【2026年】ベトナムの空港でプライオリティパスが使えるラウンジ9選ランキング|ホーチミン・ハノイ・ダナンを30点満点で採点

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ベトナムはプライオリティ・パスの対象空港が20ヶ所もあります。タイ(9空港)より多く、シリーズで扱ってきた国のなかで最多です。ただし大半はベトナム国内線専用の小さな空港で、国際線側で使えるラウンジは9ヶ所に絞られます。

そしてベトナムには、他の国にない特徴が2つあります。1つは、9ヶ所すべてが「最大滞在3時間」で揃っていること。タイや台湾のように2時間と3時間が混在せず、どこへ行っても3時間です。もう1つは、ホーチミンに「ハラール対応ラウンジ」があること。男女別の祈祷室を備え、アルコールを置いていません。

この記事では、ベトナムの空港から国際線に乗るときに使えるラウンジ9ヶ所を30点満点で採点し、9位から順に発表します。採点の内訳はすべて公開しているので、納得できない配点があれば読者側で組み替えられます。国内線ターミナルのラウンジは番外編として後半にまとめました。

情報更新日:2026年8月30日

先に押さえる:ベトナムのプライオリティ・パス事情

空港 国際線側のラウンジ そのほか
ホーチミン・タンソンニャット(SGN) 2ヶ所(Rose Business Lounge、Jasmine Halal Lounge) 国内線側に3ヶ所
ハノイ・ノイバイ(HAN) 2ヶ所(第2ターミナルのSH Premium Lounge 2店) 第1ターミナル(国内線)に2ヶ所
ダナン(DAD) 2ヶ所(第2ターミナルのOrchid、Vanda) 第1ターミナル(国内線)に1ヶ所
ニャチャン・カムラン(CXR) 2ヶ所(第2ターミナルのSH Premium、Sun Coast) 第1ターミナル(国内線)に2ヶ所
フーコック島(PQC) 1ヶ所(The SENS Leisure Lounge) 国内線側に2ヶ所
ハイフォン・カットビ(HPH)ほか15空港 国内線ターミナルのみ。国際線側の対象ラウンジはありません

ベトナムの良いところは、条件が横並びでシンプルなことです。9ヶ所すべてが最大滞在3時間、しかも全部が出国審査後の制限エリアにあります。韓国のような「アシアナ航空便の利用者のみ」といった航空会社の制限も、日本の空港のような「日本発行の会員証では使えない」という制限も、確認したかぎりどの施設にもありません。LCCでベトナムへ行っても、そのまま使えます。

ベトナムの物足りないところは、設備の薄さです。今回調べた9ヶ所にシャワーは1ヶ所もありません。タイのドンムアンや羽田・仁川にはシャワー付きのラウンジがありますが、ベトナムには公式ページ上、その記載がある施設が存在しません。長距離便の前に浴びたい人は、期待しないでください。

本記事は2026年8月30日時点のプライオリティ・パス公式ページの掲載内容をもとに確認しています。利用できる施設や条件は、カード発行会社・会員プランによって異なります。営業時間や提供内容もしばしば改定されます。出発前に、ご自身の会員証を登録した公式アプリで最新の条件を確認してください。

採点の基準

6つの項目を各5点、合計30点満点で採点しました。点数の付け方を先に開示しておきます。

項目 点の付け方
食事(5点) プライオリティ・パス公式ページに食事の提供が明記されているか。「コールドビュッフェ」の記載があれば4点、記載なしなら3点
アルコール(5点) 追加料金なしで飲めるか。「標準」なら4点、提供なしなら0点
ドリンク類(5点) ソフトドリンクが公式ページに明記されているか
設備・くつろぎ(5点) 仮眠ベッド・マッサージチェア・祈祷室・会議施設・荷物預かりなど
時間条件(5点) ベトナムは9ヶ所すべてが最大3時間なので、実質営業時間の長さで決まります。24時間なら5点、18〜20時間なら4点、16時間なら3点
使いやすさ(5点) 基礎点+加点の2段階で機械的に付けています。
基礎点=出国審査後の制限エリアにある…3点(今回は全ヶ所が該当)
加点=日本からの直行便の多さ・空港の規模で0〜2点

