Olive Infiniteの特典を金額換算|年会費99,000円は年間いくら使えば元が取れる?

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クレジットカード
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クレジットカードは20年以上・累計約30枚を実際に発行して使い比べ、投資歴は20年。日商簿記3級。空港ラウンジや割引きっぷといった旅の固定費から、日々の支払い、株主優待まで、公式の一次情報で確かめたことだけを書いています。

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情報更新日:2026年10月11日

三井住友銀行の「Olive Infinite」は、年会費が99,000円(税込)です。特典はたくさんありますが、いくら分もらえるのか、年会費の元が取れるのかは分かりにくいものです。

この記事では、公式に数字が出ている主要な特典を円に直しました。年間の利用額ごとに、年会費との損益も計算しています。

結論:カード利用だけなら年間約590万円で、年会費の元が取れる

  • 基本還元は1.0%です。年間400万円以上で継続特典40,000ポイントが付き、700万円以上で110,000ポイントになります
  • 2年目以降は、年間約590万円の利用で年会費99,000円に届きます。400万円なら19,000円の赤字、700万円なら81,000円の黒字です
  • 初年度は、100万円の利用で入会特典100,000ポイントがもらえます。100万円の利用なら、年会費を11,000円上回ります
  • 月10万円(年間120万円)のクレカ積立を併用すると、年間400万円の利用で5,000円の黒字になります。積立の還元率は、年間のカード利用額で1.0%~4.0%に変わります
  • 使えば得になる特典は、近い有料サービスの参考価格で換算しました。プライオリティ・パスを年4回、招待日和、ハワイ7日間の旅行2回を使うと仮定して参考価格をすべて足すと、年間400万円のカード利用でも参考換算で+60,445円になります

金額換算のルール

  • 1ポイント=1円で計算します
  • 公式に数字が出ていて、金額にしやすい主要な特典を、円に直します
  • 金額に直せない特典は、近い有料サービスの公式価格を参考値として円に直します
  • 「最大」と書かれた数字は、最大の場合の金額です
  • 年会費は99,000円(税込)です

特典を円に直した一覧

特典 公式の内容 円に直すと 主な条件
新規入会&ご利用特典 100,000ポイント 100,000円(初年度のみ) 入会月の3か月後末までに、クレジットモードまたはデビットモードで100万円以上利用。年会費無料が適用される人は対象外
基本還元 1.0% 利用額×1% クレジットモード・デビットモード。ポイント払いモードは0.5%
継続特典 年間400万円で40,000ポイント、700万円で110,000ポイント 40,000円/110,000円 入会月から12か月後末までの利用額で判定。付与は、その期間が終わったあとの入会月の翌月末頃
SBI証券クレカ積立 月10万円まで。年間のお買い物利用額に応じて1.0%~4.0% 年間12,000円~48,000円(月10万円の場合) 利用額700万円以上で4.0%、500万円以上で3.0%、300万円以上で2.0%、300万円未満で1.0%。資産運用特典で最大+2%。積立の利用額は、入会特典と継続特典の利用額に含まれない
他行あて振込手数料 SMBCダイレクトで月10回まで無料 毎月10回使うと、すべて3万円未満なら年間18,480円、すべて3万円以上なら年間26,400円 他行あて振込の手数料は、3万円未満が154円、3万円以上が220円。契約口座を出金口座にする必要がある
対象のコンビニ・飲食店 スマホのタッチ決済・モバイルオーダーで最大8%(クレジットモード) 基本還元との差は最大7% 月1万円使うと、最大で月700円
ファインダイニング by 招待日和 国内約200店舗で、会員1名分のコース代が無料 1名分のコース代 大人2名以上で利用。同じ店は半年に1回まで。他の優待とは併用できない

年会費99,000円との損益

2年目以降:カード利用額で比べる

基本還元1.0%と、継続特典を足した金額です。SBI証券のクレカ積立は含みません。

年間のカード利用額 基本還元 継続特典(約1年後に付与) 合計 年会費99,000円との差
300万円 30,000円 なし 30,000円 -69,000円
400万円 40,000円 40,000円 80,000円 -19,000円
500万円 50,000円 40,000円 90,000円 -9,000円
600万円 60,000円 40,000円 100,000円 +1,000円
700万円 70,000円 110,000円 180,000円 +81,000円

