【2026年9月】投信保有ポイント還元率ランキング|オルカン・S&P500など5ファンドを7社で比較

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情報更新日:2026年9月21日

投資信託の保有残高に応じて、毎月ポイントが付く証券会社があります。ただし、付く率は会社ごと、ファンドごとに違い、同じファンドでもポイントが付かない会社もあります。

この記事では、人気の5ファンドについて、保有残高に対して年率いくらのポイントが付くのかを、7社の公式ページで確認して、ファンドごとに順位にしました。

買付時や積立時にカード会社から付くポイントは含めず、投資信託の保有そのものに付くポイントだけを比べています。

結論

・オルカンは、SBI証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券、松井証券の4社が年0.0175%で同率1位です。

・eMAXIS Slim S&P500は、SBI証券、三菱UFJ eスマート証券、松井証券の3社が年0.028%で同率1位です。

・インベスコの世界のベストは、松井証券が年0.8%で1位です。2位は三菱UFJ eスマート証券の年0.20%、3位はSBI証券の年0.1%です。

・SBI・V・S&P500は、SBI証券と松井証券が年0.022%で同率1位です。楽天・全米は、SBI証券と松井証券が年0.05%で同率1位です。

・年率から単純換算した100万円あたりの年間ポイントは、オルカンの175ポイントから、世界のベストの8,000ポイントまで、ファンドによって大きく違います。

・世界のベストは、ポイントの率が高い一方で、信託報酬も年1.903%と、他の4ファンドより高い水準です。

・楽天証券は、5ファンドとも保有残高に応じた年率のポイントがありません(0%)。マネックス証券は、SBI・V・S&P500が付与対象外(0%)です。

・大和コネクト証券とPayPay証券は、保有残高に応じた年率のポイントを公式情報で確認できなかったため、順位に入れていません。

・SBI証券の金融商品仲介口座(三井住友カード、SBI新生銀行など)は、ファンド別の付与率を確認できなかったため、ランキングに入れていません。

比較の前提

項目 内容
対象ファンド eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)、SBI・V・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドの5本です。
対象の証券会社 SBI証券、楽天証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券、松井証券、大和コネクト証券、PayPay証券の7社です。
比べるもの 投資信託の保有残高に対して毎月付くポイントの年率です。買付額や積立額に連動するポイント、クレジットカードの積立還元は含めません。
基本還元率 各社の通常の付与要件(ポイントサービスの申込、ID登録、エントリー)を満たしたうえで、追加の条件なしで付く年率です。
条件付き最大 追加の条件を満たしたときの最大の年率です。SBI証券と三菱UFJ eスマート証券の世界のベストは、月間平均保有額が1,000万円以上で率が上がります。この1,000万円は世界のベスト単体ではなく、複数ファンドの合計で判定されます(SBI証券は公式の計算例で通常銘柄と指定銘柄の保有金額を合計、三菱UFJ eスマート証券は同じ区分の銘柄の月間平均保有残高を合算して判定・算出)。ほかに上乗せの記載を確認したものはありません。
換算 1ポイント=1円として比べます。JALマイルのように円換算できないものは換算していません。
順位のつけ方 基本還元率の高い順に並べ、同じ率は同順位にしています。条件付き最大は順位に反映していません。会社が違う商品は、1行にまとめていません。
0%と「-」の違い 公式情報で保有ポイントの対象外と確認できたものを0%にしています。保有残高に応じたポイントを確認できなかった会社は「-」とし、順位に入れていません。
確認した公式情報 SBI証券は付与率一覧(2026年9月11日時点)、マネックス証券は投信保有ポイントのページ(2026年8月3日時点)と各ファンドのページ、三菱UFJ eスマート証券は資産形成プログラムのページと2026年9月1日時点の銘柄一覧、松井証券は各ファンドの還元ポイントのページ(2026年8月31日時点)です。
信託報酬 マネックス証券の各ファンドのページに記載の年率(税込)を、2026年9月21日に確認しました。eMAXIS Slimの2本は「以内」の上限率、SBI・V・S&P500と楽天・全米は投資先ETFの費用を含む実質の率です。