同点になった場合のルール。合計点が並んだときは、(1)出国後の制限エリアで使えるほう、(2)食事の点数が高いほう、(3)時間条件の点数が高いほう、(4)設備の点数が高いほうの順で上位としています。ベトナムは施設の内容が横並びなので、今回は1〜3位、5〜6位、7〜8位が同点になりました。

点数はプライオリティ・パス公式の評価ではなく、本記事独自の採点です。また本記事の「追加料金なし」は、プライオリティ・パスの利用資格を使った場合の施設特典を指します。会員プランによっては無料利用回数を1回消化する、または後日利用料が請求される場合があります。同伴者料金も発行会社・プランごとに異なります。

結論:9ヶ所を採点した結果はこうなった

順位 ラウンジ 空港・場所 食事 酒 飲料 設備 時間 使い勝手 合計
1位 Rose Business Lounge ホーチミン・国際線 4 4 4 2 5 5 24
2位 SH Premium Lounge Ha Noi 3 ハノイT2 4 4 4 3 4 5 24
3位 Orchid Lounge ダナンT2 3 4 4 4 5 4 24
4位 Jasmine Halal Lounge ホーチミン・国際線 3 0 5 5 5 5 23
5位 The SENS Leisure Lounge フーコック・国際線 3 4 4 4 4 3 22
6位 SH Premium Lounge Ha Noi ハノイT2 3 4 4 2 4 5 22
7位 Sun Coast Lounge カムランT2 3 4 4 3 4 3 21
8位 Vanda Lounge ダナンT2 3 4 4 3 3 4 21
9位 SH Premium Lounge Cam Ranh カムランT2 3 4 4 2 4 3 20

1位から9位まで、わずか4点差でした。タイでは1位と11位で10点差、韓国では1位と13位で17点差だったことを考えると、ベトナムは「どこへ行ってもだいたい同じ」という結論になります。全ヶ所が最大3時間・制限エリア内・アルコールありで、差がつくのは営業時間と細かい設備だけです。

それでも押さえておきたいのが4位のJasmine Halal Loungeです。ホーチミンの国際線エリアにあるハラール対応ラウンジで、男女別の祈祷室、パソコンとプリンター、無料のマッサージチェアを備えています。ただしアルコールは置いていません。お酒を飲みたい人は同じ空港のRose Business Lounge(1位)へ、静かに作業したい人や祈祷室が必要な人はこちらへ、という使い分けになります。

【9位】ニャチャン・カムラン空港 SH Premium Lounge Cam Ranh|20点

食事 3/アルコール 4/ドリンク 4/設備 2/時間条件 4/使いやすさ 3 = 合計20点

ニャチャン(カムラン)空港の第2ターミナル、国際線エリアにあるラウンジです。朝8時から翌3時までと営業時間は長いのですが、設備の記載が少なく最下位になりました。

項目 内容
場所 第2ターミナル2階、4番・5番ゲート付近。エアサイド(国際線・乗り継ぎの出発客)
営業時間 8:00〜翌3:00(毎日)
最大滞在時間 3時間
飲食 アルコール飲料(標準)が追加料金なし
設備 冷暖房、フライト情報、バリアフリー対応。シャワーの記載なし
同伴者 カード保持者1名につき無制限。5歳未満は無料

出典:プライオリティ・パス カムラン SH Premium Lounge Cam Ranh

カムランには国際線側にもう1ヶ所あります。同じ第2ターミナル2階の「Sun Coast Lounge」(7位)は荷物預かりが無料。どちらも内容はほぼ同じなので、搭乗ゲートに近いほうへ行けば十分です。