400万円以上700万円未満の範囲では、基本還元(利用額×1%)と継続特典40,000円の合計が99,000円に届くのは、年間590万円のときです。

入会から1年間の利用:入会特典を足す

入会月の3か月後末までに100万円以上使い、入会特典100,000ポイントをもらった場合の金額です。継続特典は、入会月から12か月後末までの利用額で決まります。ポイントが付くのは、その期間が終わったあとで、入会月の翌月末頃です。たとえば2026年6月10日入会なら、2027年6月30日までの利用が対象で、付与は2027年7月末頃です。年会費無料が適用される人は、入会特典の対象外です。

入会から1年間の利用額 基本還元 入会特典 継続特典(約1年後に付与) 合計 年会費99,000円との差
100万円 10,000円 100,000円 なし 110,000円 +11,000円
400万円 40,000円 100,000円 40,000円 180,000円 +81,000円
700万円 70,000円 100,000円 110,000円 280,000円 +181,000円

クレカ積立を足すと

SBI証券のクレカ積立は、月10万円(年間120万円)まで、ポイントが付きます。還元率は、年間のお買い物利用額で変わります。年間120万円を積み立てた場合のポイントです。

年間のお買い物利用額 積立の還元率 積立のポイント(年間120万円)
300万円未満 1.0% 12,000円
300万円以上 2.0% 24,000円
500万円以上 3.0% 36,000円
700万円以上 4.0% 48,000円

カード利用と積立を合わせた損益

カード利用分(基本還元と継続特典)に、月10万円の積立ポイントを足した金額です。

年間のカード利用額 カード利用分 積立ポイント 合計 年会費99,000円との差
300万円 30,000円 24,000円 54,000円 -45,000円
400万円 80,000円 24,000円 104,000円 +5,000円
500万円 90,000円 36,000円 126,000円 +27,000円
700万円 180,000円 48,000円 228,000円 +129,000円

月10万円(年間120万円)の積立を併用すると、年間400万円の利用から黒字になります。継続特典が付かない400万円未満は、積立を足しても黒字になりません。

資産運用特典の上乗せ

Olive資産運用サービスに申し込み、条件を満たすと、積立のポイントに最大2%が上乗せされます。条件はすべて満たす必要があります。

上乗せ 条件 月10万円の積立の場合
+1% 三井住友銀行の円普通預金500万円以上、SBI証券残高500万円以上、Olive残高の合計3,000万円以上5,000万円未満 年間12,000円
+2% 三井住友銀行の円普通預金500万円以上、SBI証券残高500万円以上、Olive残高の合計5,000万円以上 年間24,000円

積立の還元率が高いカードは、ほかにもあります。比べたいときは、投信クレカ積立の還元率ランキングを見てください。

上乗せ特典の計算式

他行あて振込の手数料

SMBCダイレクトの他行あて振込は、月10回まで無料です。手数料は3万円未満が154円、3万円以上が220円です。毎月10回使ったとき、すべて3万円未満なら年間18,480円(154円×10回×12か月)、すべて3万円以上なら年間26,400円(220円×10回×12か月)です。実際は、使った回数と金額で変わります。契約口座を出金口座にする必要があります。

対象のコンビニ・飲食店

スマホのタッチ決済・モバイルオーダーで、最大8%です。基本還元の1.0%との差は最大7%です。対象の店での月間の利用額×7%が、上乗せの最大額です。月1万円なら700円、年間8,400円です。

ファインダイニング by 招待日和

大人2名以上で利用すると、会員1名分のコース代が無料になります。無料になる金額は、店とコースで決まります。たとえば、1名分のコース代が1万円なら、1万円分です。同じ店は半年に1回まで、他の優待とは併用できません。