対象の5ファンド

5本はそれぞれ別のファンドで、運用会社や信託報酬は下の表のとおりです。ポイントの率は、ファンドごとに各社が決めています。

ファンド 運用会社 信託報酬(税込)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 三菱UFJアセットマネジメント 年0.05775%以内
+品貸料の49.5%以内の額
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 三菱UFJアセットマネジメント 年0.0814%以内
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(愛称:世界のベスト) インベスコ・アセット・マネジメント 年1.903%
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド SBIアセットマネジメント 実質年0.0938%程度
投資先ETFの費用を含む実質の率
楽天・全米株式インデックス・ファンド 楽天投信投資顧問 実質年0.162%程度
投資先ETFの費用を含む実質の率

出典:マネックス証券の各ファンドのページ(2026年9月21日確認)。

5ファンドの基本還元率の一覧

会社ごと、ファンドごとの基本還元率(年率)です。ファンド別の順位は、次の章で1社ずつ示します。

※表は横にスクロールできます →

証券会社 オルカン eMAXIS Slim S&P500 世界のベスト SBI・V・S&P500 楽天・全米
SBI証券 0.0175% 0.028% 0.1%
(投信マイレージ対象投資信託の月間平均保有金額の合計が1,000万円以上で0.2%)
0.022% 0.05%
マネックス証券 0.0175% 0.0254% 0.08% 0% 0.03%
三菱UFJ eスマート証券 0.0175% 0.028% 0.20%
(同一区分の月間平均保有残高の合計が1,000万円以上で0.40%)
0.005% 0.005%
松井証券 0.0175% 0.028% 0.8% 0.022% 0.05%
楽天証券 0% 0% 0% 0% 0%
大和コネクト証券 - - - - -
PayPay証券 - - - - -

太字は、そのファンドで最も高い率です。2026年9月21日時点で確認した各社の公式情報にもとづきます。「-」は、保有残高に応じた年率のポイントを確認できなかったことを示します。

ファンド別の投信保有ポイント還元率ランキング

ファンドごとに、7社を基本還元率の高い順に並べました。同じ率の会社は同順位です。順位は基本還元率だけで決めていて、条件付き最大は順位に反映していません。

年間ポイントは「保有額×年率」の単純換算です。実際の付与額は、月次の計算、端数の処理、基準価額の変動などで異なります。

1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

4社が年0.0175%で並び、1位が4社です。楽天証券は保有残高に応じた年率のポイントがなく、0%で5位です。大和コネクト証券とPayPay証券は確認できず、順位に入れていません。

※表は横にスクロールできます →

順位 証券会社 基本還元率(年率) 条件付き最大 100万円あたりの年間ポイント(単純換算) 備考
1位 SBI証券 0.0175% 上乗せの記載なし 175pt 付与率一覧に個別に掲載
1位 マネックス証券 0.0175% 上乗せの記載なし 175pt 銘柄別の付与率として個別に掲載
1位 三菱UFJ eスマート証券 0.0175% 上乗せの記載なし 175pt プレミアム銘柄B
1位 松井証券 0.0175% 上乗せの記載なし 175pt 対象銘柄の還元ポイントページに掲載
5位 楽天証券 0% - 0pt 年率の保有ポイントは楽天・プラスの6ファンドのみ
- 大和コネクト証券 - - - 保有ポイントを確認できず(順位対象外)
- PayPay証券 - - - 保有ポイントを確認できず(順位対象外)

2. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

3社が年0.028%で並び、1位が3社です。マネックス証券は年0.0254%で4位、楽天証券は0%で5位です。大和コネクト証券とPayPay証券は順位に入れていません。

※表は横にスクロールできます →

順位 証券会社 基本還元率(年率) 条件付き最大 100万円あたりの年間ポイント(単純換算) 備考
1位 SBI証券 0.028% 上乗せの記載なし 280pt 付与率一覧に個別に掲載
1位 三菱UFJ eスマート証券 0.028% 上乗せの記載なし 280pt プレミアム銘柄B
1位 松井証券 0.028% 上乗せの記載なし 280pt 対象銘柄の還元ポイントページに掲載
4位 マネックス証券 0.0254% 上乗せの記載なし 254pt 銘柄別の付与率として個別に掲載
5位 楽天証券 0% - 0pt 年率の保有ポイントは楽天・プラスの6ファンドのみ
- 大和コネクト証券 - - - 保有ポイントを確認できず(順位対象外)
- PayPay証券 - - - 保有ポイントを確認できず(順位対象外)

3. インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(愛称:世界のベスト)

