッフェ・軽食・温かい飲み物のすべてに「あり」が付いている、この地域5ヶ所のうちのひとつです。服装規定はスマートカジュアル。
【8位】コロンバス Escape Lounges(コンコースB)|24点
食事5/アルコール5/ドリンク5/設備2/時間条件4/使いやすさ3=24点
オハイオ州コロンバス。毎日5:00〜20:00(15時間)。Escape Loungesの基準で食事とアルコールが無料。シャワーなし。ラストオーダーは閉店30分前です。
【9位〜18位】条件つきで使える10ヶ所
【9位】シカゴ・ミッドウェイ The Club MDW|23点
食事4/アルコール5/ドリンク5/設備2/時間条件4/使いやすさ3=23点
フードコートエリアの向かい側。月〜金・日は4:00〜22:00、土曜だけ4:00〜20:00。最大滞在2時間30分。食事とアルコールは無料、静かなエリアがあります。シャワーはなし。
ミッドウェイはサウスウエスト航空の拠点で、シカゴの2つ目の空港です。オヘアの3ラウンジはすべて第5ターミナル(国際線側)にあるので、国内線でシカゴに入る人にはこちらのほうが現実的です。
【10位】北西アーカンソー Escape Lounges|23点
食事5/アルコール5/ドリンク5/設備2/時間条件3/使いやすさ3=23点
朝3時45分開店で、この記事のシリーズで調べたなかで最も早く開くラウンジです。閉店は月火水金土が18:30、木曜と日曜だけ21:45。Escape Loungesなので食事とアルコールは無料。
【11位】シンシナティ The Club CVG(コンコースA)|23点
食事4/アルコール5/ドリンク5/設備2/時間条件3/使いやすさ4=23点
ゲートA8とA10の間。月・木・金・土・日は5:00〜20:30、火・水は6:00〜20:30。食事とアルコールは無料、新聞雑誌あり、シャワーなし。
使いやすさで加点したのは、公式に「コンコースBまたはC経由でご旅行のお客様もこのラウンジをご利用できます」と書かれているからです(ただしゲートに戻る時間は多めに)。
【12位】ミネアポリス Portal Lounge(第1ターミナル)|23点
食事5/アルコール4/ドリンク5/設備1/時間条件4/使いやすさ4=23点
コンコースDとCの角、鉄道駅の入口付近。毎日4:00〜21:00(17時間)。公式データでホットビュッフェ・コールドビュッフェ・軽食・温かい飲み物のすべてに「あり」が付いています。国際線・国内線・乗り継ぎのすべてに対応。
ただし公式に「一部のアルコール飲料は有料です」と記載があり、アルコールは4点。またシャワーがなく、Wi-Fiやテレビの記載すらありません。設備は1点です。
【13位】タルサ Escape Lounges|23点
食事5/アルコール5/ドリンク5/設備1/時間条件4/使いやすさ3=23点
オクラホマ州タルサ。毎日4:30〜21:00(16時間30分)。Escape Loungesの食事とアルコールは無料。服装規定はスマートカジュアル。新聞雑誌の記載もないぶん設備は1点になりました。
【14位】シンシナティ Escape Lounges(コンコースB)|22点
食事5/アルコール3/ドリンク5/設備2/時間条件4/使いやすさ3=22点
コンコースBへ電車で移動、ゲートB12。毎日5:00〜21:30(16時間30分)。公式データでホットビュッフェに「あり」が付いている5ヶ所のひとつです。
ただしアルコールに「追加料金が必要」のフラグが立っています。Escape Lounges系でアルコールが有料なのは、この記事のシリーズで調べたなかでここだけです。同じシンシナティのThe Club CVG(11位)はアルコールが無料なので、お酒を飲みたいならコンコースAのThe Clubへ。
【15位】グランドラピッズ The Club GRR(コンコースA)|22点
食事4/アルコール5/ドリンク5/設備2/時間条件3/使いやすさ3=22点
ミシガン州。レベル2、ゲートA6の向かい側。毎日5:00〜19:30(14時間30分)。The Clubの標準どおり食事とアルコールは無料、新聞雑誌あり、シャワーなし。
【16位】シカゴ・オヘア Wingtips Lounge Chicago(第5ターミナル)|22点
食事5/アルコール5/ドリンク5/設備1/時間条件3/使いやすさ3=22点
