海外決済手数料をクレカ8社で比較|10万円で最大2,250円の差、Revolutは為替手数料0%

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カード比較・まとめ
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クレジットカードは20年以上・累計約30枚を実際に発行して使い比べ、投資歴は20年。日商簿記3級。空港ラウンジや割引きっぷといった旅の固定費から、日々の支払い、株主優待まで、公式の一次情報で確かめたことだけを書いています。

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情報更新日:2026年10月9日

海外で買い物をすると、カードの請求には「海外事務手数料」が上乗せされます。同じ10万円を使っても、JCBカードとイオンカードなら1,600円、エポスカード・dカード・セゾンカードなら3,850円です。差は2,250円です。

一方、Revolut(レボリュート)は海外カード決済の手数料が0%で、平日の為替手数料も月30万円まで無料です。この記事では、大手クレジットカード8社とRevolut・Wiseを、1社1製品で並べて実額で比べます。

結論:10万円あたりの手数料は、Revolutが0円、クレカは1,600〜3,850円

  • Revolut:海外カード決済0%、平日の為替手数料は月30万円まで0%(10万円で0円)
  • Wise:為替手数料0.27%〜、カード決済自体は無料(10万円で270円〜)
  • JCBカード:1.60%(10万円で1,600円)
  • イオンカード:1.60%(10万円で1,600円)
  • Amazon Mastercard:2.20%(10万円で2,200円)
  • 三井住友カード:3.63%(10万円で3,630円)
  • 楽天カード:3.63%(10万円で3,630円)
  • エポスカード:3.85%(10万円で3,850円)
  • dカード:3.85%(10万円で3,850円)
  • セゾンカード:3.85%(10万円で3,850円)

海外決済手数料の比較表(1社1製品)

手数料はすべて税込の率です。利用額×手数料率が、為替レートに上乗せされます。

順位 カード・サービス 国際ブランド 手数料率 10万円使うと
1 Revolut(スタンダード) Visa/Mastercard 海外決済0%・平日の為替0%(月30万円まで) 0円
2 Wise デビットカード — 為替手数料0.27%〜(通貨により異なる) 270円〜
3 JCBカード JCB 1.60% 1,600円
3 イオンカード Visa/Mastercard/JCB 1.60% 1,600円
5 Amazon Mastercard Mastercard 2.20% 2,200円
6 三井住友カード Visa/Mastercard 3.63% 3,630円
6 楽天カード Visa/Mastercard/JCB/AMEX 3.63% 3,630円
8 エポスカード Visa 3.85% 3,850円
8 dカード Visa/Mastercard 3.85% 3,850円
8 セゾンカード Visa/Mastercard/JCB/AMEX 3.85% 3,850円

※JCBカードはJCBが発行するカードの率です。Wiseは通貨ごとに率が異なるため、最低の率で計算しています。

利用額別の手数料シミュレーション

旅行で使う金額ごとに、手数料がいくらになるかを並べました。

カード・サービス 10万円 30万円 50万円
Revolut(スタンダード) 0円 0円 1,000円
Wise デビットカード 270円〜 810円〜 1,350円〜
JCBカード 1,600円 4,800円 8,000円
イオンカード 1,600円 4,800円 8,000円
Amazon Mastercard 2,200円 6,600円 11,000円
三井住友カード 3,630円 10,890円 18,150円
楽天カード 3,630円 10,890円 18,150円
エポスカード 3,850円 11,550円 19,250円
dカード 3,850円 11,550円 19,250円
セゾンカード 3,850円 11,550円 19,250円

※Revolutの50万円は、月30万円を超えた20万円分に0.5%がかかる計算です。

ポイント還元を引いた実質の手数料

クレジットカードは、買い物でポイントが貯まります。手数料から通常のポイント還元率を引いた「実質の負担率」を、カードごとに並べました。

カード・サービス 手数料率 通常の還元率 実質の負担率
Revolut(スタンダード) 0% 還元は含めず 0%
Wise デビットカード 0.27%〜 還元は含めず 0.27%〜
JCB カード W 1.60% 最大1.0%(200円につき2ポイント) 0.60%〜
イオンカード 1.60% 0.5%(200円につき1ポイント) 1.10%
Amazon Mastercard 2.20% 1.0% 1.20%
三井住友カード(NL) 3.63% 0.5%(200円につき1ポイント) 3.13%
楽天カード 3.63% 海外のVisa・Mastercard利用は0.5%(200円につき1ポイント) 3.13%
エポスカード 3.85% 0.5%(200円につき1ポイント) 3.35%
dカード 3.85% 1.0%(100円につき1ポイント) 2.85%
セゾンカードインターナショナル 3.85% 最大0.5%(1,000円につき1ポイント) 3.35%〜