松井証券が年0.8%で単独1位です。2位の三菱UFJ eスマート証券は年0.20%、3位のSBI証券は年0.1%、4位のマネックス証券は年0.08%です。楽天証券は0%で5位で、大和コネクト証券とPayPay証券は順位に入れていません。

※表は横にスクロールできます →

順位 証券会社 基本還元率(年率) 条件付き最大 100万円あたりの年間ポイント(単純換算) 備考
1位 松井証券 0.8% 上乗せの記載なし 8,000pt 対象銘柄の還元ポイントページに掲載
2位 三菱UFJ eスマート証券 0.20% 年0.40%(プレミアム銘柄Aの月間平均保有残高の合計が1,000万円以上) 2,000pt プレミアム銘柄A
3位 SBI証券 0.1% 年0.2%(投信マイレージ対象投資信託の月間平均保有金額の合計が1,000万円以上) 1,000pt 付与率一覧に個別の掲載はなく、通常銘柄(下記を除く国内公募株式投資信託)の扱い。2008年10月1日以降に買付・移管入庫した分が対象
4位 マネックス証券 0.08% 上乗せの記載なし 800pt 通常の付与率(ファンドページに年0.0800%と記載)
5位 楽天証券 0% - 0pt 年率の保有ポイントは楽天・プラスの6ファンドのみ
- 大和コネクト証券 - - - 保有ポイントを確認できず(順位対象外)
- PayPay証券 - - - 保有ポイントを確認できず(順位対象外)

4. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

SBI証券と松井証券が年0.022%で並び、1位が2社です。三菱UFJ eスマート証券は年0.005%で3位です。マネックス証券は付与対象外、楽天証券は年率のポイントがなく、2社が0%で4位に並びます。大和コネクト証券とPayPay証券は順位に入れていません。

※表は横にスクロールできます →

順位 証券会社 基本還元率(年率) 条件付き最大 100万円あたりの年間ポイント(単純換算) 備考
1位 SBI証券 0.022% 上乗せの記載なし 220pt 付与率一覧に個別に掲載
1位 松井証券 0.022% 上乗せの記載なし 220pt 対象銘柄の還元ポイントページに掲載
3位 三菱UFJ eスマート証券 0.005% 上乗せの記載なし 50pt 当社指定銘柄(一律年0.005%)
4位 マネックス証券 0% - 0pt 付与対象外のファンドとして表示される
4位 楽天証券 0% - 0pt 年率の保有ポイントは楽天・プラスの6ファンドのみ
- 大和コネクト証券 - - - 保有ポイントを確認できず(順位対象外)
- PayPay証券 - - - 保有ポイントを確認できず(順位対象外)

5. 楽天・全米株式インデックス・ファンド

SBI証券と松井証券が年0.05%で並び、1位が2社です。マネックス証券は年0.03%で3位、三菱UFJ eスマート証券は年0.005%で4位です。楽天証券は0%で5位で、大和コネクト証券とPayPay証券は順位に入れていません。

※表は横にスクロールできます →

順位 証券会社 基本還元率(年率) 条件付き最大 100万円あたりの年間ポイント(単純換算) 備考
1位 SBI証券 0.05% 上乗せの記載なし 500pt 付与率一覧に個別に掲載
1位 松井証券 0.05% 上乗せの記載なし 500pt 対象銘柄の還元ポイントページに掲載
3位 マネックス証券 0.03% 上乗せの記載なし 300pt 当社指定銘柄(年0.03%)
4位 三菱UFJ eスマート証券 0.005% 上乗せの記載なし 50pt 当社指定銘柄(一律年0.005%)
5位 楽天証券 0% - 0pt 年率の保有ポイントは楽天・プラスの6ファンドのみ
- 大和コネクト証券 - - - 保有ポイントを確認できず(順位対象外)
- PayPay証券 - - - 保有ポイントを確認できず(順位対象外)