【8位】ダナン国際空港 Vanda Lounge|21点

食事 3/アルコール 4/ドリンク 4/設備 3/時間条件 3/使いやすさ 4 = 合計21点

ダナン第2ターミナル(国際線)のメザニン階、4番・5番ゲート付近にあるラウンジです。会議施設が無料で使えるのが特徴ですが、朝9時開始という点が減点になりました。

項目 内容
場所 第2ターミナル メザニン階、4番・5番ゲート付近。保安検査後
営業時間 9:00〜翌1:00(毎日)
最大滞在時間 3時間
飲食 アルコール飲料(標準)が追加料金なし
設備 冷暖房、会議施設(無料)、喫煙室あり、バリアフリー対応。シャワーの記載なし
同伴者 カード保持者1名につき無制限
服装規定 なし

出典:プライオリティ・パス ダナン Vanda Lounge

ダナン発の朝便なら、こちらではなく3位のOrchid Lounge(24時間営業)へ行ってください。同じ第2ターミナルのメザニン階、6番・7番ゲート付近にあります。Vandaは9時開始なので、早朝の日本行きには間に合いません。

【7位】ニャチャン・カムラン空港 Sun Coast Lounge|21点

食事 3/アルコール 4/ドリンク 4/設備 3/時間条件 4/使いやすさ 3 = 合計21点

カムラン第2ターミナル2階、1〜3番ゲートへ向かうエレベーターの向かい側にあるラウンジです。8位と同点でしたが、営業時間(同点時のルール3)で7位としました。荷物の預かりが無料という、他にない特典があります。

項目 内容
場所 第2ターミナル2階、1〜3番ゲートへのエレベーター向かい。出国審査後(国際線)
営業時間 8:00〜翌2:30(毎日)
最大滞在時間 3時間
飲食 アルコール飲料(標準)が追加料金なし
設備 冷暖房、フライト情報、荷物のお預かり(無料)。シャワーの記載なし
同伴者 カード保持者1名につき無制限。大人2名につき子ども2名まで無料
服装規定 なし

出典:プライオリティ・パス カムラン Sun Coast Lounge

荷物預かりが無料というのは、ビーチリゾート帰りには地味に効きます。お土産で荷物が増えたとき、身軽に免税店を回れます。カムラン発の国際線なら、まずここを目指してください。

【6位】ハノイ・ノイバイ空港 SH Premium Lounge Ha Noi(東ウイング)|22点

食事 3/アルコール 4/ドリンク 4/設備 2/時間条件 4/使いやすさ 5 = 合計22点

ハノイ第2ターミナル(国際線専用)4階、東ウイングの21〜22番ゲート付近にあるラウンジです。5位と同点でしたが、設備の点数(同点時のルール4)で6位としました。

項目 内容
場所 第2ターミナル4階 東ウイング、21〜22番ゲート付近。出国審査後(国際線専用)
営業時間 6:30〜翌2:00(毎日)
最大滞在時間 3時間
飲食 アルコール飲料(標準)が追加料金なし
設備 冷暖房、フライト情報、ラウンジ内に喫煙室あり、バリアフリー対応。シャワーの記載なし
服装規定 なし

出典:プライオリティ・パス ハノイT2 SH Premium Lounge Ha Noi

ハノイ第2ターミナルには国際線側に2ヶ所あります。東ウイング(21〜22番ゲート付近)のこちらと、西ウイング(37番ゲート付近)の2位。2位のほうはコールドビュッフェと会議施設が無料なので、余裕があれば西ウイングまで歩く価値があります。

【5位】フーコック島国際空港 The SENS Leisure Lounge|22点

食事 3/アルコール 4/ドリンク 4/設備 4/時間条件 4/使いやすさ 3 = 合計22点

フーコック島の国際線ターミナル2階、7番ゲート付近にあるラウンジです。マッサージチェアが無料で使えるのが強みで、フーコックの国際線でプライオリティ・パスが使えるのはここ1ヶ所だけです。

