プライオリティ・パスでレストラン・リフレッシュ特典が使えるカード比較2026|使える主要カードと改悪履歴まとめ

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カード比較・まとめ
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クレジットカードは20年以上・累計約30枚を実際に発行して使い比べ、投資歴は20年。日商簿記3級。空港ラウンジや割引きっぷといった旅の固定費から、日々の支払い、株主優待まで、公式の一次情報で確かめたことだけを書いています。

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プライオリティ・パスは空港ラウンジの利用が代表的な特典ですが、実は一部の空港ではラウンジの代わりに「レストラン」「バー」「リフレッシュ(スパ・マッサージ等)」施設で一定額分の飲食・サービスを無料で受けられる仕組みがあります。ところが2019年のアメリカン・エキスプレスを皮切りに、2024〜2025年にかけて大手カード会社が相次いでこの国内でのレストラン/リフレッシュ特典を廃止・有料化しており、「プライオリティ・パス付帯カードだから大丈夫」とは言えない状況になっています。

この記事では、2026年9月時点で国内空港のレストラン/リフレッシュ特典がまだ使えるカードと、すでに使えなくなった主要カードを、各カード発行会社の公式サイト・公式発表を中心に整理しました(確認日:2026年9月27日)。一部、公式サイトで対象施設の詳細が確認できないカードについては、業界メディアの情報もあわせて参考にしています。プライオリティ・パス付帯カードの年会費や無料回数を含めた総合比較は、別記事「空港ラウンジが使えるクレジットカード比較2026」をご覧ください。

先に結論:楽天カード・アメックス発行のプライオリティ・パス対象カード(グリーン/ゴールド・プリファード/プラチナ等)・JCBプラチナ等・三菱UFJカード・プラチナ・アメックス・三井住友カード プラチナ等(一部カードを除く)・ダイナースクラブ・UCプラチナカード・TRUST CLUB プラチナ Visaカードは、いずれも国内のレストラン/リフレッシュ特典がすでに対象外です(ラウンジ利用のみ)。現在も追加料金なしで利用できることが公式サイトで確認できるカードは、セゾンプラチナ系・apollostation THE PLATINUMなど一部に限られています(セゾンゴールドのように、施設自体は利用できるものの有料化されたカードもあります)。ラグジュアリーカードは公式サイトにレストラン・スパの記載がありますが、国内空港限定かどうかは明記されていません。

そもそも「レストラン/リフレッシュ特典」とは何か

プライオリティ・パスの対象施設には、空港ラウンジだけでなく、ラウンジがない・混雑しているといった空港で代わりに使える「レストラン」「バー」「スパ・マッサージ等のリフレッシュ施設」が含まれることがあります。利用の都度、施設の種類に応じて一定額(日本国内では1名あたり3,300〜3,400円程度が目安)分の飲食・サービスが無料になる仕組みです。

ただし、この特典を実際に提供するかどうかは、カード発行会社がプライオリティ・パス運営会社(Collinson社)と結ぶ契約内容によって決まります。近年はコスト増加を理由に、契約内容を「空港ラウンジのみ」に変更する発行会社が急増しており、同じ「プライオリティ・パス付帯」というカードでも、実際に使える施設の範囲はカードによって大きく異なります。

この記事は国内空港でのレストラン/リフレッシュ利用可否に絞って整理しています。海外空港では対象施設・対象カードの扱いが異なる場合があるため、渡航前に必ずプライオリティ・パス公式アプリの施設検索、または各カード発行会社の公式サイトで最新の対象施設を確認してください。

先に結論|国内レストラン/リフレッシュ特典を無料で使えるカード一覧(2026年9月時点)

公式サイトで対象施設に「お食事」「リフレッシュ」等の記載が確認できた代表的なカードは以下の通りです。カードごとに分けて掲載しています(同一の運営会社・同一条件の提携カードは一部省略しています)。

カード名 発行会社 確認状況
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード クレディセゾン 公式サイトに明記
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード クレディセゾン 公式サイトに明記
スルガ・セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード スルガ銀行/クレディセゾン 公式サイトに明記
apollostation THE PLATINUM/apollostation PLATINUM BUSINESS 出光クレジット 公式サイトに明記(2026年8月〜無料回数は年5回に変更)