出典:各社の公式ページ(末尾の出典一覧)。2026年9月21日時点。100万円あたりの年間ポイントは、年率をかけた目安です。

保有額別の年間ポイントの目安

各ファンドで最も高い基本還元率を使い、保有額ごとに年間ポイントを計算しました。基準価額の増減は考えず、1年間同じ残高を持ち続けた場合の目安です。

※表は横にスクロールできます →

ファンド 最も高い率(会社) 100万円 500万円 1,000万円 3,000万円
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.0175%(SBI証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券、松井証券) 175pt 875pt 1,750pt 5,250pt
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.028%(SBI証券、三菱UFJ eスマート証券、松井証券) 280pt 1,400pt 2,800pt 8,400pt
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(愛称:世界のベスト) 0.8%(松井証券) 8,000pt 40,000pt 80,000pt 240,000pt
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 0.022%(SBI証券、松井証券) 220pt 1,100pt 2,200pt 6,600pt
楽天・全米株式インデックス・ファンド 0.05%(SBI証券、松井証券) 500pt 2,500pt 5,000pt 15,000pt

信託報酬との比較

ポイントが信託報酬のどれくらいにあたるかを、保有額1,000万円の場合で比べます。信託報酬とポイントを年率だけで単純換算した場合、この比は保有額によって変わりません。

eMAXIS Slimの2本は「以内」と表示された上限率、SBI・V・S&P500と楽天・全米は「実質…程度」の率で、単純に換算した目安です。実際の信託報酬率や負担額とは異なる場合があります。オルカンは品貸料に応じた額を含めておらず、0.05775%の上限率だけとの比較です。

※表は横にスクロールできます →

ファンド 信託報酬(税込) 1,000万円あたりの信託報酬(年・単純換算) 1,000万円あたりの年間ポイント ポイントは信託報酬の何%か(単純換算)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 年0.05775%以内
+品貸料の49.5%以内の額
約5,775円以内
+品貸料に応じた額
1,750pt 約30%
(品貸料の額を除く上限率との比較)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 年0.0814%以内 約8,140円以内 2,800pt 約34%
(上限率との比較)
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(愛称:世界のベスト) 年1.903% 約190,300円 80,000pt 約42%
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 実質年0.0938%程度 約9,380円 2,200pt 約23%
楽天・全米株式インデックス・ファンド 実質年0.162%程度 約16,200円 5,000pt 約31%

信託報酬が低いインデックスファンドでは、単純換算でポイントは信託報酬の2〜3割程度です。世界のベストは、松井証券のポイントが信託報酬の約42%にあたりますが、信託報酬そのものが年1.903%と高い水準です。

ポイントの率が高いことは、ファンドの費用が安いことや、ファンドの成績がよいことを意味しません。ファンドの内容は、目論見書などで別に確認する必要があります。

少額の場合の端数

三菱UFJ eスマート証券は、月の加算ポイントが1ポイント未満だと加算されません。松井証券は銘柄ごとに小数点以下を切り捨てます。マネックス証券の公式の計算例は小数点以下を切り上げています。率が低いほど、少額では端数の影響が大きくなります。

松井証券や三菱UFJ eスマート証券のように年率÷12で月次計算する場合、年0.0175%で月に1ポイントになる平均保有額は約6.9万円です。SBI証券は年率÷365×その月の実日数で計算するため、境目は月の日数で少し変わります。