項目 内容
場所 国際線ターミナル2階の国際線出発エリア、7番ゲート付近。エアサイド
営業時間 5:30〜23:30(毎日)
最大滞在時間 3時間
飲食 アルコール飲料(標準)が追加料金なし
設備 冷暖房、マッサージチェア(無料)、フライト情報、バリアフリー対応。シャワーの記載なし
同伴者 カード保持者1名につき無制限。5歳未満の子ども2名は無料

出典:プライオリティ・パス フーコック The SENS Leisure Lounge

ここが強い

  • マッサージチェアが無料:ベトナムの国際線ラウンジでこの設備があるのは、ここと4位のJasmine Halal Loungeだけです
  • 5:30から開いている:フーコック発の早朝便に対応できます
  • フーコック国際線で唯一:迷う必要がありません
  • 同伴者の人数制限がない:家族連れでも人数で断られません(料金は別)

ここが弱い

  • 日本からの直行便がない:ホーチミンやハノイでの乗り継ぎが必要なので、使う機会は限られます。使いやすさが3点にとどまるのはここです
  • 23:30で閉まる:深夜便では使えません
  • 食事の記載がない:公式ページで保証されているのはアルコール飲料までです

【4位】ホーチミン・タンソンニャット空港 Jasmine Halal Lounge|23点

食事 3/アルコール 0/ドリンク 5/設備 5/時間条件 5/使いやすさ 5 = 合計23点

ホーチミンの国際線エリア、17番ゲート付近にあるハラール対応ラウンジです。アルコールを置いていないため0点になりましたが、それ以外の項目は5点が並びます。設備の充実度はベトナムで最上位です。

項目 内容
場所 国際線出発エリア。出国審査・保安検査を通過した後、左折して17番ゲート付近
営業時間 00:00〜23:59(24時間)
最大滞在時間 3時間
飲食 ソフトドリンクが明記。アルコールの提供はありません(ハラール対応のため)
設備 男女別の祈祷室、パソコンとプリンター、マッサージチェア(無料)、冷暖房、フライト情報、バリアフリー対応
同伴者 カード保持者1名につき5歳未満の子ども2名は無料

出典:プライオリティ・パス ホーチミン Jasmine Halal Lounge

ここが強い

  • 設備がベトナムで最上位:祈祷室、パソコン、プリンター、マッサージチェア。ここまで揃うラウンジは他にありません
  • 24時間営業:ホーチミン発の深夜便でも使えます
  • 男女別の祈祷室:ムスリムの旅行者はもちろん、静かに休みたい人にとっても価値があります
  • パソコンとプリンターが使える:出張で書類を印刷したいときに効きます
  • ソフトドリンクが公式に明記

ここが弱い

  • アルコールがない:ハラール対応ラウンジなので当然ですが、お酒を飲みたい人には向きません。採点で0点になったのはここです
  • 食事の記載がない:公式ページで保証されているのはソフトドリンクまでです
  • シャワーの記載なし

ホーチミンでの使い分けはこうです。お酒を飲みたいなら1位のRose Business Lounge(8〜9番ゲート付近)、作業したい・静かに過ごしたい・祈祷室が必要ならJasmine Halal Lounge(17番ゲート付近)。どちらも24時間・最大3時間なので、搭乗ゲートと目的で選んでください。

【3位】ダナン国際空港 Orchid Lounge|24点

食事 3/アルコール 4/ドリンク 4/設備 4/時間条件 5/使いやすさ 4 = 合計24点

ダナン第2ターミナル(国際線)のメザニン階、6番・7番ゲート付近にあるラウンジです。24時間営業で、しかも仮眠ベッドが無料。1位・2位と同点でしたが、食事の点数(同点時のルール2)で3位としました。