出典:各カード公式サイト、およびマイルの錬金術師アドバンス「プライオリティパスでレストラン特典が利用できるクレジットカードまとめ」(2026年9月時点)。ただし同記事には、TRUST CLUB プラチナ Visaカードやミライノカード Travelers Goldなど、本記事で確認した公式発表の内容と異なる(すでに国内レストラン/リフレッシュが対象外となっている)カードが引き続き「利用可能」として掲載されている箇所があり、当該メディアの情報だけでは「現在利用できる」ことの裏付けにはなりません。「業界メディア調べ」としたカードは、公式サイトでは対象施設の詳細(レストラン/リフレッシュを含むか)が明記されておらず、実際の可否は搭乗前にプライオリティ・パス公式アプリでの施設検索を推奨します。なお、クレディセゾン公式のプライオリティ・パス対象カード一覧には、本表に掲載したセゾンプラチナ系以外にも、みずほ・大和証券・へきしんなど提携先ごとのセゾンプラチナ/ビジネスカードが複数含まれており、いずれも同様の条件で「お食事/リフレッシュ」を利用できます。本記事では代表的なカードのみを取り上げているため、網羅的な一覧ではない点にご留意ください。

使える側のカードの詳細

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード クレディセゾン
公式に明記条件あり

セゾンカード公式のプライオリティ・パス案内ページでは「海外/国内空港ラウンジ お食事/リフレッシュ」という区分が明記されており、国内空港でのレストラン/リフレッシュ利用が対象に含まれています。ただし、日本国内の「お食事/リフレッシュ」施設を利用する際は「出発3時間以内の搭乗券」の提示が必要で、「入店時間から6時間以内の再利用は不可」という制限があります。スルガ・セゾンプラチナ・アメックス、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスも同じ案内ページに含まれており、同様の条件で利用できます。なお、発行会社が異なる静銀セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(静銀セゾンカード株式会社発行)は、公式サイトで国内のレストラン/リフレッシュ施設が対象に含まれるかどうか明記されていないため、本記事では「要問い合わせ」として別途扱っています。

出典:セゾンカード公式「海外/国内空港ラウンジサービス『プライオリティ・パス』」/関連記事:セゾンカード全種類比較・セゾンアメックス比較

apollostation THE PLATINUM/apollostation PLATINUM BUSINESS 出光クレジット
公式に明記無料回数が変更

出光カード公式のプライオリティ・パス優待ページでは、apollostation THE PLATINUMとapollostation PLATINUM BUSINESSの両カードが対象カードとして明記されており、対象施設として「海外/国内空港ラウンジ」「お食事/リフレッシュ」が挙げられています。国内のレストラン/リフレッシュ利用はどちらのカードでも対象に含まれています。ただし2026年6月1日付の公式発表により、2026年8月3日から無料利用回数が年30回から年5回に削減され(6回目以降は1回35米ドル)、プライオリティ・パスのカード型会員証も2026年7月31日で終了しています。対象施設自体に変更はないとされていますが、最新の条件は申し込み前にアプリまたは公式サイトで確認することをおすすめします。

出典:出光カード公式「空港ラウンジサービス『プライオリティ・パス』」・同「『プライオリティ・パス』のサービス変更に関するご案内」(2026年6月1日付)/関連記事:apollostation THE PLATINUMレビュー

使えなくなった・利用制限がかかった主要カード(改悪履歴)

以下のカードは、公式発表により国内空港の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」に該当する施設が対象外になった、または無料利用から有料利用に変更されたカードです。改定日が早い順に掲載します。