ゲートM19の近く。毎日8:00〜22:00(14時間)、最大滞在3時間。公式データでホットビュッフェ・コールドビュッフェ・軽食・温かい飲み物のすべてに「あり」。アルコールも無料。
弱点はシャワーがなく、独自設備の記載もないことと、朝8時からしか開かないこと。同じ第5ターミナルのAir France Lounge(2位)が正午から17時まで入室不可なので、その時間帯の逃げ場としては貴重です。
【17位】アトランタ The Club ATL(3位の隣)|21点
食事4/アルコール5/ドリンク5/設備2/時間条件2/使いやすさ3=21点
3位のThe Club ATLのすぐ隣にある、2つ目のThe Clubです(公式の場所説明が「Next to The Club ATL」)。毎日11:00〜22:00(11時間)と、開店が5時間遅い。食事とアルコール、軽食と新聞雑誌はありますが、シャワーはありません。最大滞在2時間30分。
要するに本館が混んだときの別館です。午前中は開いていないので、朝のアトランタでは選択肢になりません。
【18位】クリーブランド The Club CLE(コンコースB)|21点
食事4/アルコール5/ドリンク5/設備1/時間条件4/使いやすさ2=21点
毎日4:00〜20:30(16時間30分)、最大滞在3時間。食事とアルコールは無料、シャワーなし。
公式に「2歳未満のお子様は入室できません」と明記されています。この記事のシリーズで乳児の入室を断っているのは、西海岸のラスベガス・ターミナル1と、ここクリーブランドの2ヶ所だけです。
【19位〜26位】使う前に条件をよく見るべき8ヶ所
【19位】ヒューストン KLM Crown Lounge(ターミナルD)|19点
食事1/アルコール5/ドリンク5/設備1/時間条件4/使いやすさ3=19点
ゲートD16の近く。毎日6:00〜21:00(15時間)、最大滞在3時間。国際線・国内線どちらもOK。アルコールとソフトドリンクは無料ですが、食事の記載もシャワーもありません。
公式に「スペースの制約上、毎日正午から午後6時の間は入室制限が行われる場合があります」と記載。「市内通話のみ無料」という珍しい設備の記載もあります。
【20位】ミネアポリス PGA MSP Lounge(第1ターミナル)|18点
食事1/アルコール5/ドリンク5/設備2/時間条件2/使いやすさ3=18点
空港モールの北突き当たり、コンコースDとEの間のエレベーターで上層階へ。月〜金は7:00〜20:00、土日は8:00〜19:00(11時間)。ゴルフをテーマにしたラウンジで、3歳未満は入室無料。アルコールと新聞雑誌はありますが、食事の記載はありません。
ミネアポリスには3ラウンジありますが、営業時間が最も短いのがここです。Escape Lounges(6位)とPortal Lounge(12位)が4時から開いているので、早朝便ならそちらへ。
【21位】シカゴ・オヘア Swissport Lounge(第5ターミナル)|18点
食事1/アルコール5/ドリンク5/設備1/時間条件4/使いやすさ2=18点
保安検査を通過して右折、Delta Loungeの向かい側、ゲートM13の近く。毎日7:00〜24:00(17時間)と、オヘアの3ラウンジで最も長く開いています。
ただし公式に「特に毎日15:00〜20:30の間は、入室制限が行われます」と書かれています。「行われる場合があります」ではなく「行われます」。夕方から夜の5時間半は入れないつもりでいたほうがいい。国際線利用者のみ、服装はスマートカジュアルでサンダル不可です。
【22位】コロラドスプリングス The Lounge Colorado Springs|17点
食事1/アルコール5/ドリンク5/設備1/時間条件3/使いやすさ2=17点
ゲート6の近く。毎日5:00〜18:00(13時間)、最大滞在3時間。アルコールとソフトドリンクは無料ですが、食事の記載もシャワーもありません。
公式に「国内線をご利用のお客様のみご利用いただけます」と明記されています。日本からの旅程で使うことはまずないでしょう。
【23位】ダラス・フォートワース Plaza Premium Lounge(ターミナルE)|16点
食事1/アルコール3/ドリンク5/設備1/時間条件3/使いやすさ3=16点