項目 内容
場所 第2ターミナル メザニン階、6番・7番ゲート付近。保安検査・出国審査後(国際線)
営業時間 00:00〜23:59(24時間)
最大滞在時間 3時間
飲食 アルコール飲料(標準)が追加料金なし
設備 仮眠ベッド(無料)、冷暖房、ラウンジ内に喫煙室あり、バリアフリー対応。シャワーの記載なし
服装規定 なし

出典:プライオリティ・パス ダナン Orchid Lounge

ここが強い

  • 仮眠ベッドが無料:ベトナムの国際線ラウンジで、横になれるのはここだけです
  • 24時間営業:ダナン発の深夜便・早朝便でも使えます。同じターミナルのVanda Lounge(9:00開始)との決定的な差です
  • ダナンは日本からの直行便がある:成田・関西などから飛んでいるので、使う機会があります
  • 喫煙室がラウンジ内にある:吸う人には価値があります

ここが弱い

  • 食事の記載がない:1位・2位は「コールドビュッフェ」が明記されていますが、こちらはアルコール飲料までです
  • シャワーがない
  • 滞在は3時間まで(ベトナムは全ヶ所共通)

ダナン発ならここ一択です。同じメザニン階のVanda Loungeは9:00開始・会議施設ありという違いがありますが、24時間営業と仮眠ベッドがあるOrchidのほうが実用的です。仮眠ベッドは数が限られるはずなので、使うつもりなら入室後すぐ確認してください。

【2位】ハノイ・ノイバイ空港 SH Premium Lounge Ha Noi 3(西ウイング)|24点

食事 4/アルコール 4/ドリンク 4/設備 3/時間条件 4/使いやすさ 5 = 合計24点

ハノイ第2ターミナル(国際線専用)4階の西ウイング、37番ゲート付近にあるラウンジです。コールドビュッフェと会議施設がどちらも無料。1位と同点でしたが、営業時間(同点時のルール3)で2位としました。

項目 内容
場所 第2ターミナル4階 西ウイング、37番ゲート付近。保安検査・出国審査後
営業時間 6:00〜翌2:00(毎日)
最大滞在時間 3時間
食事 コールドビュッフェ(無料)
アルコール アルコール飲料(標準)が追加料金なし
設備 冷暖房、会議施設(無料)。シャワーの記載なし
同伴者 カード保持者1名につき無制限
対象 国際線・乗り継ぎの利用者
服装規定 なし

出典:プライオリティ・パス ハノイT2 SH Premium Lounge Ha Noi 3

ここが強い

  • コールドビュッフェが無料:ベトナムでこの記載があるのは、ここと1位のRose Business Loungeだけです
  • 会議施設が無料:出張で打ち合わせや作業をしたいときに
  • 6:00〜翌2:00と長時間:ハノイ発の早朝便・深夜便のほとんどをカバーします
  • ハノイは日本からの直行便が多い:成田・羽田・関西・中部・福岡から飛んでいます
  • 同伴者の人数制限がない

ここが弱い

  • 西ウイングにある:37番ゲート付近なので、東側のゲートから搭乗する場合は歩くことになります
  • 24時間ではない:2:00〜6:00の4時間は閉まっています
  • シャワーがない

ハノイ発の国際線なら、西ウイングまで歩いてでもここへ来る価値があります。同じ第2ターミナルの東ウイング店(6位)はコールドビュッフェも会議施設もありません。搭乗ゲートを確認して、時間に余裕があれば西ウイングへ。

【1位】ホーチミン・タンソンニャット空港 Rose Business Lounge|24点

食事 4/アルコール 4/ドリンク 4/設備 2/時間条件 5/使いやすさ 5 = 合計24点

1位はホーチミン国際線エリア2階、8番・9番ゲート付近のRose Business Loungeです。24時間営業、コールドビュッフェ無料、アルコール無料、同伴者は人数無制限。2位・3位と同点でしたが、食事があって24時間開いているという組み合わせで1位としました。