三菱UFJ eスマート証券の当社指定銘柄は、月間平均保有額24万円以上が加算の対象です。年0.005%だと、24万円で月に1ポイントになります。

各社の付与タイミングと計算のしかた

率が付く会社でも、ポイントの種類、入る時期、計算の細部は会社ごとに違います。

※表は横にスクロールできます →

証券会社 ポイントの種類 基本の付与条件 付与のタイミング 計算のしかた 端数・最低額 対象外・注意点
SBI証券 Vポイント、Pontaポイント、dポイント、PayPayポイント、JALマイルから選ぶ(JALマイルは0.5倍) ポイントサービスの利用開始とメインポイントの設定 翌月中旬(毎月10日0:00までの設定が、翌月中旬の付与に反映) 月間平均保有金額×付与率÷365日×その月の実日数を、ファンドごとに合計。1,000万円以上かどうかは、投信マイレージ対象投資信託の月間平均保有金額の合計で判定 端数は切り捨て。ファンドごとに算出して合算。最低保有額の記載は確認できなかった インターネットコース(コールセンターコースを含む)が対象。2008年10月1日以降に買付・移管入庫された投資信託が対象。ダイレクト・対面・IFAコースは対象外。金融商品仲介口座は一部を除き対象外。NISA預かりも対象。ETF・REITなどは対象外
マネックス証券 マネックスポイントまたはdポイント 特別な手続きなし(dポイントはdアカウント連携が必要) 月末最終営業日の翌日 月中の平均保有残高(評価額)×年率。公式の計算例は「残高×年率÷12」(実際の付与とは異なる場合あり) 公式の計算例は小数点以下を切り上げ。最低保有額の記載は確認できなかった 一部の銘柄、投資一任口座・iDeCoで保有する投資信託、公社債投資信託(MRFを含む)などは対象外。ポイント取得日に証券総合取引口座を解約している場合も対象外。信託報酬が下がった場合、付与率も下がる場合がある
三菱UFJ eスマート証券 Pontaポイント au IDの登録(auの契約は不要) 毎月月末頃(加算判定は毎月20日10:00。祝祭日の場合は翌営業日) 月間平均保有額×年率÷12(小数点以下切り捨て)。同一区分の銘柄は月間平均保有残高を合算して判定・算出(1,000万円以上かどうかもこの合算額) 月の加算ポイントが1ポイント未満だと加算なし。当社指定銘柄以外は月間平均保有額12,000円以上、当社指定銘柄は240,000円以上が対象 加算判定日時点でau IDが無効だと対象外。加算日時点で変更・解除・失効等により無効だと、その月の分は失効し、翌月に繰り越されない。判定日当日のau ID登録は、タイミング次第で対象外になる場合がある。ジュニアNISAは集計の対象外
松井証券 松井証券ポイント(1ポイント=1円でdポイントなどと交換可) 毎月末までに、投信残高ポイントサービスへエントリー(エントリーしない月は対象外) 翌月15日頃 月間平均保有金額×各投資信託のポイント還元率×1/12。対象月の月末時点の還元率一覧を使用 銘柄ごとに1円単位で計算し、小数点以下は切り捨て ETF・REIT・米ドルMMFで保有するものは対象外。解約や他社への振替をした場合、それ以降は残高0円として計算。ポイントは一時所得または雑所得として課税対象になる場合があると案内

三菱UFJ eスマート証券の区分と、5ファンドの分類

三菱UFJ eスマート証券は、ファンドを4つの区分に分けて年率を決めています。2026年9月1日時点の銘柄一覧では、5ファンドは次のとおり分類されています。

複数の銘柄を保有している場合、同じ区分の銘柄は月間平均保有残高を合算して判定・算出されます。1,000万円未満か以上かも、世界のベストの残高だけでなく、この合算額で決まります。

区分 年率 5ファンドのうち該当するもの
プレミアム銘柄A 月間平均保有額1,000万円未満は0.20%、1,000万円以上は0.40% 世界のベスト
プレミアム銘柄B ファンドごとに当社が指定した付与率 オルカン(0.0175%)、eMAXIS Slim S&P500(0.028%)
通常銘柄 1,000万円未満は0.10%、1,000万円以上は0.24% 該当なし
当社指定銘柄 一律0.005% SBI・V・S&P500、楽天・全米

0%または順位対象外になる理由

楽天証券:年率のポイントは楽天・プラスの6ファンドだけ

楽天証券の「投信残高ポイントプログラム」は、対象が楽天・プラスの6ファンド(オールカントリー、S&P500、先進国株式(除く日本)、日経225、NASDAQ-100、SOX)に限られています。5ファンドはどれも含まれないため、年率のポイントは0%です。

楽天・全米は楽天投信投資顧問のファンドですが、楽天・プラスの6ファンドには入っていません。楽天・プラス・オールカントリーの年率は0.017%ですが、運用会社もファンドも別の商品なので、この記事の比較には入れていません。

大和コネクト証券:保有ポイントを確認できず、順位に入れていません

大和コネクト証券のポイント投資には、まいにち投信の買付約定金額に応じてポイントが付く仕組みがありますが、保有残高に応じたポイントではありません。

保有残高に応じた年率のポイントは、確認した公式情報に記載がありませんでした。「ない」と明記されているわけではないため、0%とはせず、順位に入れていません。

PayPay証券:保有ポイントを確認できず、順位に入れていません

PayPay証券の投資信託のページには、PayPayポイントで投資できるという案内はありますが、保有残高に応じたポイント付与の記載は確認できませんでした。

「ない」と明記されているわけではないため、0%とはせず、順位に入れていません。

マネックス証券:SBI・V・S&P500は付与対象外

マネックス証券の投信保有ポイントは、ファンドごとに付与率が決まっています。ファンド検索で付与率0%(付与対象外)を指定すると、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドが表示されます(2026年9月21日時点で53件)。このため、マネックス証券では0%にしています。