カード(ブランド) 発行会社 施行日 現状
アメックス発行のプライオリティ・パス対象カード(グリーン、ゴールド・プリファード、プラチナ、ANAアメックス・ゴールド/プレミアム等) アメリカン・エキスプレス 2019年8月1日〜 国内外ともラウンジのみ
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 三菱UFJニコス 2024年10月1日〜 国内は無料利用がラウンジのみ(飲食店舗等は有料になる場合あり)
JCBプラチナ/JCBゴールド ザ・プレミア/JCB THE CLASS等 JCB 2024年10月31日20時〜 国内はラウンジのみ
楽天プレミアムカード/楽天ブラックカード 楽天カード 2025年1月2日〜 国内はラウンジのみ
三井住友カード プラチナ等(一部カードを除く) 三井住友カード 2025年4月1日〜 新規・デジタル会員証は国内ラウンジのみ(旧カード型会員証は有効期限内なら旧条件で利用可)※2025年9月30日募集開始のVisaインフィニットも同条件
TRUST CLUB プラチナ Visaカード 三井住友トラストクラブ 2025年4月1日〜 国内はラウンジのみ(利用料は無料のまま)
TRUST CLUB ゴールドカード 三井住友トラストクラブ 2025年4月1日〜 国内はラウンジのみ(利用のたびに35米ドル)
ダイナースクラブカード 三井住友トラストクラブ 2025年4月1日午前2時〜 国内はラウンジのみ
UCプラチナカード UCカード 2025年4月1日正午〜 国内はラウンジのみ
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード クレディセゾン 2025年12月1日〜 プレステージ→スタンダードへ移行、1回35米ドルの有料利用に
ミライノカード Travelers Gold(Mastercard) ライフカード(ドコモSMTBネット銀行提携) 2026年7月1日〜 ラウンジのみに縮小、無料回数も年6回→年3回に削減

出典:各社公式発表(見出しリンクは各カードの解説項目に記載)

アメックス発行のプライオリティ・パス対象カード

アメックス公式サイトでは「アメックスのプライオリティ・パスは、空港ラウンジのみのご利用となります」「空港内のレストランやスパのご利用は、アメックス付帯のプランに含まれておりません」と明記されています。ただしプライオリティ・パスが付帯するのはグリーン・ゴールド・ゴールド・プリファード・プラチナ・ビジネスプラチナ・ANAアメックス・ゴールド/プレミアムなど一部のカードのみで、ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般カード)やマリオットボンヴォイアメックス、ヒルトン・オナーズアメックス、デルタ スカイマイルアメックス、ビジネス・グリーン/ゴールドなどには付帯していません。プライオリティ・パスが付帯するアメックスカードは、国内外問わずラウンジ利用のみが対象です。

出典:アメリカン・エキスプレス公式「プライオリティ・パス」

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

三菱UFJニコス公式のお知らせによれば、2024年9月2日付で「無料でのサービスのご提供を空港ラウンジのみといたします」と発表され、2024年10月1日から施行されました。変更前は飲食店舗やリフレッシュ施設でも無料利用が可能でしたが、変更後は無料利用の対象がラウンジのみとなり、飲食店舗やリフレッシュ施設を利用した場合は利用料金を負担する場合があるとされています。

出典:三菱UFJニコス公式「海外空港ラウンジサービス プライオリティ・パスのご利用に関するお知らせ」(2024年9月2日付)

JCBプラチナ/JCBゴールド ザ・プレミア/JCB THE CLASS等

JCBは2024年9月2日に改定を発表し、2024年10月31日午後8時から、プライオリティ・パスの無料対象を「国内のラウンジと海外のすべての提携施設」に変更しました。これにより国内の食事・リフレッシュ・休憩に該当する施設は無料利用の対象外となっています。対象はザ・クラス会員、プラチナ会員、ゴールド ザ・プレミア会員です。

出典:TRAICY「JCB、プライオリティ・パス旅行特典を改定 国内の食事やリフレッシュ利用は対象外に」(2024年9月2日付、JCB公式発表を基にした報道)

楽天プレミアムカード/楽天ブラックカード

楽天カード公式の発表により、2025年1月2日以降、プライオリティ・パスの無料対象は国内外の空港ラウンジのみとなり、国内のレストラン/リフレッシュ施設は対象外になりました。

出典:楽天カード公式お知らせ(2024年11月28日付)