項目 内容
場所 国際線ターミナル2階、8番・9番ゲート付近。保安検査・出国審査後
営業時間 00:00〜23:59(24時間)
最大滞在時間 3時間
食事 コールドビュッフェ(無料)
アルコール アルコール飲料(標準)が追加料金なし
設備 冷暖房、バリアフリー対応。シャワーの記載なし
同伴者 カード保持者1名につき無制限。大人2名につき子ども2名まで無料
服装規定 なし

出典:プライオリティ・パス ホーチミン Rose Business Lounge

ここが強い

  • 24時間営業+コールドビュッフェ無料:この組み合わせはベトナムでここだけです。深夜便でも食事にありつけます
  • ホーチミンはベトナム最大の空港:日本からの直行便が最も多く、使う機会が一番多い場所にあります
  • 8番・9番ゲート付近:出国審査を通ってすぐのエリアで、迷いにくい位置です
  • 同伴者の人数制限がない:家族連れでも人数で断られません(料金は別)
  • アルコールが標準:同じ空港のJasmine Halal Loungeにはお酒がありません

ここが弱い

  • 設備が素っ気ない:シャワー・仮眠ベッド・マッサージチェアのいずれも記載がありません。同じ空港のJasmine(4位)のほうが設備は上です
  • 滞在は3時間まで(ベトナムは全ヶ所共通)
  • 混雑しやすい:ホーチミンは利用者が多い空港です

ベトナムでプライオリティ・パスを1回だけ使うなら、ホーチミンのRose Business Loungeです。日本からの便が一番多い空港にあり、24時間開いていて、食事もお酒も追加料金なし。ただし「豪華なラウンジ」を期待しないでください。ベトナムのラウンジはどこも設備が控えめで、コールドビュッフェとお酒で3時間過ごす場所だと割り切るのが正解です。

【番外編】国内線ターミナルのラウンジ(11ヶ所)

ランキングは国際線側に絞りましたが、ベトナムには国内線ターミナルにも対象施設が多数あります。ハノイやホーチミンからダナン・ニャチャン・フーコックへ国内線で移動するという旅程なら、こちらも使えます。

施設 空港・場所 営業時間
SH Premium Lounge Ha Noi ハノイT1(国内線) 4:30〜23:00
ASG Sky Lounge ハノイT1(国内線) ―
SH Premium Lounge Tan Son Nhat ホーチミン 国内線T3 5:00〜23:00
The SENS Business Lounge ホーチミン 国内線T3 4:30〜23:30
Le Saigonnais Business Lounge ホーチミン 国内線T1 6:00〜23:50
SH Premium Lounge Da Nang ダナンT1(国内線) 4:00〜23:59
SH Premium Lounge – Cam Ranh カムランT1(国内線) 5:00〜22:00
The Champ Lounge カムランT1(国内線) ―
SH Premium Lounge Phu Quoc 1 フーコック(国内線) 6:00〜20:00
SH Premium Lounge Phu Quoc 2 フーコック(国内線) ―
SH Premium Lounge Cat Bi ハイフォン(国内線) 4:30〜22:00

ベトナムは国内線でも使えるのが強みです。ハノイやホーチミンからビーチリゾートへ国内線で移動する定番の旅程なら、往路の国内線でも1回使えます(利用回数は1回分消化されます)。ハイフォン・カントー・フエ・ダラットなど、他の15空港も国内線側に対象施設があります。

ホーチミンの国内線ラウンジは第1ターミナルと第3ターミナルに分かれています。タンソンニャット空港は国際線と国内線でターミナルが別なので、国際線に乗る人は国内線ターミナルのラウンジへは行けません。逆も同様です。