楽天証券の残高到達ボーナス(参考)

楽天証券には、年率のポイントとは別に「資産形成ポイント(ハッピープログラム)」があります。投資信託の月末残高がはじめて基準に届いたときだけ、次のポイントが付きます。毎年もらえるものではないため、ランキングには入れていません。

月末の投資信託残高がはじめて到達したとき 進呈ポイント
10万円 10pt
30万円 30pt
50万円 50pt
100万円、200万円、300万円、400万円、500万円(各到達時) 各100pt
1,000万円、1,500万円、2,000万円(各到達時) 各500pt

すべて到達した場合の合計は2,090ポイントです。判定は月末の残高で、進呈は判定月の翌々月です。

判定の対象は2022年4月末以降の残高で、楽天銀行のハッピープログラムの対象なら楽天ポイント、対象外なら証券ポイントで進呈されます。判定は投資信託の残高の合計で行われ、除外ファンドは含まれません。対象は、ネットで取引する個人のお客様で、IFA・法人口座は対象外です。

楽天証券の除外ファンド一覧(2026年3月10日時点)に、この記事の5ファンドは載っていません。

SBI証券の仲介口座はランキングに入れていません

SBI証券の付与率一覧には「一部仲介口座の方は付与率が異なる場合があります」という注記があります。投信マイレージのサービス概要でも、金融商品仲介業者経由で開設した口座は一部を除き対象外とされています。

仲介元ごとに、確認できた範囲では、この記事の5ファンドの個別の付与率を特定できませんでした。そのため1社ずつ下表にまとめ、ランキングには入れていません。

※表は横にスクロールできます →

仲介元(仲介口座) 確認した内容 ランキングでの扱い
三井住友カード・三井住友銀行・Oliveコンサルティング SBI証券のVポイントサービスのページに、投信マイレージは対象投資信託の月間平均保有額に応じた年率と案内がある。ファンド別の付与率の記載は確認できなかった 順位対象外
高島屋ファイナンシャル・パートナーズ 専用のポイントサービスのページに投信マイレージの案内がある。ファンド別の付与率の記載は確認できなかった 順位対象外
東急カード 専用のポイントサービスのページに、通常銘柄は年0.1%または0.2%(一部の投資信託は0.1%未満)との案内がある。ファンド別の付与率の記載は確認できなかった 順位対象外
UCS 専用のポイントサービスのページに、通常銘柄は年0.1%または0.2%(一部の投資信託は0.1%未満)との案内がある。ファンド別の付与率の記載は確認できなかった 順位対象外
JALペイメント・ポート JALマイルの積算率1.5倍の対象銘柄一覧(2026年9月3日時点)に、オルカンは載っていない。この口座での付与率は確認できなかった。ほかの4ファンドは一覧で確認していない 順位対象外
SBI新生銀行 よくあるご質問で、SBI証券のポイントサービスの詳細はSBI証券のホームページかカスタマーサービスセンターへと案内している。ファンド別の付与率の記載は確認できなかった 順位対象外
ドコモSMTBネット銀行 SBI証券(金融商品仲介)の投資信託のページに「投資信託を持つだけで換金できるポイントがたまる(投信マイレージ)」との案内があるが、ファンド別の付与率の記載は確認できなかった 順位対象外

ポイントが付く4社の違い

5ファンドのうち、ほぼどのファンドでも付く4社(SBI証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券、松井証券)は、率のほかに「何のポイントか」「いつ入るか」「何をすれば付くか」が違います。

ポイントの種類

SBI証券はVポイント、Pontaポイント、dポイント、PayPayポイント、JALマイルから選べます。

マネックス証券はマネックスポイントかdポイントで、マネックスポイントは1ポイントをdポイントやPontaポイントの1ポイントと交換できます。三菱UFJ eスマート証券はPontaポイント、松井証券は松井証券ポイントで、1ポイント=1円でdポイントなどと交換できます。

受け取りまでの手続き

マネックス証券は特別な手続きがなく、保有していれば付きます(dポイントで受け取る場合はdアカウント連携が必要)。SBI証券はポイントサービスの利用開始とメインポイントの設定、三菱UFJ eスマート証券はau IDの登録、松井証券は毎月末までのエントリーが必要です。