三井住友カード プラチナ等(一部カードを除く)

三井住友カード公式の「プラチナカードサービス改定のお知らせ」(2024年12月27日追記)では、「国内の『お食事』・『リフレッシュ』施設につきましてはご利用の対象となりません」と明記されており、2025年4月1日から施行されています。同時に同伴者料金も29米ドルから35米ドルへ改定されました。なお、既存のカード型会員証を有効期限内に保有している場合は従来の条件のまま利用でき、新条件は2025年3月24日から申込可能なデジタル会員証を中心に適用されています。2025年9月30日に募集を開始した最上位カード「三井住友カード Visa Infinite」は、この改定より後に登場したカードですが、現行のプライオリティ・パス条件はプラチナカードと同様に国内ラウンジのみです。なお、三井住友カード プラチナ(FS)・三井住友カード プラチナ(FSハローキティ)はこの改定の対象外で、ANA VISAプラチナ プレミアムカード・PRESTIA Visa PLATINUM CARDについては別途案内とされています。

出典:三井住友カード公式「プラチナカードサービス改定のお知らせ」

TRUST CLUB プラチナ Visaカード

三井住友トラストクラブ公式サイトによれば、2025年4月1日より、TRUST CLUB プラチナ Visaカードのプライオリティ・パスは国内空港の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」施設が利用対象外となり、国内では空港ラウンジのみの利用となっています。プライオリティ・パスの年会費と本会員の施設利用料は無料のままで、この点は同じTRUST CLUBブランドのゴールドカード(プライオリティ・パスの年会費は無料だが、施設利用時は1回35米ドルかかる)と異なります。

出典:三井住友トラストクラブ公式「プライオリティ・パス」/関連記事:TRUST CLUBカード比較

TRUST CLUB ゴールドカード

同じ三井住友トラストクラブ公式ページに、TRUST CLUB プラチナ Visaカードとあわせてゴールドカードも対象として明記されており、2025年4月1日より国内空港の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」施設が同様に利用対象外となっています。異なるのは利用料で、ゴールドカードはプライオリティ・パスを利用するたびに本会員・同伴者とも1名につき35米ドルがかかります(プラチナ Visaカードは無料)。

出典:三井住友トラストクラブ公式「プライオリティ・パス」

ダイナースクラブカード

ダイナースクラブ公式の発表(2025年1月6日付)では、2025年4月1日午前2時以降、「国内の『お食事』『リフレッシュ』『休憩』等に該当する施設は利用対象外となります」と明記されています。国内のラウンジ施設と海外の提携施設は引き続き利用可能です。

出典:ダイナースクラブ公式「空港ラウンジサービスおよびプライオリティ・パスのサービス改定について」(2025年1月6日付)

UCプラチナカード

UCカード公式の発表(2025年2月28日付)では、2025年4月1日正午(日本時間)以降、「国内の『お食事』『ご休憩』『リフレッシュ』施設につきましては、無料でのご利用の対象となりません」と明記されています。無料対象は国内のラウンジ施設および海外の全提携施設のみとなりました。

出典:UCカード公式「【UCプラチナカードをお持ちの方】プライオリティ・パスのご利用に関するお知らせ」(2025年2月28日付)

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンカード公式の「プライオリティ・パスサービス内容変更について」のお知らせによれば、対象ゴールドカードのプライオリティ・パスは2025年12月1日から、年会費11,000円で無制限利用できる「プレステージ」プランから、年会費無料だが1回ごとに35米ドルかかる「スタンダード」プランへ移行しました。なお、セゾンカード公式は「ご利用可能施設に変更はない」としており、レストラン/リフレッシュ施設自体が対象外になったわけではありません。これにより、実質的にレストラン/リフレッシュ特典を含む従来の使い放題の位置づけではなくなっています。プラチナ以上のセゾン系カードとは扱いが異なる点に注意してください。

出典:セゾンカード公式「プライオリティ・パスサービス内容変更について」

ミライノカード Travelers Gold(Mastercard)

ライフカードがドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)と提携して発行する「ミライノカード Travelers Gold」は、2026年7月1日付でプライオリティ・パスの内容が改定され、対象施設が国内外の「ラウンジ」のみに縮小されました。これにより国内のレストラン/リフレッシュ施設は対象外となっています。無料回数も年6回から年3回に削減されました。

出典:ライフカード公式「ミライノカード Travelers Gold 特典内容改定について」

公式サイトでの確認が取れなかったカード(要問い合わせ)

以下のカードは、公式サイトの記載だけでは国内レストラン/リフレッシュ特典の対象可否が判断できませんでした。申し込み前に各社へ直接確認することをおすすめします。

ラグジュアリーカード(チタン/ブラック/ゴールド)

ラグジュアリーカード公式サイトの特典案内では、プライオリティ・パスの特典として「無料のレストランメニュー」「併設スパにてリフレッシュ」が明記されています。ただし国内空港に限定した記載ではないため、日本国内のPriority Pass提携レストラン・スパで実際に利用できるかどうかは公式公開情報だけでは断定できません。チタン・ブラック・ゴールドの3グレードいずれも同様の特典が付帯します。渡航前にプライオリティ・パス公式アプリで対象施設を確認することをおすすめします。

出典:ラグジュアリーカード公式「トラベル特典・優待」/関連記事:ラグジュアリーカード ブラック/ダイヤモンドレビュー

静銀セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

静銀セゾンカード株式会社が発行する静銀セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾンプラチナ本家とは別の発行会社によるカードです。公式サイトでは2025年11月4日からデジタル会員証への切り替え申込みが可能になったこと、切り替え後は「スタンダード・プラス」プランとなり無料利用が年10回まで(11回目以降は1回35米ドル)に制限されることは確認できますが、国内のレストラン/リフレッシュ施設が対象に含まれるかどうかは明記されていません。従来のプラスチック製会員証は2025年11月30日まで利用でき、2025年12月1日以降はデジタル会員証のみとなります。業界メディアの一部では利用可能カードとして挙げられていますが、当該メディアには他カードについて古い情報が残っている箇所も確認されたため、本記事では公式未確認として扱います。

出典:静銀セゾンカード公式「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」のお申し込み

エポスプラチナカードは通常申し込みが可能で、エポスカードからのインビテーション(招待)による申し込みにも対応しています。年会費は通常申込の場合は初年度30,000円(税込、年間100万円以上の利用で翌年以降20,000円)、インビテーション経由の場合は初年度から20,000円です。公式サイトのプライオリティ・パス案内では空港ラウンジの利用が中心に説明されており、国内のレストラン/リフレッシュ施設が対象に含まれるかどうかは明記されていません。業界メディアの一部では利用可能カードとして挙げられていますが、当該メディアには他カードについて古い情報が残っている箇所も確認されたため、本記事では公式未確認として扱います。

出典:エポスカード公式FAQ「エポスプラチナカードを申し込みたい。」・同「エポスプラチナカードは年会費がかかりますか?」/関連記事:エポスカード全グレード比較

ジャックスカードプラチナ

ジャックス公式のプライオリティ・パス案内ページでは「空港ラウンジサービス(海外)」という記載のみで、国内のレストラン/リフレッシュ施設への言及は見当たりませんでした。ラウンジ自体も海外中心の説明になっており、国内での扱いも含めて公式への確認をおすすめします。

出典:ジャックス公式「プライオリティ・パス|ジャックスカードプラチナ」

dカード PLATINUM

dカード PLATINUMの公式特典ページでは、プライオリティ・パスの特典として空港ラウンジの利用が案内されており、レストラン/リフレッシュ特典への言及は見当たりませんでした。ただし同カードには、プライオリティ・パスとは別枠で「ダイニングby招待日和」という独自のレストラン優待サービスが付帯しており、対象レストランでコース料理などを1名分無料で利用できます。プライオリティ・パス経由のレストラン特典ではなく、カード独自の優待という位置づけです。