空港別クイックリファレンス

空港 国際線側で狙うべきラウンジ おすすめの動き方
ホーチミン(SGN) Rose Business Lounge(2階・8〜9番ゲート付近)/Jasmine Halal Lounge(17番ゲート付近) お酒と食事ならRose、作業・静けさ・祈祷室ならJasmine。どちらも24時間
ハノイ(HAN) SH Premium Lounge Ha Noi 3(T2・4階西ウイング・37番ゲート付近)/SH Premium Lounge Ha Noi(T2・4階東ウイング・21〜22番ゲート付近) コールドビュッフェと会議施設がある西ウイングへ。東ウイングは設備が薄い
ダナン(DAD) Orchid Lounge(T2メザニン階・6〜7番ゲート付近)/Vanda Lounge(4〜5番ゲート付近) 24時間+仮眠ベッドのOrchid一択。Vandaは9:00開始
ニャチャン・カムラン(CXR) Sun Coast Lounge(T2・2階)/SH Premium Lounge Cam Ranh(T2・2階・4〜5番ゲート付近) 荷物預かりが無料のSun Coastへ。内容はほぼ同じなのでゲートの近さで選んでも可
フーコック(PQC) The SENS Leisure Lounge(国際線T2階・7番ゲート付近) 1ヶ所のみ。マッサージチェアが無料

この表で一番伝えたいのは「同じ空港でも2ヶ所ある場合、片方が明確に上」という点です。ハノイなら西ウイング、ダナンならOrchid、ホーチミンは目的で選ぶ。搭乗ゲートの番号を確認してから向かってください。

使う前に知っておきたい6つの注意点

  1. シャワーはどこにもありません:今回調べた国際線側9ヶ所すべてに、公式ページ上シャワーの記載がありません。長距離便の前に浴びたいなら、乗り継ぎ地の空港で探してください
  2. 滞在は全ヶ所3時間:ベトナムは珍しく全施設で統一されています。「早く着きすぎて入れない」ということはありませんが、3時間を超えて居座ることもできません
  3. ハノイとダナンは「2ヶ所のうち片方が上」:ハノイは西ウイング(37番ゲート付近)、ダナンはOrchid(6〜7番ゲート付近)を目指してください
  4. Jasmine Halal Loungeにはアルコールがありません:ハラール対応ラウンジです。お酒を飲みたいなら同じホーチミンのRose Business Loungeへ
  5. 国際線と国内線でターミナルが分かれる空港がある:ホーチミン・ハノイ・ダナン・カムランは国際線と国内線でターミナルが別です。出国後に国内線ターミナルのラウンジへは行けません
  6. 「追加料金なし」=タダではない:会員プランによっては無料利用回数を1回消化する、または後日利用料が請求されます。同伴者も原則有料です

まとめ:ベトナムでプライオリティ・パスを活かすなら

順位 ラウンジ 空港 点数 向いている使い方
1位 Rose Business Lounge ホーチミン 24 24時間+食事+お酒。ベトナムの本命
2位 SH Premium Lounge Ha Noi 3 ハノイT2西ウイング 24 ハノイ発。食事と会議施設が使える
3位 Orchid Lounge ダナンT2 24 ダナン発。24時間+仮眠ベッド
4位 Jasmine Halal Lounge ホーチミン 23 作業・静けさ・祈祷室。お酒は不可
5位 The SENS Leisure Lounge フーコック 22 フーコック発。マッサージチェアあり
6位 SH Premium Lounge Ha Noi ハノイT2東ウイング 22 東側のゲートから搭乗するとき
7位 Sun Coast Lounge カムランT2 21 カムラン発。荷物預かりが無料
8位 Vanda Lounge ダナンT2 21 Orchidが混んでいるとき(9:00開始)
9位 SH Premium Lounge Cam Ranh カムランT2 20 Sun Coastが混んでいるとき

結論はこうです。
・ホーチミン発ならRose Business Lounge。24時間で食事もお酒もあります
・ハノイ発は西ウイングの37番ゲート付近へ。東ウイングとは中身が違います
・ダナン発はOrchid Lounge。24時間営業で仮眠ベッドがあります
・ムスリムの方や、静かに作業したい方はJasmine Halal Lounge。祈祷室とパソコンがあります
・シャワーはどこにもない。ベトナムのラウンジ全体に共通する弱点です