金額に直せない特典を、近い有料サービスの参考価格で計算する

使った分だけ得になる特典は、近い有料サービスを自分で契約したときの公式価格を、参考値として円に直しました。使わなければ0円です。1ドル=155円で計算します。三井住友カードの記事が使っているレートです。

特典 近い有料サービス 公式の価格
プライオリティ・パス(プレステージ会員が付帯) プライオリティ・パスを自分で契約 スタンダード:年会費99米ドル+1回35米ドル。スタンダードプラス:年会費329米ドル(年10回無料、11回目から1回35米ドル)。プレステージ:年会費469米ドル(何回でも無料)
ファインダイニング by 招待日和 招待日和の個人会員 年会費33,000円(税込)。月払いは月額2,750円。個人会員には入会条件・審査があり、誰でも入れるサービスではありません
海外旅行傷害保険 損保ジャパンの海外旅行総合保険(ハワイ7日間、補償充実プラン) 1回4,700円

プライオリティ・パス:年間のラウンジ利用回数別

自分で契約するなら、利用回数に合わせて、いちばん安い契約を選んだ場合の年間費用です。

年間の利用回数 いちばん安い契約 年間の費用 円に直すと
2回 スタンダード 169米ドル(99+35×2) 26,195円
4回 スタンダード 239米ドル(99+35×4) 37,045円
6回 スタンダード 309米ドル(99+35×6) 47,895円
10回 スタンダードプラス 329米ドル 50,995円
14回 スタンダードプラス/プレステージ(同額) 469米ドル 72,695円

14回は、スタンダードプラスとプレステージがともに469米ドル(72,695円)です。最安の契約を選ぶ場合、15回以上はプレステージの469米ドル(72,695円)で一定です。

旅行傷害保険:補償は同じではない

損保ジャパンの保険料4,700円は、補償が同じ保険の値段ではありません。補償額を並べると、次のとおりです。

補償 Olive Infinite(旅行安心プラン) 損保ジャパン(補償充実プラン)
傷害死亡・後遺障害 1億円 3,000万円
治療費用 500万円(傷害・疾病) 2,000万円
賠償責任 1億円 1億円
携行品損害 100万円(免責3,000円) 50万円
救援者費用 1,000万円 2,000万円

治療費用と救援者費用は損保ジャパンのほうが大きく、死亡・後遺障害と携行品損害はOlive Infiniteのほうが大きくなっています。ハワイ7日間の旅行を年2回する場合の参考額は9,400円(4,700円×2回)です。行き先や日数で保険料は変わります。

合算した損益

年間400万円のカード利用(積立なし)に、使った分の特典を順に足した金額です。

使った特典 足す金額 年会費99,000円との差
カード利用のみ(年間400万円) ― -19,000円
+プライオリティ・パスを年4回 37,045円 +18,045円
+招待日和 33,000円 +51,045円
+海外旅行を年2回(保険) 9,400円 +60,445円

プライオリティ・パスを年4回、招待日和、ハワイ7日間の旅行2回をすべて使うと仮定して参考価格を足すと、年間400万円のカード利用でも参考換算で+60,445円です。招待日和の個人会員には入会条件があり、保険は補償が異なるため、実額の利益ではありません。使わない特典は足せません。

金額に直していない特典

特典 直していない理由
コンシェルジュ 使った回数や内容で価値が変わる
お買物安心保険(年間500万円まで) 補償の上限額で、受け取れる金額ではない
リワードアップ Visa Infinite(対象加盟店で+1.0%~9.0%) どの店でいくら使うかで変わる

こんな人は黒字になりやすい

こんな人 おすすめ理由
年間600万円以上、カードで払う人 基本還元と継続特典で年会費に届く
年間700万円以上、カードで払う人 継続特典が110,000ポイントになる
月10万円の積立と、年間400万円以上のカード利用をする人 積立の24,000円を足して年会費を上回る
入会して1年目に、100万円以上使う人 入会特典100,000ポイントで年会費を上回る
年間のカード利用が400万円未満の人 継続特典が付かず、年会費を回収しにくい
ラウンジ・レストラン・海外旅行をよく使う人 近い有料サービスの参考価格を足せるため、元が取りやすい