付与の時期

SBI証券は翌月中旬、松井証券は翌月15日頃、マネックス証券は月末最終営業日の翌日、三菱UFJ eスマート証券は毎月月末頃です。

よくある質問

Q. 投信保有ポイントとは何ですか?

A. 投資信託の保有残高に応じて、毎月ポイントが付く仕組みです。買付や積立をしたときに付くポイントとは別のものです。この記事では、5ファンドの保有残高に対する年率で比べています。

Q. 5ファンドで、一番還元率が高い証券会社はどこですか?

A. オルカンはSBI証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券、松井証券の4社が年0.0175%で同率1位です。

eMAXIS Slim S&P500はSBI証券、三菱UFJ eスマート証券、松井証券の3社が年0.028%、世界のベストは松井証券が年0.8%、SBI・V・S&P500はSBI証券と松井証券が年0.022%、楽天・全米はSBI証券と松井証券が年0.05%で1位です。

2026年9月21日時点の内容です。

Q. 世界のベストは、なぜ他のファンドより還元率が高いのですか?

A. 確認した公式情報に、理由の記載はありません。ポイントの率は各社がファンドごとに決めています。世界のベストの信託報酬は年1.903%で、他の4ファンド(年0.05775%以内〜実質0.162%程度)より高い水準です。

ポイントの率が高いことは、ファンドの費用が安いことを意味しません。

Q. 楽天証券で、5ファンドの保有ポイントは付きませんか?

A. 年率の保有ポイントは付きません。楽天証券の投信残高ポイントプログラムの対象は楽天・プラスの6ファンドで、5ファンドは含まれていません。

残高がはじめて基準に届いたときの1回限りのポイントは、ネットで取引する個人のお客様であれば、除外ファンドの一覧に5ファンドが載っていないため対象になります。IFA・法人口座は対象外です。

Q. SBI・V・S&P500に、マネックス証券で保有ポイントは付きますか?

A. 付きません。マネックス証券のファンド検索で、付与率0%(付与対象外)のファンドとして表示されます。同じファンドでも、SBI証券と松井証券では年0.022%、三菱UFJ eスマート証券では年0.005%です。

Q. ポイントを受け取るために必要な手続きはありますか?

A. マネックス証券は特別な手続きがありません(dポイントはdアカウント連携が必要)。SBI証券はポイントサービスの利用開始とメインポイントの設定、三菱UFJ eスマート証券はau IDの登録、松井証券は毎月末までのエントリーが必要です。

SBI証券は毎月10日0:00までの設定が、翌月中旬の付与に反映されます。

Q. 他社で買ったファンドを移すと、保有ポイントの対象になりますか?

A. SBI証券と三菱UFJ eスマート証券は、他社からの移管入庫を対象取引としています。松井証券は、他社で買ったものも移し替えれば対象になると案内しています。マネックス証券は、確認した公式情報に移管についての記載がありませんでした。

Q. 付与率は今後変わりますか?

A. 各社とも、付与率や対象ファンドは変更する場合があるとしています。三菱UFJ eスマート証券は2026年7月1日に資産形成プログラムを改定し、オルカンが指定銘柄の年0.005%からプレミアム銘柄の年0.0175%になりました。

マネックス証券は、信託報酬が下がった場合に付与率も下がる場合があるとしています。

まとめ

5ファンドの保有ポイントは、ファンドによって1位の会社と率が変わります。松井証券は5ファンドすべてで1位(同率を含む)、SBI証券は世界のベストを除く4ファンドで1位(同率を含む)でした。

100万円あたりの年間ポイントを年率から単純換算すると、オルカンは175ポイント、eMAXIS Slim S&P500は280ポイント、世界のベストは8,000ポイント、SBI・V・S&P500は220ポイント、楽天・全米は500ポイントです。実際の付与額は、月次の計算や端数の処理で異なります。

この5ファンドでは楽天証券の年率ポイントは0%で、大和コネクト証券とPayPay証券は保有残高に応じたポイントを確認できませんでした。

付与率は各社の判断で変わることがあるため、この記事の数値は2026年9月21日時点のものです。

この記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の購入や売却をすすめるものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。

筆者は投資助言の資格を持っていません。付与率や条件は予告なく変更される場合があり、最終的な投資判断はご自身でお願いします。

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