※還元率は各社が案内する通常の率です。ポイントの価値は、交換先によって変わります。

実質の負担率が最も低いクレジットカードは、JCB カード Wの0.60%です。手数料が3.63〜3.85%のカードは、還元を引いても2.85〜3.35%が残ります。10万円なら2,850〜3,350円です。

楽天カードの通常の還元率は1%ですが、海外でのVisa・Mastercardの利用は200円につき1ポイント(0.5%)です。国内と同じ還元率とは限りません。

Revolutの手数料としくみ

Revolutは、アプリに日本円をチャージして、海外では現地通貨で払う決済サービスです。スタンダードプランは月額無料です。

項目 スタンダード プレミアム メタル
月額料金 無料 980円(年払い9,800円) 1,980円(年払い19,800円)
為替手数料が無料の上限 月30万円 上限なし 上限なし
海外カード決済の手数料 0% 0% 0%
海外ATMの無料枠 月25,000円 月50,000円 月100,000円

チャージ(入金)の手数料

日本で発行されたカードからのチャージ手数料は、次のとおりです。銀行振込によるチャージには、Revolut側の手数料は記載がありません。

  • Visaのデビットカード:無料
  • Mastercardのクレジットカード・デビットカード:無料
  • Visaのクレジットカード・プリペイドカード:1.7%
  • Mastercardのプリペイドカード:1.3%

カードの発行

カード発行料は無料です。配送料は普通郵便500円、速達2,000円です。バーチャルカードは無料で作れます。

Revolutの始め方|申込から初回チャージまで

スマホだけで申し込めます。手順は次のとおりです。

  1. アプリを入れて、アカウントを作成します。電話番号を入れて、SMSで届く6桁のコードを入力します。
  2. 居住国、住所、氏名、生年月日、職業を入力します。利用目的を選び、4桁のパスコードを設定します。
  3. 本人確認をします。運転免許証、マイナンバーカード(表面)などを使います。入力した住所は、本人確認書類の住所と合わせます。
  4. カードを追加します。[カード]から[カードを追加]を選び、バーチャルかリアルを選びます。
  5. リアルカードは、届いたらアプリで有効化します。16桁のカード番号を入力するまで、タッチ決済とオンライン決済は使えません。
  6. チャージします。手数料が無料の、デビットカードか銀行振込を選びます。

バーチャルカードなら、すぐ使えます

バーチャルカードは、アプリにすぐ表示されます。オンライン決済に使え、AppleウォレットやGoogleウォレットに登録すれば、Apple PayやGoogle Payに対応した店でも払えます。1つのアカウントに最大4枚まで追加できます。

リアルカードの送料

リアルカードの配送料は、普通郵便500円、速達2,000円です。届くまでの日数は、公開情報に明記がありません。出発の前に、余裕をもって申し込みましょう。

Wiseデビットカードの手数料

Wiseは、持っている通貨で支払えるデビットカードです。サブスクリプション料金はありません。

  • カード発行手数料:1,200円
  • カード決済:無料(為替手数料は0.27%〜、通貨により異なる)
  • ATM引き出し:月25,000円まで無料

クレジットカード側の手数料はなぜ違う?

海外事務手数料は、カード会社が決める率です。為替レートに上乗せされて請求されます。ここ2年で、3.63〜3.85%へ引き上げたカードが増えました。

カード 以前 現在 適用開始
三井住友カード 2.20% 3.63% 2024年11月1日以降に到着した売上
セゾンカード 2.20%(Visa/Mastercard) 3.85% 2024年12月4日以降に処理された利用分
楽天カード 2.20% 3.63% 2025年3月
エポスカード 2.20% 3.85% 2025年7月1日利用分
Amazon Mastercard 1.63% 2.20% 2025年10月1日以降に到着した売上
dカード 2.20% 3.85% 2025年12月1日以降に到着した売上

JCBカードとイオンカードは1.60%のままです。JCBカードは、JCBが売上処理をした日の基準レートに1.60%を足した換算レートで計算されます。イオンカードは、イオンマークのカード共通で1.60%です。