毎日6:00〜20:00(14時間)、最大滞在2時間でこの地域最短。そしてプライオリティ・パス公式の設備データで、アルコールに「追加料金が必要」のフラグが立っています。食事もシャワーも記載なし。
オーランドのPlaza Premium Lounge(東海岸編20位)とまったく同じ構造です。ダラスではターミナルDのThe Club DFW(4位)を選んでください。
【24位】セントルイス Wingtips Lounge(第2ターミナル)|16点
食事2/アルコール5/ドリンク5/設備1/時間条件1/使いやすさ2=16点
営業が曜日でバラバラで、しかも2分割の日があります。月・火・木は7:00〜20:00の通し。水・金・日は「7:00〜13:00」と「15:30〜20:00」の2分割。土曜は9:30〜16:30と、開店が2時間半遅く閉店も3時間半早い。12月25日は8:00〜15:00です。
※公式サイトの日本語版は土曜を「休業」、12月25日を「休業日」と表示しますが、英語版と構造化データはどちらも「Saturday: 09:30 – 16:30」「25 Dec: 08:00 – 15:00」。この記事では英語版を採用しました。
ゲートE29の向かい側。国内線利用者のみ。アラカルトメニューは有料で、無料なのはアルコールとソフトドリンクです。ただし最大滞在4時間はこの記事のシリーズで最長——開いてさえいれば長居できます。
【25位】ヒューストン Air France Lounge(ターミナルD)|15点
食事1/アルコール5/ドリンク5/設備1/時間条件1/使いやすさ2=15点
営業は11:00〜19:00ですが、公式に「毎日正午から午後3時15分までの間はラウンジをご利用になれません」と書かれています。つまり実際に入れるのは11:00〜12:00と15:15〜19:00の合計4時間45分だけ。「カード保持者様は、この時間帯以外はラウンジにご入室いただけません」とも明記されています。
ゲートD18Bの向かい側、国際線利用者のみ、最大滞在3時間。同じターミナルDのKLM Crown Lounge(19位)のほうが素直に使えます。
【26位】デトロイト Lufthansa Business Lounge|15点
食事1/アルコール5/ドリンク5/設備1/時間条件1/使いやすさ2=15点
営業がすべて2分割で、日曜は午後だけです。
・月・水・金:6:00〜12:00 と 16:00〜21:00
・火・木・土:6:00〜12:00 と 16:00〜19:00
・日曜:16:00〜19:00の3時間だけ
公式に「カード保持者様は、この時間帯以外はラウンジにご入室いただけません」と明記されています。
ゲートD8の近く。DTW出発の当日搭乗券が必須、最大滞在3時間。食事の記載はなく、アルコールとソフトドリンクのみ。デトロイトで乗り継ぐなら、同じ空港のGameway(2ヶ所)かBe Relax Spaのほうが確実です。
【この地域だけ】公式に「温かい食事あり」と書かれた5ヶ所
西海岸編・東海岸編でくり返し書いたとおり、プライオリティ・パス公式の設備一覧は、アメリカでは食事の項目がほとんど空欄です。西海岸で追加料金なしのラウンジのうち食事の項目が埋まっていたのはゼロ、東海岸も28ラウンジすべてゼロでした。
ところがこの地域には、公式データに「ホットビュッフェあり」と明記されたラウンジが5ヶ所あります。
| ラウンジ | 空港・場所 | 公式に「あり」の食事項目 | 順位 |
|---|---|---|---|
| Air France Lounge | シカゴ・オヘア/第5ターミナル | ホットビュッフェ・コールドビュッフェ・軽食・温かい飲み物 | 2位 |
| Escape Lounges | カンザスシティ/コンコースA | ホットビュッフェ・コールドビュッフェ・軽食・温かい飲み物 | 7位 |
| Portal Lounge | ミネアポリス/第1ターミナル | ホットビュッフェ・コールドビュッフェ・軽食・温かい飲み物 | 12位 |
| Escape Lounges | シンシナティ/コンコースB | ホットビュッフェ・コールドビュッフェ・軽食・温かい飲み物 | 14位 |
| Wingtips Lounge Chicago | シカゴ・オヘア/第5ターミナル | ホットビュッフェ・コールドビュッフェ・軽食・温かい飲み物 | 16位 |