ベトナムは対象空港が20ヶ所と数だけは多いのですが、国際線側は9ヶ所で、内容も横並びです。1位と9位の差はわずか4点。タイのように「当たりを引く」楽しみは薄い代わりに、どこへ行っても大きく外さないとも言えます。コールドビュッフェとお酒で3時間過ごす場所と割り切っておけば、期待外れになることはありません。

よくある質問

Q. ベトナムで一番おすすめのラウンジはどこですか?

A. ホーチミン・タンソンニャット空港のRose Business Loungeです。国際線エリア2階の8番・9番ゲート付近にあり、24時間営業・コールドビュッフェ無料・アルコール無料・同伴者は人数無制限。日本からの直行便が最も多い空港にあるので、使う機会も一番多くなります。

Q. ベトナムでシャワーが使えるラウンジはありますか?

A. ありません。今回確認した国際線側の9ヶ所すべてで、プライオリティ・パス公式ページにシャワーの記載がありませんでした。ベトナム全体の弱点と言っていい部分です。

Q. 滞在時間はどれくらいですか?

A. 9ヶ所すべて最大3時間で統一されています。タイや台湾のように2時間と3時間が混在しないので、どこへ行っても同じです。逆に言えば、3時間を超える長時間の乗り継ぎには向きません。

Q. ハラール対応のラウンジがあると聞きました

A. ホーチミン国際線エリアの「Jasmine Halal Lounge」です。17番ゲート付近にあり、男女別の祈祷室を備えています。ハラール対応のためアルコールの提供はありませんが、パソコンとプリンター、無料のマッサージチェアがあり、設備の充実度はベトナムで最上位です。24時間営業です。

Q. 仮眠できるラウンジはありますか?

A. ダナン第2ターミナルのOrchid Loungeに、無料の仮眠ベッドがあります。ベトナムの国際線ラウンジで横になれるのはここだけです。24時間営業なので、深夜便の前に使えます。

Q. ハノイでは2ヶ所のうちどちらへ行けばいいですか?

A. 西ウイング(37番ゲート付近)の「SH Premium Lounge Ha Noi 3」です。コールドビュッフェと会議施設が無料で使えます。東ウイング(21〜22番ゲート付近)の店舗にはこれらの記載がありません。どちらも第2ターミナル4階の出国審査後です。

Q. LCCでベトナムへ行っても使えますか?

A. 使えます。ベトナムの対象施設には、確認したかぎり航空会社による利用制限の記載がありません。韓国のように「アシアナ航空便の利用者のみ」といった条件はないので、ベトジェットなどのLCCでも問題ありません。

Q. 日本で発行したプライオリティ・パスでも使えますか?

A. 確認したかぎり、ベトナムの施設には発行国による制限の記載が見当たりません。日本の空港では羽田のPOWER LOUNGE各店などが「日本国内の事業者を通じて発行された会員証では利用できない」と明記されていますが、ベトナムの対象施設にはそうした注記がありません。

Q. ベトナムの国内線でも使えますか?

A. 使えます。ハノイT1・ホーチミンT1/T3・ダナンT1・カムランT1・フーコック・ハイフォンなど、国内線ターミナルにも11ヶ所以上あります。ハノイやホーチミンからビーチリゾートへ国内線で移動する旅程なら、往路でも使えます(利用回数は1回分消化されます)。

Q. 情報はどこで確認するのが確実ですか?

A. プライオリティ・パスの公式アプリです。自分の会員証を登録した状態で検索すると、そのカードで実際に使える施設だけが表示されます。ベトナムは同じ空港に似た名前のラウンジが複数あるので、ゲート番号まで確認してから向かうのが確実です。

参考にした公式ページ

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