出典:dカード公式「dカード PLATINUM会員特典」・同「レストラン優待サービス(ダイニングby招待日和)」/関連記事:dカード PLATINUMレビュー

りそなVISAプラチナカード

りそなVISAプラチナカードの公式サイトでも、プライオリティ・パスは空港VIPラウンジの利用として案内されており、レストラン/リフレッシュ特典への言及は見当たりませんでした。同カードには別途「メンバーズセレクション」という優待の中に「ペア無料お食事ご招待」がありますが、こちらもプライオリティ・パスとは別枠のカード独自特典です。

出典:りそなカード公式「プライオリティ・パス|りそなVISAプラチナカード」・同「ペア無料お食事ご招待」

プラチナデビットカード(Mastercard)

ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)が発行するデビットカード「プラチナデビットカード(Mastercard)」は、年会費11,000円でプライオリティ・パスが付帯し、年3回まで無料で利用できます(4回目以降と同伴者は1回35米ドル)。ただし公式FAQではラウンジ入店の手順のみが説明されており、国内のレストラン/リフレッシュ施設が対象に含まれるかどうかは明記されていません。

出典:ドコモSMTBネット銀行公式FAQ「〔デビットカード〕ラウンジサービス(プライオリティ・パス)」

よくある質問(FAQ)

Q. プライオリティ・パスの「レストラン/リフレッシュ特典」とはそもそも何ですか?

A. 空港ラウンジがない、または混雑している空港などで、ラウンジの代わりにレストランやバー、スパ・マッサージ等のリフレッシュ施設で一定額分の飲食・サービスを無料で受けられる仕組みです。対象施設・上限金額は空港ごとに異なり、プライオリティ・パス公式アプリの施設検索で確認できます。

Q. なぜ多くのカードでレストラン特典が終了しているのですか?

A. 理由はカード会社によって異なりますが、公式発表で理由を説明しているケースもあります。たとえば三菱UFJニコスは、空港の飲食店舗やリフレッシュ施設等でのプライオリティ・パス利用が増加し、これに伴うコストが増加していることを理由として挙げています。ダイナースクラブも、国内ラウンジにおける「お食事」「リフレッシュ」「休憩」施設の利用や、一度に複数施設を利用するケースの増加により、本来の「ラウンジ」サービスの運営に支障をきたす状況になったと説明しています。2019年のアメリカン・エキスプレスを皮切りに、2024〜2025年にかけて主要カード会社が相次いで対象を「空港ラウンジのみ」に縮小しました。

Q. 招待制で発行されるプラチナカードも同じプライオリティ・パスなのですか?

A. 招待制カードも一般的な申し込み制カードと同じプライオリティ・パスの会員証が発行されますが、対象施設の範囲(ラウンジのみか、レストラン/リフレッシュも含むか)はカード発行会社ごとの契約内容によって異なります。招待制だからレストランも使える、というわけではないため、各カードの公式サイトや実際の会員証アプリで確認してください。

Q. レストラン特典が使えるカードなら、どの空港でも必ず使えますか?

A. いいえ。レストラン/リフレッシュを選べるかどうかは空港ごとに異なり、そもそもラウンジしかない空港、レストランしか選べない空港もあります。渡航前にプライオリティ・パス公式アプリで搭乗予定の空港の対象施設を確認することをおすすめします。

まとめ

プライオリティ・パス付帯カードを選ぶ際、以前は「年会費」と「ラウンジの無料回数」だけを比較すれば十分でしたが、2026年9月時点では「国内のレストラン/リフレッシュ特典が対象に含まれるか」も重要な比較ポイントになっています。国内のレストラン/リフレッシュ特典を重視するなら、セゾンプラチナ系・apollostation THE PLATINUMのように公式サイトで国内対象施設が明記されているカードを軸に検討し、ラグジュアリーカードやエポスプラチナカードなど国内対象かどうかが公式に明記されていないカードは、申し込み前に実際の会員証アプリや公式問い合わせで最新の対象施設を確認することをおすすめします。

プライオリティ・パス付帯カード全体の年会費・無料回数・実質コスト比較は「空港ラウンジが使えるクレジットカード比較2026|プライオリティパス付き厳選ガイド」でまとめています。あわせてご覧ください。

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