出典:プライオリティ・パス公式サイト 各施設ページの設備データ(2026年9月時点)
これは「この5ヶ所だけ食事がいい」という意味ではありません。Escape LoungesもThe Clubも、運営会社の公式サイトでは全店で「食事は無料」と明記しています。単にプライオリティ・パス側のデータ整備が施設ごとにバラバラだということです。
ただし「確実に温かい料理が出る」と公式に約束されているのはこの5ヶ所なので、食事目当てで動くならここを狙うのが安全です。
【要注意】デンバー・ソルトレイク・オースティンにラウンジはない
| 空港 | ラウンジ | 使えるもの |
|---|---|---|
| デンバー(DEN) | 0 | Mercantile Dining and Provision(コンコースA・6:00〜24:00・28米ドル割引・着席は最長2時間)/Golf DEN(コンコースA・7:00〜19:00) |
| ソルトレイクシティ(SLC) | 0 | Minute Suites(コンコースA・24時間)/XpresSpa(コンコースA・6:00〜23:00) |
| オースティン(AUS) | 0 | 対象施設そのものがありません |
| ヒューストン・ホビー(HOU) | 0 | Gameway(6:00〜21:00)/The Chiroport(8:00〜18:00)/XpresSpa(6:00〜21:00) |
| ナッシュビル(BNA) | 0 | Minute Suites(コンコースD・4:00〜23:00)のみ |
| インディアナポリス(IND) | 0 | The Tap(コンコースB・8:00〜最終便まで)のみ |
| ツーソン(TUS) | 0 | Barrio Brewery Co.(10:00〜15:00ほか)のみ |
デンバーには、この記事のシリーズで唯一の「ゴルフシミュレーター」があります。コンコースAの「Golf DEN」で、ラウンジ利用1回分で シミュレーター25分+スナック1品+ソフトドリンクかアルコール1杯。高級ブランドの酒は対象外です。ラウンジがないデンバーで、時間をつぶす手段としては悪くありません。
ラウンジ以外の使い道:スパ17ヶ所、仮眠室8ヶ所
スパ枠:The Chiroportの79米ドル相当が最もお得
| 店名 | ある空港(場所) | 受けられる内容 |
|---|---|---|
| The Chiroport | ダラス(ターミナルA・7:00〜19:00)/ヒューストン・ホビー(8:00〜18:00)/アトランタ(コンコースA・7:00〜19:00)/ミネアポリス(ゲートG9・F7・C12) | ハンズオンストレッチ&マッサージ20分(79米ドル相当) |
| XpresSpa | ダラス(ターミナルA)/アトランタ(コンコースA・C・E)/ヒューストン・ホビー/ソルトレイクシティ(コンコースA・6:00〜23:00) | マッサージチェア等を25分 |
| Be Relax Spa | ダラス(ターミナルB・D)/ヒューストン(ターミナルD)/アトランタ(コンコースB)/デトロイト(McNamaraターミナル) | マッサージ15〜30分ほか(38〜44米ドル相当) |
The Chiroportは6ヶ所あり、この地域に集中しています。1回79米ドル相当の施術がラウンジ1回分で受けられるので、金額換算ではこの記事のシリーズで最もお得な使い道です。ミネアポリスには3店舗あり、ゲートG9・F7・C12とコンコースごとに配置されています。
仮眠室:Minute Suitesが8ヶ所
| 空港 | 場所 | 営業時間 |
|---|---|---|
| アトランタ(ATL) | コンコースB・E・F の3ヶ所 | 24時間 |
| ダラス(DFW) | ターミナルA・D の2ヶ所 | 24時間 |
| ヒューストン(IAH) | ターミナルC | 24時間 |
| ソルトレイクシティ(SLC) | コンコースA | 24時間 |
| ナッシュビル(BNA) | コンコースD | 4:00〜23:00 |
ラウンジ利用1回分で個室を1時間使えます。アトランタとダラスは巨大ハブでラウンジが混みやすいので、ラウンジが満席だったときの本命の逃げ道です。ソルトレイクシティとナッシュビルではこれが唯一の「休める場所」になります。