注意点

元が取れるかどうかは、次の条件で変わります。申し込む前に確認してください。

  • ポイントは、1ポイント=1円として計算しています。実際の価値は、使い道で変わる場合があります
  • 入会特典と継続特典の利用額に、SBI証券のクレカ積立は含まれません
  • 入会特典と継続特典は、クレジットモードとデビットモードの利用が対象です。ポイント払いモードは対象外の特典があります
  • 年会費無料が適用される人は、新規入会&ご利用特典の対象外です
  • 継続特典は、公式の説明に「初年度は付与されません」とあります。ただし、公式の例では、入会月から12か月後末までの利用分が、期間が終わった翌月末頃に付与されます。つまり、入会から1年間の利用分は、2年目に受け取ります
  • 旅行傷害保険は、日本出国前に対象となる公共交通乗用具の料金、または募集型企画旅行の旅行代金をカードで支払うことが条件です。ホテルの宿泊代金のみは対象になりません。補償は「選べる無料保険」の旅行安心プランのものです
  • 近い有料サービスの参考価格は、使った場合だけ足せる金額です。招待日和の個人会員には入会条件があり、保険は補償内容が異なります。ドルの換算は1ドル=155円で、実際のレートで変わります
  • クレカ積立の還元率は、年間のお買い物利用額で変わります。ポイントは年1回、年間の積立合計額に対して付きます
  • クレジットモードは、満20歳以上で審査があります
  • 公式は、名称や条件が今後変わる可能性があるとしています

よくある質問(FAQ)

Q. Olive Infiniteの年会費はいくらですか?無料になりますか?

A. 年会費は99,000円(税込)です。Olive資産運用サービスに申し込み、三井住友銀行の円普通預金500万円以上、SBI証券の残高500万円以上、Olive残高の合計5,000万円以上をすべて満たすと無料になります。2回目以降は、年間100万円以上の利用も必要です。年会費無料が適用される人は、新規入会&ご利用特典の対象外です。

Q. 年間いくら使えば、年会費99,000円の元が取れますか?

A. カード利用だけで見ると、年間約590万円です。1.0%の基本還元と、年間400万円以上で付く継続特典40,000ポイントの合計が、99,000円に届く金額です。700万円以上使うと継続特典は110,000ポイントになります。

Q. 初年度はお得ですか?

A. 入会月の3か月後末までに100万円以上使うと、100,000ポイントがもらえます。100万円の利用なら、基本還元の10,000ポイントと合わせて110,000ポイントで、年会費を11,000円上回ります。

Q. SBI証券のクレカ積立は、利用額に入りますか?

A. 入りません。クレカ積立の利用額は、新規入会&ご利用特典と継続特典の利用額に含まれません。積立のポイントは別に付きます。月10万円なら、年間のお買い物利用額に応じて1.0%~4.0%で、年間12,000~48,000ポイントです。

Q. 1ポイントは何円で計算していますか?

A. この記事は、1ポイント=1円で計算しています。実際の価値は、ポイントの使い道で変わる場合があります。

Q. コンシェルジュは金額に直さないのですか?

A. 直していません。コンシェルジュは使った回数や内容で価値が変わるためです。プライオリティ・パス、招待日和、旅行傷害保険は、近い有料サービスの参考価格で円に直しました。旅行傷害保険の最高1億円は、補償の上限額で、受け取れる金額ではありません。

まとめ

  • カード利用だけなら、年間約590万円で年会費99,000円の元が取れる
  • 年間400万円では、19,000円の赤字になる
  • 初年度は、100万円の利用で入会特典を足して11,000円の黒字になる
  • 月10万円(年間120万円)の積立を併用すると、年間400万円の利用で5,000円の黒字になる
  • プライオリティ・パス、招待日和、旅行保険は、使った分だけ近い有料サービスの参考価格を足せる。年4回のラウンジ、招待日和、ハワイ7日間の旅行2回と仮定すると、400万円のカード利用でも参考換算で+60,445円になる

出典

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