目的別のおすすめの使い分け

こんな人 おすすめ 理由
手数料を最小にしたい Revolut 海外決済0%、平日の為替は月30万円まで0%
使う通貨が決まっている Wise 為替手数料0.27%〜で、カード決済は無料
新しくアプリを使いたくない JCBカード クレジットカードで最も低い1.60%
イオンの買い物もしたい イオンカード JCBカードと並んで最も低い1.60%
今持っているカードが3.63〜3.85% 海外ではRevolutに切り替え 10万円ごとの手数料3,630〜3,850円が0円になる

海外のお店では「現地通貨」で払う

海外のレジや端末で、日本円と現地通貨のどちらで払うかを聞かれることがあります。選ぶときは、現地通貨にしましょう。

  • 日本円の金額で決済されると、カード会社側で換算されません。現地通貨で払った場合と、換算レートが違ってくる恐れがあります。
  • 日本円で払いたくない場合は、その場で加盟店に伝えます。
  • 海外ATMでも同じです。通貨を選べるときに日本円を選ぶと、割高な為替レートになる可能性があります。

せっかく手数料の低いカードを選んでも、日本円を選ぶと差が小さくなります。レシートの通貨を見る習慣をつけましょう。

Revolutを使う前の注意点

手数料が安い分、使い方のルールがあります。まとめて確認してください。

  • 週末の両替は1%が上乗せされます。金曜17時〜日曜18時(ニューヨーク時間)が対象です。日本円から外貨へは平日に両替しておくのが安心です。
  • 月30万円を超えると0.5%がかかります。スタンダードプランの無料枠は月30万円です。
  • ATMは月25,000円までが無料です。超えた分には2%がかかります。ATM事業者の手数料は別にかかることがあります。
  • クレジットカードの手数料の適用日は、利用日とずれることがあります。為替レートは、現地で払った時点ではなく、カード会社が処理した時点のものが使われます。
  • ポイントの還元率は、変わることがあります。dカードは、2026年12月以降にポイント還元率や進呈条件、年会費を見直す予定と案内しています。載っていないカードは、手数料から還元率を引いて計算できます。

よくある質問(FAQ)

Q. 海外事務手数料とは何ですか?

A. 外貨で払ったときに、為替レートに上乗せされる手数料です。利用額に手数料率をかけた金額が請求に加わります。たとえば三井住友カードで100ドルを1ドル150円で払うと、15,000円に3.63%(544円)が加わり、請求は15,544円です。

Q. クレジットカードによって率が違うのはなぜですか?

A. 率はカード会社が決めるためです。セゾンカードのJCBは、JCBが定める1.6%と、セゾンが定める分の合計で3.85%になります。JCBのカードは、JCBが発行する場合は1.60%です。

Q. Revolutの月額料金はかかりますか?

A. スタンダードプランは月額無料です。有料のプレミアム(月980円)とメタル(月1,980円)では、為替手数料の無料枠に上限がなくなります。

Q. Revolutにチャージするときの手数料はいくらですか?

A. 日本で発行されたVisaのデビットカードと、Mastercardのクレジット・デビットカードからのチャージは無料です。Visaのクレジットカードは1.7%、Mastercardのプリペイドカードは1.3%です。

Q. 海外ATMで現金を引き出すときはどう違いますか?

A. Revolutのスタンダードは月25,000円まで無料で、超えた分は2%です。Wiseも月25,000円まで無料で、超えた分は100円+超過分の1.75%です。

Q. 換算レートは、いつのレートが使われますか?

A. 現地で払った日のレートではありません。JCBカードは、JCBが売上処理をした日の基準レートです。三井住友カードは、売上データを受け取った日のレートで、利用の2〜4日後になります。

Q. ポイントが貯まるなら、手数料が高くても得ですか?

A. 還元率が手数料より高くないと、差し引きでは負担が残ります。たとえば手数料3.85%のdカードは、還元率が1.0%なので、実質の負担は2.85%です。

Q. 日本円と現地通貨を選べるときは、どちらで払いますか?

A. 現地通貨です。日本円の金額で決済されると、現地通貨で払った場合と換算レートが違ってくる恐れがあります。

Q. Revolutは申し込んだその日から使えますか?

A. バーチャルカードは、本人確認のあと、アプリにすぐ表示されてオンライン決済に使えます。リアルカードが届くまでの日数は、公開情報に明記がありません。

まとめ

10万円を使った場合の海外決済手数料は、Revolutが0円、Wiseが270円〜、JCBカードとイオンカードが1,600円です。三井住友カードと楽天カードは3,630円、エポスカード・dカード・セゾンカードは3,850円です。

海外で多く使う予定があるなら、手数料の低いRevolutかWiseを用意しておくと、請求額の差が大きくなります。

出典

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