レストラン枠:すべて28米ドル割引
| 空港 | 店名 | 場所 | 営業時間 |
|---|---|---|---|
| デンバー | Mercantile Dining and Provision | コンコースA | 6:00〜24:00(着席は最長2時間) |
| ヒューストン | Cadillac Mexican Kitchen & Tequila Bar | ターミナルA | 7:00〜22:00 |
| Landry’s Seafood | ターミナルC | 7:00〜21:00 | |
| ダラス | Drew Pearson’s Sport 88 | ターミナルE | 6:00〜20:00 |
| アトランタ | Samuel Adams Brew House | コンコースB | 7:00〜22:00(キッチンは11:00〜) |
| デトロイト | Anitas Kitchen | Warren C. Evansターミナル | 8:00〜20:00 |
| クリーブランド | Bar Symon | コンコースC | 4:00〜20:00 |
| インディアナポリス | The Tap | コンコースB | 8:00〜最終便の出発時刻 |
| ツーソン | Barrio Brewery Co. | — | 10:00〜15:00ほか(曜日により変動) |
Samuel Adams Brew House(アトランタ)、The Tap(インディアナポリス)、Barrio Brewery Co.(ツーソン)は「決済カードでのご入場はできません」と公式に明記されています。プライオリティ・パスのカード本体かデジタルカードの提示が必要です。
ゲーム枠:Gamewayが6ヶ所とゴルフ1ヶ所
シカゴ・ミッドウェイ(コンコースA・5:00〜21:00)、ダラス(ターミナルB・E)、ヒューストン・ホビー、デトロイト(McNamaraターミナル・2ヶ所)。ゲーム1時間+スナック1品+ドリンク1本が利用回数1回分です。
ミッドウェイ・ダラスのターミナルE・デトロイトの2店舗ではドリンクにアルコールを選べます(21歳以上)。ダラスのターミナルBとヒューストン・ホビーはノンアルコールのみです。そしてデンバーのGolf DENはシミュレーター25分+スナック+ドリンク1杯。
空港別クイックリファレンス
| 空港 | 行くべき施設 | 動き方 |
|---|---|---|
| シカゴ・オヘア(ORD) | 朝夕=Air France Lounge 昼=Wingtips Lounge Chicago |
3つとも第5ターミナル。Air Franceは12:00〜17:00が入室お断り、Swissportは15:00〜20:30が入室制限。国内線ならミッドウェイ空港のThe Club MDWへ |
| ニューオーリンズ(MSY) | コンコースA The Club MSY | この地域1位。シャワー無料。ただし改装工事中で入室制限の可能性あり |
| アトランタ(ATL) | The Club ATL(コンコースF) 混んでいたら Minute Suites(3ヶ所・24時間) |
13:00〜22:00は入室制限+改装工事中。スパが5ヶ所あるので切り替えやすい |
| ダラス(DFW) | ターミナルD The Club DFW | 4:00〜22:30と長時間営業。シャワーは2026年7月から有料。ターミナルEのPlaza Premiumは酒が有料なので避ける |
| ヒューストン(IAH) | ターミナルD KLM Crown Lounge | Air Franceは12:00〜15:15が利用不可で実質4時間45分。KLMのほうが素直 |
| ミネアポリス(MSP) | 食事重視=Escape Lounges 場所重視=Portal Lounge |
どちらも第1ターミナルで4:00開店。PGA MSPは7時開店で最も短い |
| デンバー(DEN) | Mercantile Dining(28米ドル割引)/Golf DEN | ラウンジはない。レストランは着席2時間まで。ゴルフシミュレーターは25分 |
| ソルトレイクシティ(SLC) | Minute Suites(コンコースA・24時間) | ラウンジはない。個室で1時間仮眠かスパの二択 |
| フェニックス(PHX) | 第3ターミナル Escape Lounges | 唯一の対象施設。4:30〜22:00でシェフの料理が無料 |
| シンシナティ(CVG) | コンコースA The Club CVG | コンコースBのEscape Loungesはアルコールが有料。お酒を飲むならコンコースAへ |
| デトロイト(DTW) | Gameway(2ヶ所)/Be Relax Spa | ルフトハンザは2分割営業で日曜は3時間だけ。ラウンジは当てにしない |
| オースティン(AUS) | — | 対象施設がひとつもありません |
使う前に知っておきたい8つのこと
- 「入室をお断りする時間帯」が公式に書かれたラウンジがある。シカゴ・オヘアのAir France(12:00〜17:00)とヒューストンのAir France(12:00〜15:15)は「ご利用になれません」と断定。シカゴのSwissportは「15:00〜20:30は入室制限が行われます」です。
- 営業が2分割のラウンジが2つ。デトロイトのLufthansa(6:00〜12:00と16:00〜19:00/21:00、日曜は午後のみ)と、セントルイスのWingtips(水金日が7:00〜13:00と15:30〜20:00)。
- セントルイスは曜日で営業時間が大きく変わる。土曜は9:30〜16:30と最も短く、水・金・日は2分割です。公式の日本語版は土曜を「休業」と表示しますが、英語版は「09:30 – 16:30」。英語版のほうが正しいと判断しました。
- 国内線専用が2ヶ所。コロラドスプリングスとセントルイス。逆にシカゴ・オヘアのSwissportとヒューストンのAir Franceは国際線専用です。
- クリーブランドは2歳未満が入れません。
- アルコールが有料のラウンジが2つ。ダラスのPlaza Premiumとシンシナティ・コンコースBのEscape Lounges。ミネアポリスのPortal Loungeは「一部のアルコール飲料は有料」です。
- 最大滞在はバラバラ。セントルイスが4時間で最長、ダラスのPlaza Premiumが2時間で最短。The Club系は2時間30分〜3時間です。
- Minute SuitesとGamewayは一部のカードで使えません。公式に「一部のアメリカン・エキスプレス・カードおよびキャピタル・ワン・カードでは利用できない場合がある」と注意書きがあります。
まとめ:アメリカ編4本の総括
この記事の結論
・1位はニューオーリンズのThe Club MSY(26点)。シャワー無料+17時間営業。ただし改装工事中
・デンバー・ソルトレイク・オースティンにラウンジはゼロ。デンバーはゴルフシミュレーター、ソルトレイクは個室仮眠に切り替える
・アトランタは世界一の空港なのにラウンジ2つだけ。しかも同じ場所に並んでいて片方は11時開店
・公式に「ホットビュッフェあり」と書かれた5ヶ所はアメリカ全土でこの地域だけ
・The Chiroport(79米ドル相当)が6ヶ所。金額換算ではシリーズ最強の使い道
・最下位はデトロイトのLufthansa(15点)。日曜は3時間だけ
これでアメリカ編は4本そろいました。全体を通しての結論はこうです。
| 地域 | 空港/施設/ラウンジ | 最高点 | この地域の性格 |
|---|---|---|---|
| ハワイ・グアム・サイパン | 4空港/6施設/6ラウンジ | 23点 | 数が極端に少ない。お酒が飲めるのはグアムとサイパンだけ |
| 西海岸 | 10空港/38施設/17ラウンジ | 29点 | 世界一のラウンジがある一方、LAXは無料ゼロ。シャワー有料化が進行中 |
| 東海岸 | 19空港/54施設/28ラウンジ | 27点 | 数は最多。ただし入室制限と営業時間の壁が厳しい。個室仮眠室7ヶ所 |
| 中西部・南部 | 24空港/67施設/26ラウンジ | 26点 | スパ17ヶ所で最多。ラウンジが少ないぶんスパと仮眠室で使う地域 |
アメリカ全土で56空港・163施設、うちラウンジは77ヶ所。数字だけ見れば充実していますが、実際に調べてみると「営業時間が短い」「入室制限がある」「そもそもラウンジがない」空港が想像以上に多いというのが率直な感想です。
アメリカでプライオリティ・パスを使うなら、行く前にその施設のページを開いて、営業時間と入室制限を必ず確認してください。「カードがあるから大丈夫」は通用しません。
よくある質問
Q. デンバー空港(DEN)でプライオリティ・パスは使えますか?
A. ラウンジはありません。使えるのはコンコースAのレストラン「Mercantile Dining and Provision」(6:00〜24:00、28米ドル割引、着席は最長2時間)と、同じくコンコースAの「Golf DEN」(7:00〜19:00、ゴルフシミュレーター25分+スナック+ドリンク1杯)の2ヶ所だけです。ソルトレイクシティもラウンジはなく、Minute Suitesとスパのみ。オースティンには対象施設そのものがありません。
Q. シカゴ・オヘアではどのラウンジを選ぶべきですか?
A. 時間帯で変わります。Air France Lounge(第5ターミナル)はホットビュッフェとシャワーが無料で最も充実していますが、公式に「毎日正午から午後5時までの間は入室をお断りしております」と書かれています。昼の時間帯は同じ第5ターミナルのWingtips Lounge Chicago(8:00〜22:00)へ。Swissport Loungeは15:00〜20:30に入室制限が行われ、国際線利用者専用です。国内線ならミッドウェイ空港のThe Club MDWが選択肢になります。
Q. アトランタ空港はラウンジが混んでいると聞きました。代わりに使えるものはありますか?
A. Minute Suites(個室の仮眠室)がコンコースB・E・Fの3ヶ所にあり、いずれも24時間営業です。ラウンジ利用1回分で個室を1時間使えます。スパも5ヶ所あり、コンコースAのThe Chiroportは79米ドル相当の施術20分が受けられます。The Club ATLは公式に「13:00〜22:00は定期的に入室制限が行われる場合がある」と書かれており、さらに改装工事中で待ち時間が長くなる可能性があると案内されています。
Q. 公式に「温かい食事あり」と書かれたラウンジはどこですか?
A. シカゴ・オヘアのAir France LoungeとWingtips Lounge Chicago、ミネアポリスのPortal Lounge、シンシナティ・コンコースBのEscape Lounges、カンザスシティのEscape Loungesの5ヶ所です。プライオリティ・パス公式の設備データでホットビュッフェに「あり」が付いているのは、追加料金なしのラウンジではアメリカ全土でこの5ヶ所だけでした。ただしこれは他のラウンジに食事がないという意味ではなく、公式データの整備が施設ごとにバラついているためです。
Q. 中西部・南部でシャワーを無料で使えるラウンジはどこですか?
A. ニューオーリンズのThe Club MSY、シカゴ・オヘアのAir France Lounge、アトランタのThe Club ATLの3ヶ所です。ダラスのThe Club DFWにもシャワーはありますが、2026年7月1日から有料になりました。
Q. Minute Suitesはどこにありますか?
A. この地域ではアトランタ(コンコースB・E・F)、ダラス(ターミナルA・D)、ヒューストン(ターミナルC)、ソルトレイクシティ(コンコースA)が24時間営業、ナッシュビル(コンコースD)が4:00〜23:00です。ラウンジ利用1回分で鍵のかかる個室を1時間使えます。なお、一部のアメリカン・エキスプレス・カードとキャピタル・ワン・カードでは利用できない場合があると公式に注意書きがあります。
Q. アメリカ4地域のなかでいちばん良いラウンジはどこですか?
A. 採点上の最高点は西海岸のEscape Lounge PDX(ポートランド)で29点です。プライオリティ・パスの年間表彰でLounge of the Yearのグローバル優勝を獲得しており、シャワーも食事も無料でした。地域ごとの最高点は、西海岸29点、東海岸27点(マイアミのTurkish Airlines Lounge)、中西部・南部26点(ニューオーリンズのThe Club MSY)、ハワイ・グアム・サイパン23点(グアムのSagan Bisita)です。
参考にした公式ページ
- プライオリティ・パス公式サイト|米国のラウンジ一覧(各空港・各施設ページの記載を2026年9月時点で確認)
- The Club Airport Lounges 公式サイト|よくある質問
- Escape Lounges 公式サイト(提供内容の基準を確認)
※料金・営業時間・提供内容は変更されることがあります。渡航前に必ず公式サイトとアプリで最新情報をご確認ください。



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